サンフィールド 寒冷地仕様と通常のエコキュートの違いは? おすすめの5社を徹底比較

【寒冷地仕様と通常のエコキュートの違いは?】おすすめ5社を徹底比較!

投稿日 2023年12月21日 最終更新日 2024年9月20日

寒冷地での住宅では、エコキュートが注目を集めています。

エコキュートの中には寒冷地仕様が存在し、その仕様や性能にはメーカーや製品によって違いがあります。

実際に、寒冷地仕様のエコキュートは通常のエコキュートとどのように違うのでしょうか?

本記事では通常のエコキュートと寒冷地仕様のエコキュートだけではなく、おすすめメーカー、凍結対策、注意点など、寒冷地でエコキュートを導入する際に知っておくべき情報を紹介します。

これから寒冷地でエコキュートを導入しようと考えている方はぜひ本記事をご参考ください。

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寒冷地仕様のエコキュートは必要?通常のエコキュートとの違いやメリットを解説

寒冷地仕様のエコキュートと通常のエコキュートにはどのような違いがあるのでしょうか。

寒冷地仕様のエコキュートは特定の寒い地域に特化しているもので、通常のエコキュートとはさまざまな違いやメリットが存在しています。

その違いやメリットについて詳しく解説しますので、気になる方は参考にしてみてください。

凍結防止機能がある

寒冷地仕様のエコキュートには凍結防止運転機能が風呂配管とヒートユニットポンプ配管に搭載されています。凍結防止運転機能により、冬の気温が氷点下になっても安定して動作する工夫がされています。

凍結すると貯湯タンクとヒートポンプの間で行き来している水が凍結するため、正常にエコキュートが作動しなくなります。そのため、お湯が使えず風呂に入れないなど生活に大きな影響を与えるでしょう。

また、凍結によって各種パーツに負担がかかると故障の原因になり、修理や交換が必要になる頻度が高まります。

寒冷地仕様のエコキュートでは、上記のような問題を未然に防ぐことができます。

自動で霜取りできる機能がある

エコキュートには自動で霜取りができる機能が備わっています。

ヒートポンプがお湯を沸かす上で重要な役割を担っています。

その重要なヒートポンプの背面に霜が付着しますが、放置しておくとヒートポンプの故障や給湯効率が低下します。

寒冷地用のエコキュートでは自動で霜取りできる機能によって定期的に霜を綺麗にするため、霜が付着してヒートポンプに影響を与えるのを防げます。

-25℃まで対応できるケースが多い

寒冷地仕様のエコキュートでは-25°まで対応できるケースが多いです。

通常のエコキュートの場合対応できる気温は-10℃までと言われています。

そのため、寒冷地の中でもとりわけ寒い地域にも対応することができます。

どうしても一般的なエコキュートでは氷点下への対策が弱いため、少し値段が高くなっても寒冷地仕様のものを使用するのがおすすめです。

寒冷地でエコキュートにすると安くなる?電気代について解説

通常、寒冷地で電化製品を使用すると電気代が高くなるイメージを持っている方も多いかもしれません。

しかし、寒冷地でエコキュートを使用すると電気代を安くすることができます。実際にエコキュートの電気代は年間数万円程度抑えることが可能です。

ガス給湯器・電気温水器とかかる費用を比較するので、気になる方は参考にしてみてください。

ガス給湯器との比較

エコキュートとガス給水器を比較した場合、光熱費を約1/5まで削減できます。

月々の光熱費が抑えられて毎月の出費も少なくなるため、総合的に考えるとガス給湯器よりもエコキュートの方が最終的にはお得です。

カーボンニュートラルにも貢献できるなど、環境問題の解消にもつながるでしょう。

参考:サンフィールド 取扱製品

電気温水器との比較

北海道電力によるとエコキュートと電気温水器を比較した場合、年間で約14万2000円分の光熱費を削減できます。

電気温水器はヒーター機器に該当するので使用する電気量が多く、年間で約21万円もの電気代がかかります。

エコキュートでは年間約6万8000円でお湯が使用できるため、差額は約14万2000円です。

このように、電気温水器と比較するとエコキュートの方が大幅に電気代を安く抑えられます。

寒冷地仕様のエコキュートの注意点

寒冷地仕様のエコキュートの注意点がいくつか存在します。

そのため、実際に導入する前には注意点を把握しておきましょう。

具体的な注意点について4つ紹介するので、寒冷地仕様のエコキュートが気になる方は参考にしてみてください。

設置場所が限定される

設置場所が限定されることに留意しましょう。

寒冷地用のエコキュート本体は-25°までの外気温に対応できます。

しかし、貯湯ユニットは-20°を下回る場合には屋外に設置が難しいため、貯湯ユニットは屋内に設置する必要があります。

住んでいる地域が-20°を下回る地域の場合は設置場所についても考慮が必要のため、設置場所が限定されます。

あらかじめ屋内に設置場所を空けておく等準備しておくことが重要です。

給湯効率が下がる

外気温が低い地域ではエコキュートの給湯効率が下がるのは避けられません。

お湯を沸かす仕組みとして空気中の熱を集めるため、お湯を沸かすのに多くのエネルギーを必要とするためです。

寒冷地で同じ量のお湯を沸かそうとしても給湯効率が下がっているため、一般地域よりも電気消費量が多くなる傾向にあります。

しかし、寒冷地で他の方法を用いてお湯を沸かす場合と比較するとランニングコストを抑えられます。

このような点から寒冷地仕様のエコキュートを導入するメリットは大きいでしょう。

霜取りや防雪を忘れないようにする

エコキュートの霜取りや除雪を忘れないように、ケアすることが必要です。

前述の通り、エコキュートではヒートポンプがお湯を沸かす際に大きな役割を担っていますが、温度差でヒートポンプ背面に霜が付着すると給湯効率低下につながります。

常に安定した給湯量を確保するためにも霜取りと防雪は重要であり、故障の原因にもなるので忘れないようにしましょう。

寒冷地仕様のエコキュートによっては霜取りや防雪を自動でしてくれる機能があるため、自分で行う手間を省きたい場合は事前に各メーカー製品の機能を調べておきましょう。

通常のエコキュートより価格が高いことが多い

一般的なエコキュートよりも寒冷地仕様のエコキュートは価格が高いことが多いです。

そのため、導入時には各販売店や施工会社などと十分な打ち合わせが大切です。

価格が高いといっても前述した霜取りや防雪を自動でしてくれるなど、価格が高い分のメリットはあります。

寒冷地仕様のエコキュートの方が地域によっては安定して運用できるため、寒い時期の気温などに考慮しながら選びましょう。

寒冷地仕様のエコキュートの注意点

寒冷地仕様のエコキュートの選び方について困ってしまうケースは多いですが、基本的な選び方としては給湯量で選ぶ・メーカーで選ぶといった2つが挙げられます。

それぞれのメーカーで取り扱っているエコキュートには特徴があるため、家族構成やライフスタイルに合わせながら選ぶのが一般的です。

それぞれの内容について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

給湯量で選ぶ

家族構成によって必要になるエコキュートのタンク容量は異なるため、ライフスタイルなども考慮しながら選ぶのが大切です。

また、基本的にはタンク容量が大きくなるとタンク規模も大きくなるので、室内に設置する際には高さなども考えなければいけません。

給湯量が十分な量確保できていないとお湯を使うタイミングでなくなっている可能性も考えられるため、少し余裕を持って選ぶと安定してお湯を使えるでしょう。

メーカーで選ぶ

それぞれのメーカー製品には独自の機能が備わっているなど特徴があります。

それぞれの内容について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

パナソニック

パナソニックの寒冷地用エコキュートでは、タンク容量が370リットルと460リットルから選択できるのに加えて、ヒートポンプは-25°までの外気温に対応可能です。

また、太陽光発電と連動させると余剰電力を有効活用できるため、毎月の光熱費をさらに抑えられます。

参考:パナソニック Fシリーズ 寒冷地向け 給湯専用

コロナ

コロナの寒冷地用エコキュートでは、設置場所が大きく確保できない家庭向けに省スペース向けのスリムタイプも展開されています。また、柔軟に設置場所を選択できるのが大きなメリットです。

コロナ快適ホームアプリで外出先からでもお湯張りの予約ができたり、入浴状況の確認ができたりと独自のサポートも充実しています。

お風呂の困りごとを総合的に対応できる工夫がされているため、自宅や離れて暮らす家族の安全も守れるのが魅力でしょう。

参考:コロナ エコキュート

日立

日立の寒冷地用エコキュートでは、タンク容量を370リットル・460リットルから選択できるだけでなく、フルオート・給湯専用から選択可能です。

家族構成やライフスタイルに合わせて柔軟に対応可能なので、販売店や施工会社と相談しながら決定するようにしましょう。

また、家庭用ヒートポンプ給湯器は省エネ法トップランナー基準の対象製品であり、エネルギー消費効率に優れています。

参考:日立 フルオート 標準タンク

ダイキン

ダイキンの寒冷地用エコキュートでは、自動で除雪ができるドレンパンヒーターが標準装備されています。

その他にも、着雪防止ファン制御・あらかじめ霜取り・貯湯ユニットにも凍結防止ヒーターなど寒冷地に最適な機能が多数備わっています。

寒冷地仕様のエコキュートは貯湯ユニットにも凍結防止ヒーターを内蔵しているため、凍結対策が十分にされていて安心して使用できます。

参考:ダイキン 寒冷地仕様

長府製作所

長府製作所の寒冷地用エコキュートには、eco得フルオートタイプがあります。eco得フルオートタイプではお湯張りを自動でする以外に、残り湯の熱を有効活用して自動でたし湯を行うことが可能です。

ライフスタイルに合わせながらお湯張り方法を選択できて、家族構成や使用湯量に合わせられる多種多様なラインナップが揃っています。

参考:長府製作所 エコキュート 寒冷地仕様

まとめ

今回の記事では、寒冷地仕様のエコキュートについて、通常のエコキュートとの違いやメリット、導入の際の注意点、選び方などについて解説しました。
エコキュートでは寒冷地仕様を選ぶと-25°まで対応できる機器があったり、電気代の節約につながったりと他の給湯器と比べてメリットが多くありますが、事前に注意点すべきことを知っておくと、いざという時も安心です。
少しでもエコキュートにご興味をお持ちの方は、お気軽にサンフィールドまでお問い合わせください。
 

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