【地域別比較】エコキュートの電気代は?上がった時の理由や節約事例

【地域別比較】エコキュートの電気代は?上がった時の理由や節約事例

投稿日 2022年4月13日 最終更新日 2024年12月23日

環境にも家計にも優しいことでエコキュートは人気が出ています。

そんなエコキュートですが、一体どのくらい電気代がかかるかご存じですか?

  • ・エコキュートの購入を検討しており、電気代が本当に安くなるのか知りたい。
  • ・電気代が逆に上がったなどネガティブな意見があれば事前に知っておきたい。
  • ・エコキュートで電気代の節約に成功した事例が知りたい。

今回はエコキュートの電気代が本当に安くなるのかどうかや電気代が上がる原因、節約方法、その他のメリット、成功事例を紹介します。

エコキュートの導入を検討している方や、すでにお使いの方も参考にしてみてください。

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エコキュートで電気代は安くなる?

エコキュートを導入することで月々の電気代を3分の1ほど安くすることができます。

エコキュートで給湯する場合の電気代の目安は、お住まいの地域や季節、ご利用のプランによって多少変動はあるものの1か月でおおよそ1,700〜4,800円です。

エコキュートを導入することによって、夜間の電気代が割安な料金プランを契約することができます。

電気代が安くなるエコキュートのそもそも仕組みを知りたい方は下記記事を参考にしてみてください。

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また、電気温水器との電気代の違いを知りたい方は下記記事もおすすめです。

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【地域別に比較】一カ月、一年のエコキュートの電気代

一般的に、水を温めるのによりエネルギーが必要な寒い地方の方が、電気代が高くなる傾向があります。

また同じ理由で、どの地域も外気温が低い冬場は電気の消費量が多くなるため、それに伴って電気代も高くなります。

また、電気代はそれぞれの電力会社によって変わるのでエコキュートによる電気代も各電力会社の料金プランによって決まります。

エコキュートは夜間電力を使用することが多いため、各電力会社の夜間料金プランで比較してみましょう。

1カ月の電気代の目安年間の電気代目安利用プラン
北海道電力約4,800円約57,600円エネとくスマートプラン
東北電力約4,000円約48,000円よりそう+スマートタイム
北陸電力約3,500円約42,000円くつろぎナイト12
東京電力約3,100円約37,200円スマートライフL
中部電力約2,100円約25,200円スマートライフプラン
関西電力約1,700円約20,400円はぴeタイムR
中国電力約3,600円約43,200円電化Styleコース
四国電力約3,700円約44,400円でんかeプラン
九州電力約1,700円約20,400円電化でナイト・セレクト
沖縄電力約2,300円約27,600円Eeホームホリデー

参考:パナソニック 低ランニングコスト

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シミュレーションの方法

エコキュートに切り替えるとどのくらい光熱費が安くなるのか知りたい方は多いのではないでしょうか。

そのような時、便利なのが各メーカーの光熱費シミュレーションサイトです。

 例えば、三菱電機では「給湯光熱費かんたんシミュレーション」というシミュレーションのサイトが用意されており、ランニングコストの目安が分かります。

給湯は家電の中でも光熱費が高くなりやすいので、一度試算してみることをおすすめします。

お住まいの地域の電力会社、家族の人数そして今使っている給湯器などを入力するとエコキュートに変えた場合、どのくらい電気代が安くなるかが分かります。

エコキュートの導入を考えるときは、この便利なシミュレーションを一度試してみてください。

なお、導入前にエコキュートのメリット、デメリットを比較したい方は下記記事を参考にしてみてください。

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エコキュートは電気代が上がった、やばいという声も。5つの原因を解説

「エコキュートに変えてから電気代が高くなってしまった」という話を耳にします。

これはエコキュートを上手に活用できていないことが原因と考えられます。

5つの原因について順に解説します。

エコキュートに変えてから電気代が上がった

節約機能を使っていないことが原因として考えられます。

エコキュートには、ピークカット機能や沸き上げ時間シフト機能などの節約機能が備わっています。

初期設定ではこういった機能がOFFになっていることが多いため、電気代が高いと感じたときには一度設定を確認してみましょう。

電気代が高い時間帯の日中に沸き増ししている

電気代が高い日中に沸き増ししていることが電気代の上がった要因として考えられます。

前述したとおり、エコキュートは夜間の電気代が安いブランを活用し電気代を節約することができます。

そういった電気料金プランは夜間の電気代が安い分、日中の電気代が割高になっています。

したがって日中にお湯を沸かすと電気代が高くなってしまいます。

タンクの容量が足りない

ご家庭でのお湯の使用量よりも小さい容量のエコキュートを導入してしまうと、上記のように日中に沸き増しが必要になるケースが発生しやすくなります。

導入時に、しっかりと将来を見据えたタンクサイズの選定が必要です。

料金プランとライフスタイルが合っていない

せっかく夜間の電気代が安い電気料金プランに加入していても、在宅の場合が多く日中にエコキュート以外での電気使用量が多い場合は必然的に電気代が高くなってしまいます。

そういった場合でも、太陽光発電システムや蓄電池を併設することでデメリットを解消することができます。

まだ導入されていない方は一度検討してみることをおすすめします。

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寒い時期になり、多くの電力が必要になった

前述の通り、エコキュートの場合、ヒートポンプを使ってお湯を沸かすため外気温が低いとその分消費する電力は多くなり、電気料金が高くなります。

また、寒い時期は暑い時期に比べて高めの温度のお湯を使用することが多くなりがちです。

そのため給湯時に多くの電力を必要とすることがあります。

寒い地域に最近引っ越しをした

寒い地域に引っ越しをすることで電気料金が高くなる場合があります。

電気料金というのは、電力会社により電気料金が違います。多くの場合、寒い地域は電気料金が高くなりやすいです。

また、新電力会社にもお得なプランがあるので、大手の電力会社とのメリット・デメリットをよく調べてお得な会社を選ぶと電気代の節約につながります。

なお寒冷地の場合、通常寒冷地仕様のエコキュートを使用します。寒冷地仕様のエコキュートについて知りたい方は下記記事をご覧ください。

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電気代だけでなく、水道代のランニングコストも気になる方は下記記事を参考にしてみてください。

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エコキュートの電気代を節約する5つの方法

ここまでは、エコキュートを導入して電気代が高くなってしまうケースを紹介しました。

ここからは、電気代を節約する方法を解説します。

電気代が安い電力会社を選ぶ

電気代が安い電力会社を選ぶことは、電気代を節約する上で重要です。

電力自由化によって選べる電力会社は増えたものの、エコキュート用の夜間が割安な料金プランを提供している電力会社はごくわずかなので、電力会社を選ぶ際はしっかりと確認しておきましょう。

高温足し湯機能を使う

高温足し機能を使うことで節電することができます。

高温足し湯機能とは、タンクの熱湯を浴槽に足す形で湯船の温度を温める機能です。

ご家族の人数が多い場合や入浴時間の間隔があいてしまい、お風呂の温度を上げたい時は、高温たし湯機能を使用しましょう。

お風呂の追い焚き機能を使用するよりも高温たし湯機能を使用する方が電気代を節約することができます。

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ピークカット設定、日中は沸き増し機能を停止する

節約するにはピークカット機能や沸き増し機能を停止することが重要です。

ただし、太陽光発電システムを導入している場合は、ピークカット機能をONにしておきましょう。

エコキュートは、メーカーにもよりますがタンクの湯量が減ると自動もしくは手動で沸き上げをすることができます。

ピークカット機能や沸き増し機能を停止することによって電気代の高い日中に沸き上げすることを防いでくれます。

タンク内の容量を1日で使い切ってしまうことがないようであれば、この機能を活用しましょう。

休止モードを使う

休止モードを活用するのも節電に有効な方法の一つです。

休止モードは自動沸き上げを止める機能です。

旅行などで長期間家を空ける場合は、休止モードを活用しましょう。

家にいないのに自動で沸き上げをしてしまうと電気代の無駄になってしまいます。

ライフスタイルに合わせた電気料金プランを選ぶ

ご家庭のライフスタイルに合わせて、最適な電気料金プランを選ぶことも大切です。

例として、東京電力のスマートライフプランSをみてみましょう。

基本料金 (10Aにつき)電力量料金 (1kWh)
311.75 円
(15Aの場合=467.63円)
午前6時〜翌午前1時午前1時〜午前6時
35.76円27.86円

参考:東京電力エナジーパートナー スマートライフ

深夜1時~朝6時の時間帯は電気料金が安く、朝6時~深夜1時の時間帯は電気料金が高いことが分かります。

つまり、日中に電気を使用する時間が長ければ長いほど割高の電気を買うことになってしまいます。

ご家庭のライフスタイルが電気料金プランに合っているのかどうかを見直すことも重要です。

設定温度を高くし過ぎない

エコキュートで電気代を節約するには、設定温度を高くし過ぎない点も重要です。

設定温度を1℃上げるだけでも電気代は高くなります。特に寒い時期はどうしても温度を上げたくなりますが、極力設定温度を高くし過ぎないようにしましょう。

また、洗い物をする時などぬる目の温度でも問題ない時には、給湯温度を下げるなどの工夫が必要です。

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エコキュートを活用し節約に成功した事例2選

エコキュートで月々4千円の節約に成功した事例

エコキュートで月々4千円の節約に成功した事例を紹介します。

こちらのご家庭は5人家族で、エコキュートの設置前はプロパンガスを利用していました。

プロパンガスの料金が年々上がっていくことに課題を感じていたところ、オール電化にすることに決断しました。

オール電化にするにあたりエコキュートを設置しましたが、月々4千円の節約に成功しました。

また、太陽光発電設備と蓄電池を導入したことも合わせると、月々1万円以上の節約に成功しています。

参考:お客様の声 年間で12万円以上の節約効果があり、大満足!

夜間のプランで電気代を節約した事例

夜間の電気代が安いプランを利用することで、エコキュートをお得に活用できた例です。

こちらのご家庭は4人家族で、当初はエコキュートのほかに蓄電池、IH、太陽光発電の設置を考えていたようです。

ただ、太陽光発電は自宅の屋根や発電環境を考えると設置が難しいという担当者の助言を受け、太陽光発電の設置は見送ることにしました。

その後エコキュート導入を機に料金プランを見直し、夜間にエコキュートを使うことで節約にすることに成功しました。

さらに、エコキュートは災害時にも生活用水の確保ができるため安心して水を使用できるようになったそうです。

エコキュートの稼働音や水圧に関しても特に気にならないとのことで、生活にも支障なく満足のいく導入ができた事例です。

参考:お客様の声 エコキュートにデメリットなし!実家にも勧めたい!

エコキュート補助金がもらえるチャンス

エコキュートを上手に使って電気代を節約しよう


今回はエコキュートの電気代やメリットについて解説しました。

サンフィールドでは、エコキュートを始め環境に優しい設備機器を数多く扱っています。

また、各メーカーの豊富な施工実績や導入後の充実したアフターサービスもあり、エコキュートを長く、安心してお使いいただける体制も整っております。

少しでもエコキュートの導入にご興味があるご家庭や、エコキュートの修理をどこに依頼すれば良いのか迷っているご家庭は、お気軽にサンフィールドまでお問合せ下さいませ。

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