神奈川県の平均的な電気代は?電気代を抑えるお得なプランや方法も紹介
投稿日 2024年12月9日 最終更新日 2024年12月9日
神奈川県にお住まいの方で、最近の電気代の高騰により悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
物価高の影響で、電気代も上昇傾向にあり、多くの家庭で家計の大きな負担となっています。
特に、電気をたくさん使う家の方や一人暮らしの方は、毎月の請求書を見るのが怖くなってしまうかもしれません。
今回は、神奈川県の平均的な電気代から電気代値上げの理由のほか、電気料金のプランの見直し、賢く電気代を抑える方法をご紹介します。
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目次
神奈川県の世帯あたりの平均的な一カ月の電気代は?
神奈川県の世帯当たりの平均的な一カ月の電気代は、以下を参考にしてみてください。
令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | |
勤労者世帯 | 10,055円 | 8,719円 | 10,238円 |
二人以上の世帯 | 10,016円 | 8,777円 | 10,417円 |
引用:神奈川県 家計・物価
基本的には一カ月当たりの電気代は約1万円程度になるため、年間で考えると約12万円以上の支出となります。
近年では電気代高騰がニュースや番組でも取り上げられる機会が増えており、令和2年と令和4年を比較すると電気代負担が増えていることがわかります。
また、家庭によっては電気代以外にもガス代や他の光熱費もかかるため、総合的に見ると結構な金額を光熱費として支払っているケースも少なくありません。
1kwhあたりにかかる電気代は?
1kwhあたりにかかる電気代は東京電力の電力プランで異なるため、自分が利用しているプランを調べて把握しておきましょう。
例えば、東京電力のスタンダードSプランを利用している場合、下記のような利用イメージとなります。
<基本料金>
契約アンペア | 料金 (円) |
10A | 311.75 |
15A | 467.63 |
<電力量料金>
消費電力量 | 料金 (円/kWh) |
0-120kWh | 29.80 |
121-300kWh | 36.40 |
301kWh以上 | 40.49 |
前提)基本料金10Aにつき約311円、120kwhまでは1kwhあたり約30円。 10Aで100kwh利用すると月の電気料金は約3311円です。(※約311円+100kwh×30円) |
神奈川県の電気料金が値上げした理由
神奈川県の電気料金が値上げした理由はいくつかありますが、さまざまな要因が影響しているのも原因です。
電気料金が値上げした理由については、以下が挙げられます。
- ・燃料調達コストが高騰している
- ・電気供給力が不足している
- ・政府の補助金が廃止された
- ・新電力会社を中心に電気料金プランの見直しがおこなわれた
それぞれの理由について詳しく解説します。
燃料調達コストが高騰している
火力発電をおこなうためには燃料が必要ですが、燃料調達コストは上がり続けています。
一定以上の火力発電は安定した電力供給を続けるためにも重要なので、ある程度は燃料調達コストが上がっても止められません。
これからも燃料調達コストは上がると予想されますが、火力発電を止めるのは電力供給においては死活問題です。
電気供給力が不足している
日本は日常生活でもビジネスシーンでも電気は必要不可欠といえ、毎日日本全国でかなりの電力が使われています。
しかし、2010年以降は日本の発電量は減少傾向にあるため、需要と供給のバランスを保つためにも電気料金の値上がりが続いてきました。
このように全体的な発電量が減少しているので、安定した電力供給をするためのランニングコストも増えています。
政府の補助金が廃止された
電気料金を抑制するための政府の補助金制度が2023年6月分から廃止されたため、神奈川県に限らず全国的に電気料金が上がっています。
これによって大手電力会社を始めとした電力会社は電気料金の値上げが避けられず、結果的に各家庭の負担も大きくなりました。
具体的な上がり幅についてはそれぞれの電力会社で違いますが、東京電力では前年同月と比べて約21%上昇しています。
参考:Yahooニュース 6月電気代、最大46.4%上昇 補助金終了、再エネ賦課金負担増
新電力会社を中心に電気料金プランの見直しが行われた
新電力会社を中心に電気料金プランの見直しが行われたことも電気代が上がっている要因の一つです。
燃料調達コストの高騰などの影響により、各新電力会社では値上げが行われています。
具体的な値上げ幅や電気料金プランの変更内容などについては、それぞれの新電力会社により異なります。
神奈川県で電気代を抑える方法
神奈川県で電気代を抑える方法はさまざまですが、自分のライフスタイルや考え方に合ったものを選ばなければなりません。
電気代を抑える主な方法としては、以下が挙げられます。
- ・太陽光発電やエコキュートを導入する
- ・他の電気料金プランと比較し電気料金のプランを見直す
- ・省エネの電化製品に買替える
- ・日頃から節電を心がける
それぞれの内容について解説するので、気になる方は参考にしてみてください。
太陽光発電やエコキュート、蓄電池を導入する
太陽光発電やエコキュートを導入するのは近年人気のある方法で、上手く運用すれば電気料金は大きく抑えられます。
具体的な設備の大きさについてはライフスタイルや家族構成・家の大きさなどで変わるため、専門業者に相談しながら決めるのがおすすめです。
また、発電量に対しての電気使用量が少なければ、売電もできるかもしれません。
導入するには大きな費用が必要になるので、全体的な収支バランスも視野に入れてください。
太陽光発電で電気代が安くなる理由
太陽光発電では、太陽光エネルギーを電気に変換することで発電した電気を自家消費できます。
そのため、電力会社から購入する電気の量が減り、電気代を大幅に抑えられます。
太陽光発電についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
蓄電池で電気代が安くなる理由
蓄電池を活用することで、太陽光発電で発電した使いきれない余剰電力を貯めておけます。
そのため、貯めておいた余剰電力を電気料金の高い昼間や夕方のピーク時に使用することで、電気代を抑えられます。
蓄電池単体として使用する場合も、電気料金が安い夜間で蓄電できるため電気代の削減につながります。
蓄電池についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
エコキュートで電気代が安くなる理由
大気中の熱を利用してお湯を沸かすエコキュートは、深夜の時間帯に電気を利用して給湯するため、電気代が安くなります。
電気代が安くなる理由として、後述しますが、各電力会社では利用者が減る深夜帯に電気代の安いプランが用意されているためです。
エコキュートについてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
他の電気料金プランと比較し電気料金のプランを見直す
他の電気料金プランと比較し電気料金のプランを見直すのは基本といえ、場合によっては大きな効果が期待できます。
しかし、電気料金プランによって利用条件が違うため、自分が該当しているかの確認が大切です。
東京電力の電気料金プランとして、以下を紹介します。
- ・エコキュートとの組み合わせ抜群/夜トクプラン
- ・オール電化のご家庭におすすめ/スマートライフプラン
- ・太陽光発電システムをご利用なら/くらし上手プラン
エコキュートとの組み合わせ抜群/夜トクプラン
引用:東京電力 夜トクプラン
夜トクプランは日中は不在がちだったり、電化製品を夜間に使用する機会が多かったりする方におすすめのプランです。
また、特におすすめなのがエコキュートとの組み合わせです。
エコキュートは、夜間にお湯を沸き上げ使用するため、夜間に電気料金を安く利用できる「夜トクプラン」と相性が良いです。
細かいプランについては夜トク8・夜トク12の2つが挙げられ、それぞれの利用時間帯で電力量料金が決められているのが特徴です。
オール電化のご家庭におすすめ/スマートライフプラン
引用:東京電力 スマートライフ
スマートライフプランはエコキュートなどの夜間蓄熱式機器を使用している方で、キッチンや空調などにも電気を使用している方におすすめです。
オール電化のご家庭で特にお得なプランといえますが、細かいプランについてはスマートライフS・スマートライフL・スマートライフプランに分かれているのも特徴です。
その中でもスマートライフプランはブレーカーの容量に関わらず、電気の使用実績に基づいて契約の大きさを毎月決定しています。
太陽光発電システムをご利用なら/くらし上手プラン
引用:東京電力 くらし上手
太陽光発電システムとおひさまエコキュートの両方を使っている場合、毎日の暮らしで使用する電力を太陽光発電でまかないながら足りないときも安心して電気を使えるプランです。
くらし上手S・くらし上手L・くらし上手Xが用意されており、ブレーカーの容量やアンペアブレーカーなどの容量に合わせて選択できます。
それぞれのライフスタイルや使用電力などで必要なプランが変わるため、全体的な発電量なども含めて判断しましょう。
省エネの電化製品に買替える
近年では省エネの電化製品も増えているため、電気料金が気になるなら買替えもおすすめです。
例えば、大きなものでいえばエアコンや冷蔵庫が挙げられ、毎月の電気料金を少しでも抑えられると年間ではかなりの金額差が生まれます。
他にも毎日使うものならLED電球への交換も人気があり、一度変更すると電気料金が抑えられるのに加えて、電球の交換頻度も減るので経済的です。
日頃から節電を心がける
どれだけ設備導入しても小さな心掛けがないと大きな効果は得られないため、日頃からの節電は重要です。
また、節電内容によっては大きな手間などがかからず、ちょっとした意識で取り組めるものも多いです。
日常的に使っていないコンセントは抜いておく、使っていない照明はこまめに消すなども有効といえます。
どうしても設備導入では費用や手間などが大きくなりますが、節電は意識するだけでも取り組むことが可能です。
まとめ
今回は、昨今の神奈川県の平均的な電気代、電気代を抑えるお得なプランや方法などを紹介してきました。
電気プランの見直しなどのほか、省エネの電化製品に買替えるのも電気代節約にとっては得策であることがお分かりいただけたかと思います。
サンフィールドでは電気代を抑えられる太陽光発電やエコキュートなどの製品を多く取り扱っています。
各ご家庭のライフスタイルに合わせた光熱費節約につながるご提案もさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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また、どのメーカーの製品のお見積りにも対応できるので、各メーカーの価格比較も簡単に行うことができます。
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