エコキュートの交換時期や費用は?注意点などを紹介します!
投稿日 2022年4月21日 最終更新日 2024年12月16日
エコキュートの交換を検討しており、交換時期や費用について気になる方も多いのではないでしょうか。
- 「エコキュートの交換にかかる費用の相場が知りたい」
- 「工事費込みだと費用が高くなるのかを知りたい」
- 「エコキュートの交換時に補助金が使えるのかが知りたい」
- 「交換業者を選ぶ際のポイントが知りたい」
今回は、上記のようにエコキュートの交換を検討している方に向けて
- ・エコキュートの交換にかかる費用の相場
- ・エコキュートを交換する際の費用を抑える方法
- ・エコキュートに利用できる補助金
- ・業者を選ぶポイント
- ・節約に成功した実例
の順に解説します。
エコキュートの交換を検討している方には必ず役立つ記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
また、サンフィールドではエコキュートの交換サービスを行っています。
実績をもとに豊富なメーカーから専任の担当が最適なご提案をします。
また、アフターフォローも充実しており、安心してご利用いただけます。
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目次
エコキュートの交換時期は?
エコキュートの寿命は一般的に10〜15年といわれており、場合によっては10年未満で壊れてしまうこともあります。
一般的に、エコキュートをメンテナンスしても寿命は延びません。
寿命を延ばすには、まず使用環境に応じて塩害地仕様や寒冷地仕様を検討することが重要です。
その他には、エコキュートの使い方の工夫として、給湯設定温度を40℃以上に保つ、推奨されていない入浴剤を使わない等で寿命を延ばせます。
エコキュートの寿命についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
エコキュートの交換にかかる費用
ここからはエコキュートの交換にかかかる費用についてご説明します。
工事費込みの費用の相場は50〜100万円
エコキュートの交換にかかる費用は、機能やグレード、タンクの大きさによって違いがあるものの工事費用も含め50〜100万円前後です。
同じく機能や購入元によって変動がありますが、エコキュート本体の価格相場は、約35万〜70万円前後です。
また、工事費のみの相場は、10〜20万円程度とされています。
一見すると、初期費用が高く感じるかもしれませんが、設置によって将来的に節約ができるため、初期費用の回収ができます。
以下で詳しく解説していきます。
エコキュート交換する際の費用を抑える方法
では、エコキュートの交換費用はどのような点で変動するのでしょうか。
ここからはエコキュートの交換で価格差が生まれるポイントを解説しながら、エコキュートの交換費用を少しでも抑える方法をご紹介します。
最低限必要とする給湯タイプを選ぶ
エコキュートは、下記の通り3つの給湯タイプに分かれています。
それぞれの特徴や機能、さらに費用の相場を載せているので参考にしてみてください。
給湯専用タイプ | オートタイプ(エコオート/セミオート) | フルオートタイプ | |
特徴 | 蛇口から手動で湯はりをする。 他の機能の操作も基本的には手動で行う。 | ボタン操作による自動での湯張りができる。 追い焚きでは高温の差し湯を行う。 | 追い焚きが可能なのが最大の特徴。 一定の温度に保てるように自動で足し湯をしてくれる。 |
機能 | ・湯はり、たし湯は手動 ・追い焚きは不可 | ・湯はりは自動 ・たし湯は手動 ・追い焚きは差し湯 | ・湯張り、たし湯は自動 ・追い焚き可能 ・自動保温 |
費用相場 ・セット価格 ・メーカー希望価格 ・工事費別 ・例は460L | 約1,000,000円 例:パナソニックJシリーズミドルクラス給湯専用 (税込973,500円) コロナスタンダードタイプ(税込1,061,500円) | 約1,100,000円 例:パナソニックJシリーズミドルクラスセミオート (税込958,100円円) コロナスタンダードタイプ(税込1,122,000円) | 約1,300,000円 例:パナソニックJPシリーズプレミアムクラス (税込1,293600円) コロナ高圧力パワフル給湯ハイグレード(税込1,339,800円)など |
参考 | 参考:パナソニック J シリーズ 給湯専用 参考:コロナ エコキュート スタンダードタイプ(一般地向け) | 参考:パナソニック J シリーズ セミオート 参考:コロナ エコキュート スタンダードタイプ(一般地向け) | 参考:パナソニック JP シリーズ ウルトラ高圧 フルオート 参考:コロナ ハイグレードタイプ(一般地向け) |
エコキュートには3つのタイプがあり、交換費用を抑えるには最低限必要な給湯タイプを選ぶことが重要です。
最上位機種はフルオートタイプです。
ボタンひとつで湯張り、足し湯だけでなく追い焚きも可能ですが、その分価格も高くなります。
追い焚きは普段あまり使用しない方は、オートタイプにするなど、私生活に合わせて給湯タイプを選択しましょう。
普段の日常で最低限必要となる機能に絞り込む
各家庭に本当に必要な機能を絞り込んで選ぶことで、購入価格を抑えられます。
エコキュートにはたくさんの便利な機能があるので、商品紹介を見ているとあれこれと欲張りたい気持ちになるかもしれません。
例えば、掃除が苦にならない場合は「自動配管洗浄」機能を諦めるなど、機能の取捨選択を行いましょう。
使用人数から逆算して容量を決める
エコキュートは機能や性能だけでなく、使用人数から逆算して貯湯タンクの容量を選ぶことが大切です。
イメージ画像 | |||||
人数 | 1~2人 | 2~3人 | 2~4人 | 3~5人 | 4~6人 |
必要な容量 | 180L | 300L | 370L | 460L | 550L |
ただし、上記の表はあくまでも目安のため、使用人数だけでなく、日頃使用するお湯の量が多い場合は日々の湯量を考慮して容量を決めるといいでしょう。
容量選びに困った際は、販売業者などにしっかり相談して貯湯タンクを選ぶとそれぞれに合ったものを選ぶことができるでしょう。
標準の水圧タイプを選ぶ
費用を抑えることを重視するのであれば、標準の水圧タイプを選ぶといいでしょう。
高圧のものと標準のものを比べると価格差は約10万円程度あります。
ただし、エコキュートは減圧弁で水圧を下げた上、貯湯タンクでお湯を貯めるという仕組みのため、水圧が弱くなることがあります。
水圧を強くする工夫としては「給湯温度を高めに設定する」「シャワーヘッドの付け替える」、「給湯加圧ポンプを導入する」などが挙げられます。
高圧のものを選ぶ代わりに上記の対策を検討もしてみてもいいでしょう。
見積書を比較する
エコキュートの交換費用を抑えるためには、業者選びも重要となります。
一業者だけではなく複数業者から見積りを取るようにしましょう。
複数の業者に見積りを依頼することによって業者間の値引き競争により安く交換することができることがあります。
ただし、注意点として業者の中には悪徳業者も存在します。
悪徳業者に引っかかってしまうと高額な費用を請求されたり、設置後のアフターフォローを受けられなかったりすることもあるので、信頼できる業者に依頼しましょう。
補助金を活用する
エコキュート交換時に受け取ることのできる補助金があることはご存じでしょうか。
補助金の額に関しては国や自治体によってさまざまですが、目安としては1万円〜15万円です。
補助金を受け取るには、いくつか条件があるので、条件に該当するかを確認することが大切です。
エコキュートの交換はどこに頼めば良い?3つのポイントを解説!
結論から述べると、エコキュートの交換は販売店を通して行うことがおすすめです。
理由として「修理の可否をすぐに確認できる」「交換業者の選定がスムーズに行ってくれる」「メーカーへの問い合わせを仲介してくれる」などがあげられます。
エコキュートを購入する方法はいくつかありますが、エコキュートの場合購入だけでなく工事も必要なので工事まで含めて費用など確認する必要があります。
またエコキュートは長く使用するものなので、アフターサービスもあると安心です。
以上を考慮した上で、メリットデメリットを表にしたので参考にしてください。
専門業者(販売店) | リフォーム業者 | オンラインショップ(通販) | 家電量販店 | ハウスメーカー | |
詳細 | 専門業者(販売店)の詳細を確認する | リフォーム業者の詳細を確認する | オンラインショップ(通販)の詳細を確認する | 家電量販店の詳細を確認する | ハウスメーカーの詳細を確認する |
おすすめポイント | 専門性が高く、エコキュートの選定から補助金まで幅広く対応可能。また、アフターサポートで交換後も安心 | 他のリフォームも行う際は一括で対応できる | 手軽かつ安価で購入できる。しかし、別で設置対応を依頼する必要がある | 実際に実物を見てから判断できる | 住宅設備状況に合致した製品を選べる |
メリット | 専門的知識が豊富で安心できる | 他のリフォームとまとめて依頼すると安くなることがある | 価格が安い | 現物を見て、自分で選べる | 住宅に統一感を出せる |
デメリット | 業者選定が必要。 (悪徳業者を見極める必要がある。) | 給湯器だけだと費用が高くなる | 別途施工業者に工事依頼が必要 | 別途工事が必要になることがある | 取り扱いメーカーが限られていることがある |
専門業者(販売店)
メリット: 専門業者のため専門知識が豊富で安心感がある。 機種選定や補助金対応、アフターサポートまで幅広く対応してもらえる。 デメリット: 業者選びが重要。 中には悪徳業者が潜んでいて、後から見積書に記載のない費用を追加請求されたり、杜撰な施工をされて、アフターサポートで高額請求を受けたりするため注意が必要 |
まず、ガス給湯器やエコキュートなどの給湯器を取り扱う専用業者が挙げられます。
専門業者は、「第二種電気工事士」や「液化石油ガス設備士」などのエコキュートに関する資格を有しているため、難しい工事にも対応することができます。
リフォーム業者
メリット: 他にリフォームを考えているならまとめると安くなる可能性がある。 例)お風呂やキッチンも一緒にリフォームする場合、まとめて安くしてくれるなど。 デメリット: エコキュートの交換のみだと交換費用が高くなる。 |
リフォーム業者は、家全体のリフォームに対応しています。
エコキュートだけではなく、お風呂などの他の部分も合わせてリフォームを行いたい場合におすすめです。
オンラインショップ(通販)
メリット: エコキュート機器本体の価格を抑えられる可能性がある。 デメリット: アフターサービスがない場合や、設置工事を自分で手配しなければならないケースがある |
エコキュートの交換は、楽天やAmazonのような大手ECサイトで解決する場合もあります。
多くの種類から比較検討がしやすく、費用を抑えて購入することができますが、技術力や保証、アフターサービスなどが担保されていないこともあります。
また、別で工事業者を手配する必要があるケースもあるので注意が必要です。
設置する製品にも条件が設定されているので、併せて確認しておきましょう。
家電量販店
メリット: 実物を見て購入できるので、より各家庭に合ったものが見つかる可能性がある。 デメリット: 工事費など別途かかる可能性がある。(工事費込みで販売していない場合もあるので確認が必要。) |
ヤマダ電機やビックカメラをはじめとする大手の家電量販店でもエコキュートは購入することができます。
全国展開しているお店も多いため、近くの店舗で実際にエコキュートを見てから決めることができます。
ハウスメーカー
メリット: 住宅全体と統一規格になるので、安心感がある。 品質保証だけでなくアフターサービスに関しても確認が取りやすい。 デメリット: 規格が統一されているためメーカー指定が難しい場合がある。 |
ハウスメーカーは住宅全般に対応可能であり、規格が統一されているため一定の品質が保証されています。
実際に、現在の住宅を建てたハウスメーカーに依頼ができれば、その住宅に関する情報も安心感も十分であるといえます。
業者を選ぶ4つのポイント
ここからはエコキュートの設置施工業者を選択するときのポイントを4つご紹介します。
費用が予算に合うか
先ほど紹介したように、工事費を含むエコキュートの費用相場は、50万円〜100万円と幅が広いです。
価格を左右する要因は主に貯湯タンクの大きさと給湯タイプの2つがあります。
タンクの大きさは、家族の人数に合わせて選択することができ、無理に小さくするとかえってコストがかかる場合もあります。
給湯タイプは、エコキュートの使用目的や欲しい機能によって選択可能です。
最適な大きさと機能を選び、予算に合うかを検討しましょう。
担当者とのコミュニケーションがスムーズか
どの業者にするかを検討した後に、各業者に実際に問い合わせをしてみましょう。
問い合わせをしていく中で、要望をきちんと聞いてくれるか、いくつかの種類を提案してくれるかなどを確認してください。
実際に依頼をした場合に、コミュニケーションがスムーズに取れなければ何らかのトラブルが起きることがあるため、問い合わせでの対応の違いも重要になります。
アフターフォローが充実しているか
エコキュートは10年以上使用するため、設置して終わりではありません。
そのため、アフターフォローが必要不可欠です。
多くのものに保証はついていますが、名前だけの保証になっていないか確認する必要があります。
土日・祝日に問い合わせをして対応してくれるかや、その対応の速さを確認すると良いでしょう。
実績が豊富か
実績が豊富かどうかを確認することは重要です。
実績が豊富であればあるほど、経験値が高く信頼することができます。
安心してエコキュートの交換を任せるためにも、ホームページやパンフレットから実績を確認してみましょう。
交換で節約できる相場は年間4万円~12万円
エコキュート | エコジョーズ | ガス給湯器 | 石油給湯器 | |||
都市ガス | プロパン | 都市ガス | プロパン | |||
本体価格 (年割/月割) | ¥700,000前後 (¥70,000/¥5,800) | ¥350,000前後 (¥35,000/¥2,900) | ¥300,000前後 (¥30,000/¥2,500) | ¥450,000前後 (¥45,000/¥3,900) | ||
年間燃料代 | ¥36,500 | ¥78,500 | ¥115,000 | ¥82,000 | ¥137,000 | ¥100,000 |
月間燃料代 | ¥3,000 | ¥6,500 | ¥9,500 | ¥7,500 | ¥11,000 | ¥8,000 |
年間ランニングコスト | ¥106,500 | ¥113,500 | ¥150,000 | ¥112,000 | ¥167,000 | ¥145,000 |
月間ランニングコスト | ¥8,800 | ¥9,400 | ¥12,400 | ¥10,000 | ¥13,500 | ¥11,900 |
※1日に500Lを出湯する場合 / 本体価格は中央値
※下の棒が本体価格、上の棒が燃料代
エコキュート以外の給湯器から交換する場合、他の給湯器を比較してみると年間のランニングコストを最大で約6万円削減できます。
例えば、プロパンガスを用いたガス給湯器では年間16.7万円のコストがかかるのに対して、エコキュートでは年間10.6万円です。
そのため、例えば仮に補助金を活用しながら50万円でエコキュートを導入した場合、プロパンガスを用いたガス給湯器からの交換だと9年ほどエコキュートを使うことで初期費用を回収することができます。
エコキュートを導入し節約に成功した事例
ここからは、エコキュートを導入したことで節約に成功した弊社のお客様の声をご紹介します。
電気代が安い夜間にお湯を沸かし節約した事例
まずは、エコキュートを導入するとともに、ライフラインを電気に統一した家庭の事例を紹介します。
エコキュートを導入し、電気代の安い夜間にお湯を沸かしタンクに貯めておくことで、電気代の節約につながりました。
さらに、災害時の場合もエコキュートによって水が確保できるため安心感も高まりました。
その他にも、心配されていた水圧が弱くなることや、音が気になるということも問題なく高い満足度を感じられたそうです。
月に4,000円を節約した事例
次に、太陽光発電と蓄電池を導入したのちに、エコキュートを取り付け、電気代を月に4,000円節約することに成功した事例を紹介します。
この事例では、ちょうどプロパンガスの値上がりがあったため、節約のためにも太陽光発電と蓄電池を導入し、オール電化に切り替えました。
その結果、月々の電気代が6,000円もマイナスになり、さらにエコキュートを導入することでさらに4,000円の節約することができました。
電気代の値上がりがニュースで報道される中、月に10,000円の節電に成功した事例です。
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本記事では、エコキュートの交換にかかる費用相場、交換費用を抑える方法、利用できる補助金、業者を選ぶポイント、節約に成功した事例について紹介しました。
エコキュートは決して安くない費用ですが、長期的に見ると年間の電気代を大幅に節約することができ、補助金を活用することで費用を抑えられます。
しかし、補助金の申請方法や依頼する業者の選び方など迷う方も多いのではないでしょうか。
当社は、補助金の相談や無料のお見積りなどエコキュートの交換に向けてサポートします。
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