床暖房の電気代はエコキュートで安くなる?節約する5つの方法も解説!
投稿日 2024年3月13日 最終更新日 2024年9月25日
最近では電気代も高騰しているので、床暖房の電気代が気になるという方は多いのではないでしょうか。
実はエコキュートを活用することで、床暖房の電気代を節約することができます。
本記事では、床暖房の電気代はどのくらいかかるのか、エコキュートを活用する方法も含めて、床暖房の電気代を節約する5つの方法について解説します。
合わせて、エコキュートを導入し床暖房の電気代を節約した事例も紹介するので、ぜひ本記事を参考に節約するためのヒントを見つけてみてください。
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目次
床暖房の電気代はどのくらいかかる?
床暖房の電気代はどのくらいかかるかに関しては床暖房の種類によってそれぞれで異なるため、総合的に判断する必要があります。
例えば、電熱線式の床暖房では1日8時間使用した際には約166.4円で、これを1年間使用したとすると約59,904円です。
床暖房の種類によって温めるまでの効率などに違いがあるため、自分のライフスタイルに合った床暖房を検討するといいでしょう。
項目 | 目安となる電気代(37℃) |
1時間 | 約20.8円 |
1日 ※8時間使用した場合 | 約166.4円 |
1カ月 ※30日使用した場合 | 約4,992円 |
1年 | 約59,904円 |
エアコンと床暖房の電気代を比較したい方は、下記記事も合わせて見ていただくと良いでしょう。
ガスの方が電気より光熱費が高い?
前述した床暖房とガスの光熱費を比較すると、ガス代が光熱費より高い傾向にあります。
しかし、ガスの床暖房を利用する際にコストを抑える方法もあります。
床暖房には運転開始時間と運転停止時間を指定できる機能が搭載されています。
この機能を活用した例を1つ紹介します。
例えば、帰宅する少し前に床暖房が動き出すように設定しておき、就寝時間には停止するようにしておくと効率的に部屋を温めることができ、節約につながります。
電気代よりも必要になるランニングコストが高いため、少しでも光熱費を抑えるためには工夫が必要です。
項目 | 目安となるガス代 |
1時間 | 約23円 |
1日 ※8時間使用した場合 | 約184円 |
1カ月 ※30日使用した場合 | 約5,520円 |
1年 | 約66,240円 |
エコキュートを活用した温水式床暖房の電気代は安い?
同じように電気を活用する床暖房でもエコキュートを活用すれば電気代が安くなります。毎日のランニングコストを抑えたいと考えている方にはおすすめです。
温水式床暖房は広い範囲や長時間使用する場所には合っているので、家族が時間を過ごすリビングや複数の部屋を温める際にも効果的といえます。
エコキュートを併用すると割安な夜間電力を使用して電気代が抑えられるため、電気代をあまり気にせずに床暖房を使うことができるかもしれません。
項目 | 目安となる電気代(30℃) |
1時間 | 約18.75円 |
1日 ※8時間使用した場合 | 約150円 |
1カ月 ※30日使用した場合 | 約4,500円 |
1年 | 約54,000円 |
そもそも床暖房の種類は?
一口に床暖房といってもさまざまな種類が存在しているため、導入する前にはそれぞれの特徴について把握しておくことが大切です。
それぞれの床暖房が持っている特徴について紹介するので、気になる方は参考にしてみてください。
形式 | 特徴 | |
電気式床暖房 | 電熱線式 | 発熱体の電熱線を床下に通して、電熱線に電気を通すことで温めている |
蓄熱式 | 電気代が安くなる夜間に蓄熱帯を加熱して、貯まった熱を昼間に自然放熱させて温める | |
PTCヒーター式 | シート状の薄いヒーターを床下に設置するため、平面や曲面などに対応してムラなく温められる | |
温水式床暖房 | ヒートポンプ式 | 大気の熱をそのまま熱エネルギーに変換するので、二酸化炭素が発生せず省エネ性が高い。 |
ガス温水式 | 給湯器で温めたお湯を利用する方法でランニングコストが高いが、初期費用が安い。 | |
灯油式 | 床暖房専用の灯油ボイラーを活用して床を温める。広範囲を温められる一方で定期的な給油が必要になる。 |
床暖房の電気代はやばい?実際の体験談を紹介
「床暖房の電気代が高い」との噂もありますが、実際にはどのような評価がされているのでしょうか。
実際の体験談について紹介するので、どのような評価を床暖房が受けているか気になる方はぜひ参考にしてみてください。
1日中床暖房つけっぱなしでも3,000円以下で済んだ
【口コミ例】「12月の電気代が確定しました〜 1日中床暖房つけっぱなし、リビングだけでなく、寝室、トイレ、玄関、お風呂も快適。ヒートショック予防にも! これで3,000円以下。そして太陽光発電もあるので、実質プラスです」
床暖房を1日中つけっぱなしにしていても電気代は3,000円以下で済んだという口コミを紹介します。
太陽光発電も同時利用しているので実質はプラスになっているようです。
また、家の中のさまざまな場所で床暖房を使えるので、冬でも一日を通して快適に過ごせるでしょう。
床暖房を毎日使用しており、ガス代が順調に減っている
【口コミ例】「今月の光熱費を報告するよ! 床暖房とか使い始めたけど、ガスも使用量減ってた 電気代はこの辺が底かなぁ、、、」
床暖房を使っていても、ガス代は増えていないという口コミがあります。
利用方法によっては光熱費を増やさずに床暖房を使うことができるようです。
効率が悪い床暖房でも電気代が安い
【口コミ例】「効率の悪い床暖房を使っていても、1年間の冷暖房除湿の消費電力量は1456kWh(月平均4300円)で、同じような大きさ・人数の家と比べても、毎月の電気代は2/3程度と安いです。エコで快適は前提で、さらに快適寄りにするか、エコ寄りにするか、住む人が好きなように選べます」
効率が悪い床暖房を使っていても毎月の電気代を抑えられるようです。
同じような大きさ・人数の家と比較してもかなりお得であることがわかり、床暖房を導入するとさまざまな場面で活躍してくれます。
床暖房の電気代を節約する5つの方法
床暖房の電気代を節約するために、少し意識するだけで取り組める方法もあります。
ここでは以下の5つの方法を紹介します。
1.エコキュートを導入する
2.できるだけ電源をつけたり、消したりしないようにする
3.床暖房上に置くものを減らす
4.室内の断熱性を高める
5.温度をいつもより低めに設定する
気になる方は参考にしてみてください。
エコキュートを導入する
前述の通り、エコキュートを導入すると電気代を安く抑えられます。
エコキュートはお湯を床下のパイプに通すことで、床下を温めることができます。
他にも二酸化炭素を排出しないので環境に優しい点もメリットと挙げられます。
このようにエコキュートは、ガスや灯油を使用する床暖房と比較すると効率的な省エネにつながります。
ただし、注意しておかなければならない点もあります。
1台のエコキュートを床暖房とお風呂で併用すると、想像以上にお湯を消費してしまい、エコキュートが湯切れを起こす可能性があります。
・給湯と床暖房で使用するお湯の量を想定して余裕を持ったタンク容量を選定すること
・お湯切れの心配がある場合は、床暖房機能付きのエコキュートではなく、エコキュートと床暖房で使用するお湯を作ることに特化したヒートポンプ式床暖房機器を併設して使用すること
エコキュートを床暖房に使用する場合は、以上の点を注意しておきましょう。
できるだけ電源をつけたり、消したりしないようにする
できるだけ電源をつけたり、消したりしないようにしましょう。
床暖房で最もエネルギーが必要になるタイミングが電源をつける時だからです。
手洗いに行く時など少し部屋を開ける場合は電源を消さずにそのまま放置するほうが効率的です。
このように状況によってはつけっぱなしにしておいた方が電気代の節約につながります。
床暖房の上に置くものを減らす
できるだけ床暖房の上に置くものを減らすようにしましょう。
床暖房は床からの熱で部屋全体を温めているので、床暖房上に置くものが多いほど室内に置いていると熱効率が悪くなります。
また、カーペットを敷いている場合も温かくなりにくいので、発電効率が落ちて電気代が高くなる原因になります。
室内の断熱性を高める
室内の断熱性が低いと窓などから温かい空気が流れて行くのに加えて、屋外の冷気が室内に流れ込むのでなかなか部屋が温まりません。
特に思っているよりも屋外の冷気は流れ込みやすいので、冷気が部屋に入らないように断熱シートや厚手のカーテンを利用するのが有効です。
このような工夫をすると床暖房が発した熱が室内に留まるため、効率的に部屋が温まるので電気代を抑えることにつながるでしょう。
近年では効果的に外気を遮断して室内の温度を逃がさないアイテムも多くあるので、場合によっては複数を組み合わせるのもおすすめです。
温度をいつもより低めに設定する
状況などに合わせながら温度をいつもより低めに設定するのも電気代を抑える方法として挙げられます。
どうしても温度を高く設定するとそれだけでも電力消費が大きくなります。
気候によっては温度を低く設定しても十分に部屋全体が温まるので、状況に合わせながら調整をしましょう。
床暖房によっては省エネモードが搭載されており、温度センサーが感知して温度を自動で調整してくれます。
エコキュートを購入して電気代を節約した事例
エコキュートを購入して電気代の節約に成功した事例を紹介します。
こちらのご家庭では、エコキュートを導入することでお得な電気料金プランに変更することができました。
電気代が安い夜間にお湯を沸かすことで、電気代が安くなったといいます。
また電気代の節約だけでなく、災害時の生活用水の確保が行える点にも大きなメリットを感じています。
「ライフラインをすべて電気にまとめる事で統一感があり、またエコキュートを導入することで災害時の生活用水の確保が行える点が安心出来るポイントですね。」
このようにエコキュートを導入することで電気代の節約や災害時に向けた対策をすることができます。
内部リンク:エコキュートにデメリットなし!実家にも勧めたい!
まとめ
今回は、エコキュートの利用を含めた床暖房の電気代を節約する方法について紹介しました。
光熱費の節約への関心が高まる今、エコキュートの活用には大きなメリットがあります。
エコキュートを上手く活用し、寒い冬も床暖房で快適に過ごしたいものですね。
株式会社サンフィールドでは、各ご家庭の生活スタイル、ご利用状況に合わせたエコキュートの提案をしています。
エコキュートにご興味のある方や、床暖房への活用を検討されている方は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。
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また、どのメーカーの製品のお見積りにも対応できるので、各メーカーの価格比較も簡単に行うことができます。
現在、まだご検討中の場合も、なるべく安く導入したいと
お考えの方は、ぜひ一度下記よりご相談ください。
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