蓄電池の相場価格とは?太陽光発電とセットで導入する場合の料金も紹介!
投稿日 2022年10月11日 最終更新日 2024年9月25日
環境や家計にもやさしく、災害時にも心強い味方となる太陽光発電と蓄電池ですが、導入する際にはどのくらいのコストがかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
大体の相場価格が分かれば、比較検討もしやすいですよね。
今回は、蓄電池の相場価格と、太陽光発電と蓄電池をセットで導入した際の費用におけるメリット、蓄電池の導入費用を抑える方法について紹介します。
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目次
太陽光発電における蓄電池の相場価格はどれくらい?
一般的に蓄電池の相場価格は、本体と工事費をあわせて150~250万円といわれています。
もちろん、導入する蓄電池の種類や設置工事をする現場の状況によっても価格は変動します。
太陽光発電と蓄電池がセットになった価格
太陽光発電と蓄電池をセットで導入した場合のコストは200~300万円となります。
こちらも、太陽光発電や蓄電池の容量、設置工事をする現場の状況によって変動するため、検討中の方は一度業者から見積をもらうと良いでしょう。
蓄電池は以前と比べると高い?価格推移について
ここでは、蓄電池の価格推移について解説していきます。
太陽光発電の価格推移は年々減少傾向にありますが、蓄電池の場合はどうなのでしょうか?
蓄電池の価格は年々安くなっている
蓄電池の価格は、年々下落傾向にあります。
三菱総合研究所の「定置用蓄電システムの普及拡大策の検討に向けた調査報告書」によると、資源取引価格の上昇や半導体不足、
さらに円安と原材料の調達費は上昇傾向にあるものの、普及し始めの2013年頃には684USD/kWhだったものが、
2021年の時点では132USD/kWhまで約5分の1まで価格が下がっていることが分かります。
参考:三菱総合研究所「定置用蓄電システムの普及拡大策の検討に向けた調査報告書」
今後、蓄電池の価格が上昇する可能性がある
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2022FY/000050.pdf
前述でも記載しているとおり、世界的に電気自動車の生産量が増加している一方で、半導体が不足しているなど、価格が上昇する可能性があります。
資源価格の予測値(IMF)では、2030年頃まで定置用蓄電池システムに使用されているレアメタルの価格が継続して上昇する可能性があることを示唆しています。
家庭用蓄電池の価格の相場
家庭用蓄電池を導入するにはどれくらいの費用を用意すれば良いのでしょうか。
ここでは、家庭用蓄電池の価格の相場について紹介します。
購入価格
蓄電池の購入価格は、1kWhあたり12.5万円〜16.5万円です。
仮に、6kWhの蓄電池を導入する場合、本体価格が約75万円〜99万円かかります。
持ち運べるような小型蓄電池から大家族用の蓄電池など様々な種類があり、容量や特徴、メーカー、ブランドによっても大きく異なりますので、値段の幅は千差万別です。
それぞれのタイプによってメリットとデメリットが異なるため、自身のニーズに合った特徴の家庭用蓄電池を選ぶことが求められます。
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2022FY/000050.pdf
設置費用
設置費用の相場は、20万円〜30万円です。
家庭用蓄電池の設置費用は、蓄電池の特徴やメーカー・ブランドによって大きく異なります。
設置費用には、家庭用蓄電池を設置する場所の事前調査や、基礎工事などが含まれています。
基礎工事とは、転倒や浸水を防止するために土台を作るなどの作業を指します。
ただし、業者によって工事にかかる費用が変わってくるため、事前に見積もりを依頼して比較検討することが大切です。
電気系統の工賃
家庭用蓄電池の購入や設置以外にも、電気系統の工賃がかかります。
電気系統の工事とは、他の機器と配線をつないだり、機器の各種設定作業を行ったりする作業のことです。
こちらの費用に関しては、設置費用と合わせて計算されることがあるため、依頼する業者に見積もりを依頼した後は、しっかりと内訳を確認するようにしましょう。
蓄電池の価格はさまざま!蓄電池によって異なる理由
蓄電池の価格は製品のスペックによって変わります。
具体的にどういった要因で価格が変わるのか解説します。
蓄電容量
まず、蓄電池の容量によって価格が変わります。
5kWh前後の小容量タイプ、10kWh前後の中容量タイプ、15kWh前後の大容量タイプといったように小さいものが比較的安価で導入でき、容量が大きくなるにつれて価格も高くなります。
仕様
次に、蓄電池の仕様です。
蓄電池には、停電時に家全体の電気が使える全負荷タイプと特定の回路のみ電気が使える特定負荷タイプがあります。
それぞれ価格も違うため、ご家庭で必要だと思うタイプを想定し、導入しましょう。
販売店・メーカー
蓄電池はメーカーそれぞれに特徴があり、価格も変わってきます。
国内メーカーや海外メーカーによっても違い、国内メーカーよりも海外メーカーの方が大量生産されているため、価格が低い傾向があります。
蓄電池のタイプ
蓄電池は、単機能タイプとハイブリッドタイプの2つに分かれます。
単機能タイプの蓄電池は、太陽光発電と蓄電池それぞれにパワーコンディショナが必要となります。
一方、ハイブリットタイプの蓄電池は太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナを1台で兼用してくれるものになります。
単機能タイプと比べ、ハイブリットタイプの方が価格が高いですが、電気の変換ロスが少なく発電効率が良いです。
太陽光発電と蓄電池はセットで導入するべき?
ここからは太陽光発電と蓄電池をセットで導入することで、費用の観点からどのようなメリットが得られるのかについて解説します。
工事費用を割引してもらえるケースがある
工事費用の中でも大きな割合を占めるのが人件費です。
太陽光発電と蓄電池を別々に導入した場合それぞれにその費用がかかります。
しかし、セットで導入することで人件費を浮かせることができるうえに、セットで導入する場合には割引対応してもらえるケースもあります。
パワーコンディショナーの設置や廃棄で無駄な費用をかけずに済む
太陽光発電を先に設置し、あとから蓄電池を導入する場合、太陽光発電と蓄電池それぞれのパワーコンディショナを設置する必要があるため、その設置スペースも必要となります。
ハイブリットタイプの蓄電池を導入した場合でも、元々設置していたパワーコンディショナを廃棄する費用がかかってしまうため、セットで導入することをおすすめします。
余剰電力を活用し電気代を削減できる
太陽光発電と蓄電池をセットで導入することのメリットとしてあげられるのが、電気代の大幅な削減です。
蓄電池を単体で導入した場合と比べると、単体の場合は夜間の安い電力を蓄電池に貯めて活用する方法で電気代の削減が多少期待できますが、思ったほど削減できないことの方が多いでしょう。
太陽光発電を同時に導入すると、太陽が出ている時間は太陽光発電で生まれた電力を自家消費することができるため、電気を購入せずに済みます。
また、自家消費しきれなかった電力は蓄電池に貯めておくことで余計な電力を買わずに済むため、蓄電池単体の時と比べると大幅な電気代の削減に繋がります。
蓄電池の導入費用を抑えるコツ
家庭用蓄電池の価格を抑えるにはどうすれば良いのでしょうか。
結論から述べると、家庭用蓄電池を導入する前に事前調査を徹底することで価格を抑える知恵やノウハウを身に付けられます。
補助金制度を利用する
家庭用蓄電池の価格を抑えたい場合に特におすすめしたいのが、補助金制度の活用です。
現在、国や地方自治体では、脱炭素社会に向けた取り組みが推進されています。
それぞれの事業によって金額は異なりますが、一例をあげると国から公募されているDR補助金では1世帯あたり最大で60万円の補助金を受け取ることができます。
参考:環境共創イニシアチブHP 令和5年度補正 家庭・業務産業用蓄電システム導入支援事業
【2024年度最新】蓄電池の補助金7選!国や地方自治体別に解説!
相見積もりをとり、複数の業者を比較する
太陽光発電と蓄電池の導入を検討する場合、信頼のできる業者にお願いすることが一番です。
業者から提示された見積もりが適正かどうかは、複数の業者から見積もりをとってみないと分かりません。
1社だけに絞らず、複数の業者へ見積もりを依頼し検討しましょう。
各蓄電池メーカーの比較する
各メーカーの価格相場については、下記にまとめているので気になるメーカーをチェックしてみてください。
太陽光発電と蓄電池を導入しよう
株式会社サンフィールドでは、実際に導入を検討されているご家庭にお伺いして、月々の電気代やご家庭のライフスタイルをヒアリングし、ニーズに合わせたご家庭にとって最適な蓄電池をご提案しています。
各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、蓄電池を長く、安心してお使いいただける体制も整っております。
少しでも蓄電池の導入にご興味があるご家庭はお気軽にサンフィールドまでお問合せ下さい。
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