エコキュートのデメリットとは?改善策やメリットについても解説!
投稿日 2022年3月31日 最終更新日 2024年9月20日
近年、環境にも家計にもやさしいエコキュートを設置するご家庭が増えています。
エコキュートに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、エコキュートの仕組みやメリット・デメリットを解説します。
この記事を読むことで、エコキュートの仕組みや知っておくべきメリット・デメリットを理解することができます。
導入する際は、事前にしっかり知識をつけておきましょう。
また、サンフィールドでは予算に応じた最適なエコキュートのご案内が可能です。
お悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。
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目次
エコキュートとは?
エコキュートは正式名称「自然冷媒ヒートポンプ給湯器」といい、大気中の二酸化炭素を取り込み圧縮高温にし、その熱を利用してお湯を作り出します。
ガス給湯機よりも環境にやさしく、ランニングコストも抑えられるため人気が出てきています。
2001年に発売開始されて以降、パナソニックや三菱電機、日立、ダイキン、東芝等、国内主要メーカーが製造しており、2020年6月時点では累計出荷台数が700万台を超えています。
ここからはエコキュートのメリット・デメリットをそれぞれ解説します。
エコキュートのメリットは?
エコキュートは下記のようなメリットがあります。
環境にやさしい
ガスや灯油を使った給湯器の場合、燃料を燃やした熱を使ってお湯を作ります。
その際にどうしても二酸化炭素を発生させてしまいます。
しかし、エコキュートは大気中の空気を使用してお湯を作るので、環境にやさしく地球温暖化防止に貢献することができます。
光熱費が抑えられる
エコキュートは少ない電力で大気中の二酸化炭素を圧縮し高温にすることによって加熱するため、ガス代がかからなくなります。
また、通常の電気料金プランは電気を使用すればするほど単価が上がりますが、エコキュート専用の夜間電力が安いプランが多くの電力会社から出ています。
東京電力から出ている通常のプラン(スタンダードS)とエコキュート専用のプラン(スマートライフプラン)を比較してみましょう。
スタンダードSプラン
アンペアブレーカまたは電流を制限する計量器による契約(10A〜60A)
スマートライフSプラン
アンペアブレーカまたは電流を制限する計量器による契約(10A〜60A)
比較してみると夜間の電気料金がぐっと安いのが分かりますよね。
こういった夜間電力の安いプランを契約し、昼間の時間帯の電気は使わず夜間の電気を使用してお湯を沸かすことによって光熱費を抑えることができます。
災害時に利用できる
エコキュートは、1日に使用するお湯を沸かして貯湯タンクに貯めておく貯湯式になっているので、台風や地震などの災害で断水してしまった時に生活用水として使用ができます。
460Lタンクに満タンのお湯があれば、4人家族で3日程度の生活用水を確保することができます。
しかし、エコキュートは電気を使ってお湯を沸かすため、停電時には新たにお湯を沸かすことができません。
また、お湯の温度調整もできないため、高温のお湯が出る場合があるのでヤケドをしないよう注意が必要です。
エコキュートのデメリット
ここまではエコキュートのメリットを紹介しました。
メリットもあればデメリットもありますが、エコキュートのデメリットは改善できるものばかりです。
設置スペースが必要
エコキュートは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットから構成されており、設置するためには60cm×80cmのスペースが必要となります。
また、高さも2mほどあるので設置スペースを確保することが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、各メーカーから狭小地用の薄型タイプや小型タイプ、屋内に設置できるタイプも販売されています。
「スペースがないから設置できない」と諦めてしまう前に、一度メーカーや施工業者に相談してみることをおすすめします。
運転音がする
エコキュートの運転音は40~50dBと言われており、これは昼の静かな住宅地やエアコンの室外機と同程度です。
エコキュートが発する音自体はそこまで問題ではありませんが、ヒートポンプユニットから出る12.5Hz程度の低周波音は注意が必要です。
通常あまり聞こえませんが、人によっては不快に感じる場合もあります。
設置場所はなるべく寝室近くや隣家の近くを避けると良いでしょう。
また、ヒートポンプユニットの正面にブロック塀があると音が反響して大きく聞こえてしまう場合があるので、しっかり現地調査をして設置場所を決めましょう。
お湯切れしてしまう可能性がある
エコキュートは沸かしたお湯をタンクに貯めて使用するため、タンク内のお湯を使い切ってしまうと水しか出ない状態となります。
タンク内のお湯が切れてしまうのは、急激にお湯の使用量が増えた場合や貯湯タンクの容量が合っていない場合に発生します。
家族構成や生活スタイルなど将来的な部分も考慮し、余裕を持ったタンクサイズを選ぶことによってお湯切れは防ぐことができます。
また、エコキュートには手動でお湯を沸かすことのできる機能もあるので、お湯が切れてしまいそうな場合にはそちらも上手に活用してみましょう。
電気代が高くなる場合も?
上述したとおり、エコキュートは夜間の安い電力を使うことによって電気代を抑えることができます。
しかし、そういった契約プランは夜間の電力料金が安い分、日中の電力料金は少し高く設定されていることが多いです。
したがって、日中いつも在宅で電気を使うことが多いご家庭など、生活サイクルによっては電気代が高くなってしまう場合があるので注意しましょう。
そういった場合には、太陽光発電システムや蓄電池を併用することによって、日中使用する電気は自家発電でまかない、高い電気代を払う必要がなくなります。
デメリットとメリットを理解してエコキュートを導入しよう
株式会社サンフィールドでは、実際に導入を検討されているご家庭にお伺いして、月々の電気代やご家庭のライフスタイルをヒアリングし、ニーズに合わせたご家庭にとって最適なエコキュートをご提案しています。
各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、エコキュートを長く、安心してお使いいただける体制も整っております。
少しでもエコキュートの導入にご興味があるご家庭はお気軽にサンフィールドまでお問合せ下さい。
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