【蓄電池は元が取れない?】投資回収を早める方法や成功事例を解説!
投稿日 2023年8月3日 最終更新日 2024年9月25日
蓄電池の導入に興味があり、「元が取れない」「やめたほうがいい」「後悔」などのネガティブな言葉を見かけることもあるかもしれません。
蓄電池を導入すると、その分初期費用が高くなり、メリットを感じにくいこともあるかもしれません。
実際はどうなのでしょうか。
本記事では、蓄電池の投資回収を早める方法や、蓄電池導入による節約効果などを具体的に解説します。
成功事例を交えながら、蓄電池導入の際に検討すべきポイント、注意点にも触れていきます。
蓄電池の導入に迷われている人はぜひ参考にしてみてください。
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蓄電池で元は取れるの?
結論、蓄電池で十分に元が取れる可能性は考えられます。
蓄電池を導入することで、長期的に月々の電気代を安く抑えられるからです。
以下では、蓄電池で元を取るために知っておくべき蓄電池の費用相場や元を取るのに必要な期間の目安を紹介します。
太陽光発電と蓄電池を購入する場合の相場は300万円
太陽光発電と蓄電池を購入する場合の費用相場は300万円程度とされています。
太陽光発電設備を導入する場合、基本的には蓄電池も合わせて購入し、発電した電気は自家消費分として活用することが多いです。
蓄電池に発電した電気を蓄電しておくことで節電効果が高くなるのはもちろん、台風や地震などが原因で停電した際に非常用電源としても使用することができます。
蓄電池で元をとるとは?
蓄電池で元をとるということは、節約できた電気代が購入した初期費用やメンテナンス費用を上回ることを指します。
蓄電池を利用することで夜間の安い電気料金のプランに変更したり、発電した電気を自家消費したりできるため月々の電気料金を安く抑えることができます。
上記の節約した金額が蓄電池の導入やランニング費にかかった費用を上回ることで、蓄電池で元がとれたと言えます。
蓄電池で元をとるには何年かかる?
一般的には10年程度で元が取れるとされています。
蓄電池で元を取るのにかかる年数は、太陽光発電と蓄電池を導入する際にかかった費用と、毎年どれくらい支出を減らせて利益を生み出せるかによります。
ただし、あくまでも10年は目安になっているため、これよりも短い期間で元が取れることもあれば、10年よりもさらに長い期間が必要になるケースもある点は注意しておきましょう。
蓄電池で投資回収を早める5つの方法
蓄電池で投資回収を少しでも早めたいと考えているなら、さまざまな工夫が必要です。
順に解説するので、できるだけ多くの方法に取り組みましょう。
電気代を節約する
投資回収を早めるには電気代を節約し、支出を抑えることが重要です。
電気代を節約する方法を2つ紹介します。
・夜間の安い電気料金プランに見直す
夜間の安い電気料金プランに見直すことで、電気代を安く抑えられます。
例えば、東京電力エナジーパートナーで実際の電気料金の比較をした場合、電気料金の差は下記の通りです。
参考:東京電力エナジーパートナー 夜トクプラン
参考:東京電力エナジーパートナー スタンダードプラン
電気代は基本的に日中が高く夜間が安いので、電気代が安い夜間にプランを切り替えることがおすすめです。
電力会社によって用意されているプランが違うため、自身が契約している電気会社に相談してみましょう。
・オール電化にする
太陽光発電はオール電化との相性がよく、日中に発電した電気で光熱費を抑えることができます。
オール電化で成功した事例として、ガスからオール電化に切り替えたことで月1万円以上節約したケースもあります。
上記のように相乗効果を考えると効率良く節約するには、オール電化が望ましいでしょう。
参考:お客様の声 年間で12万円以上の節約効果があり、大満足!
発電効率を上げる
節約で支出を抑える以外に、発電効率を上げることで自家消費するための電気をより多く生み出すことができます。
発電効率を上げるには、設置前の事前準備が必要です。
太陽光エネルギーを電気へ変換する変換効率が高い太陽光パネルを選ぶ、あるいは日射量が多い方角に太陽光パネルを設置するなどが挙げられます。
発電効率を上げられれば、毎月の光熱費を抑えながら売電での利益が大きくなり、短期間で元を取れる可能性が高くなります。
初期費用を抑える
初期費用を抑え、太陽光発電システムや蓄電池を導入すれば、その分元を取れる期間が短くなります。
初期費用を抑えつつ、より高性能なものを設置できれば理想的です。
初期費用を抑える方法としては補助金を活用する方法や、設置業者に相見積もりを出してもらうなどが挙げられます。
・補助金を活用する
自治体や国が補助金を公募しているケースがあります。
導入する際には補助金をもらうことができるのか、条件を確認しておきましょう。
また、公募期間が過ぎていない場合も予算上限を過ぎれば公募が終了してしまうため、
早めに動き出すようにしましょう。
・相見積もりをする
複数の設置業者に見積もりを取り、相見積もりをすることでかかる費用を客観的に判断することができます。
もし相見積もりを取らずに依頼してしまった場合、相場よりもかなり高い金額を提示されていてもわからないため、3社程度の見積もりを取っておくことをおすすめします。
相見積もりをする際には費用のみを確認して判断するのではなく、提供されるメンテナンス、サービス対応についても比較してみることがおすすめです。
蓄電池はメリットがない?導入するメリット4選
蓄電池にはどのようなメリットがあるのかが分からず、導入するかどうか迷っている方が多くいます。
蓄電池を導入するメリットについて紹介するので、これから蓄電池を導入するか迷っている方は参考にしてみてください。
非常時に電気を使用できる
台風などの影響で停電してしまった際には非常用電源として使用することができます。
家中すべての設備に対して電気を供給するか、キッチンやリビングなどの特定の場所に対して電気を使用するかなどの設定は導入時に選びます。
家中すべての設備に対して電気を供給すると消費電力が多くなるため、長期間の停電にも対応したいと考えているなら、特定の場所を選んで使用できる製品を選ぶのがおすすめです。
電気自動車と連携できる
近年では電気自動車と連携できる蓄電池も登場しているので、太陽光発電で作った電気を車が停車している間に供給できます。
電気自動車は走るエネルギーのほとんどが電気のため、すでに電気自動車を使用している方には大きなメリットです。
停車している間に充電をしておけば、出かける際には電池残量を気にせずに快適なドライブができるでしょう。
ピークシフトに貢献できる
ピークシフトとは電力需要のピークである13時から16時までの電気使用を控えて、使用電力を平準化させるという考え方です。
一般的な家庭なら電力会社から電気を購入して使用していますが、蓄電池なら自分たちが発電した電気を使用しているのでピークシフトに貢献できます。
ピークシフトは日本のエネルギー事業において大切な考え方であり、電力供給がひっ迫した状況などこれからさらに必要性が高くなるでしょう。
夜間の安い電気料金プランを利用できる
前述の通り、蓄電池を使うことで夜間の電気料金が安い時間帯に電力会社から電気を購入する安い電気料金プランを利用できます。
注意点としては電気料金プランの変更をしないと対応してもらえないケースもあるため、蓄電池を導入すると決めたタイミングで電力会社に相談しておくのが大切です。
蓄電池を導入し成功した事例
蓄電池を導入して成功した事例を具体的に見てみましょう。
ここでは、以下の2つの事例について紹介します。
蓄電池で貯めた電力を自家消費し節約した事例
蓄電池で貯めた電力を自家消費すると節約にもつながるため、電気料金が高くて困っている方には強い味方です。
一昔前と比較すると太陽光パネルの値段も下がっているため、新しく家を建てる際には太陽光発電と蓄電池を設置するケースも多くなりました。
蓄電池で貯めた電力を台風の影響で停電が起きた際にも活用できたことから、冷蔵庫の中身を守れたなどの声もあります。
参考:お客様の声 太陽光発電と蓄電池があることで災害時も安心できます!
太陽光発電と蓄電池の導入で月7千円の節約に成功した事例
太陽光発電と蓄電池の導入によって電力会社から買電する必要がほぼなくなり、毎月の電気代をかなり抑えることに成功しています。
最初にエコキュートを設置した段階でも大きく電気代を下げることができたが、後から太陽光発電と蓄電池も同時に使用してさらに大きな効果が発揮されるようになったそうです。
太陽光発電・蓄電池・エコキュートの3つを組み合わせて使うのが大切であり、賢く自家消費できます。
参考:作った電気を賢く自家消費出来ているので、買電はほぼありません。
まとめ
今回は蓄電池で元は取れるかや、投資回収を早める5つの方法、導入するメリット、成功事例について紹介しました。
蓄電池の投資回収にはさまざまなコツがあり、電気代節約のために太陽光発電やエコキュートを組み合わせるなど、各ご家庭のライフスタイルに合った方法を探してみましょう。
株式会社サンフィールドでは、蓄電池の導入を検討されているご家庭に、月々の電気代やライフスタイルをヒアリングし、細かいニーズに合わせた最適な家庭用蓄電池をご提案しています。
各メーカーの施工実績が豊富で、補助金などの申請手続きの代行も承っており、安心して導入に向けた一歩を踏み出していただくことができます。
導入後の充実したアフターサービスを受けることができ、蓄電池を長くお使いいただける体制も整っております。
家庭用蓄電池の導入にご興味があるご家庭は、お気軽にサンフィールドまでお問合せください。
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