【エアコンの風量は電気代に影響する?】おすすめの節電方法を解説!
投稿日 2023年4月6日 最終更新日 2024年9月20日
エアコンの風量が電気代に影響することをご存じでしょうか。
この記事では、エアコンの風量と電気代の関係を解説し、より効果的な電気代の節約方法を紹介します。
エアコンの使い方を工夫し、快適な室内環境を保ちつつ無駄な電気代を節約しましょう。
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目次
エアコンの風量を調節しても電気代は変わらない?
エアコンの設定温度によって電気代が変動するのはご存じの方も多いと思います。
それと同じように風量も弱くすれば電気代が安くなると思われがちですが、それは間違いです。
エアコンの風量と電気代には相関性がある
エアコンの消費電力量が最も多くなるのは、室内の温度と設定温度の差が大きいときです。
室内の温度が設定温度にまだ達していない場合、エアコンはフル稼働して空気を循環させるため、多くの電力を消費します。
そのため、風量が低いままだと設定温度に達するまでの時間が長くなり、おのずと電気代が高くなってしまいます。
風量は自動調整が最も効率が良い
上記のことから、風量は自動調整が最も効率的であるといえます。
エアコンを自動運転にすることによって、室温や湿度などの環境条件に応じて風量を自動的に調整してくれます。
これにより、必要以上に風量を上げすぎることがないので、快適な室内環境を保つことができ、さらに節電にもつながります。
エアコンの風量を自動運転で設定する際に起こる問題と対処法
自動運転に設定すると、エアコンは屋外温度や室内温度をセンサーで感知し、最適な運転モードを自動的に選択してくれます。
しかし、部屋の広さや形状によっては自動調節だけでは十分な効果が得られない場合もあります。
寒い場合の対処法
特に、冷たい空気は下にたまりがちで、身体に直接当たると寒く感じることがあります。
そのため、風量が強すぎる場合には風量を手動で調整したり風向きを水平に調整したりすることで、より快適な温度に近づけることができます。
風量が弱くならない時の対処法
自動運転に設定しているのにずっと風量が強いままで一向に弱くならない場合には、エアコンの温度を検知するセンサー周辺を掃除してみましょう。
温度センサーが汚れていてうまく作動していない場合があります。
センサーの場所はお使いのエアコンによって異なるため、取扱説明書やメーカーに確認することをおすすめします。
その他の節電方法6選
温度を最適化する
エアコンの温度を最適化することは節電にもつながります。
環境省が推奨する室温は「夏は28℃、冬は20℃」です。
ただし、個人差や環境によって感じ方が異なるため、無理をしない範囲で温度設定をしましょう。
・寒い時期の場合
冬のエアコン推奨温度は一般的に20度前後とされています。
エアコンだけでなく、他の暖房器具を併用することで、より快適な室温を保ちながら節電が可能です。
例えば、電気ストーブや電気毛布、こたつなどがおすすめです。
・暑い時期の場合
夏のエアコンの設定温度は28度前後が推奨されています。
この温度設定は、快適な室温を保ちつつもエネルギー消費を抑えるための最適な設定です。
寒い時期と同様に、扇風機やサーキュレーターなどを上手に活用して節電しながら快適に過ごしましょう。
エアコンの温度設定については、健康を最優先に考えて柔軟に温度設定をしましょう。
室内の温度が適切でないと、夏は熱中症、冬は低体温症のリスクがあるため注意が必要です。
特に高齢者は暑さや寒さに対する反応が弱く、身体的な衰えや運動量の減少もあるため、熱中症や低体温症になりやすい傾向があります。
風向きを調節する
暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまりやすい性質があります。
そのため、暖房を使用する場合は風を下向きに調節し、冷房を使用する場合は風を上向きに調節しましょう。
ただ、風向きだけでは調節が難しい場合もあります。
その場合は、扇風機やサーキュレーターなどを使って空気の循環を促しましょう。
特に、冬場は天井に向けてサーキュレーターを起動させることで、暖かい空気を部屋全体に循環させることができます。
タイマーを有効活用する
エアコンのタイマー機能を利用することで、必要な時間だけエアコンを運転して電気の無駄を省くことができます。
例えば、寝る前にエアコンをつけておき、寝ている間だけエアコンを運転するようにタイマーをセットすることができます。
また、外出する前にエアコンを運転するようにタイマーをセットしておけば、帰宅してすぐに快適な室温にすることができます。
ただし、タイマーをセットする時間帯や設定温度によっては、逆に電気の無駄を生んでしまうこともあります。
適切な時間帯と設定温度を選び、無駄なくタイマー機能を利用するようにしましょう。
電気料金のプランを変更する
暮らしの中でコツコツと節電する以外にも、電力プランを見直すことで電気代を削減できる可能性があります。
現在では、さまざまな会社から電力プランが出ているため、今契約しているプランよりもご自身の生活や電気の使用状況に合った電力プランがあるかもしれません。
今一度、契約している電力会社や電力プランを見直してみてはいかがでしょうか。
省エネエアコンを活用する
日々の電気代を抑えるためには、エアコンの買い替えを検討してみることも大切です。
古いエアコンは消費電力が大きく、電気料金に大きな影響を与えてしまいます。
現在お使いのエアコンが古くなってきた場合は、新しい省エネタイプのエアコンを購入することで節電効果が期待できます。
また、エアコンの定期的なメンテナンスも忘れずに行うことで、消費電力の削減にもつながります。
まとめ
今回は、エアコンの風量についてや節電方法について解説しました。
節電のためにエアコンの風量は自動運転に設定しましょう。
自動運転にすることで、最適な風量で部屋を快適に保ちながらも無駄な電気代を抑えることができます。
また、定期的な設定温度の調節や、サーキュレーターの併用など、少しの工夫でエアコンの電気代を削減することができます。
この記事を参考にエアコンの使い方を見直して、電気代を節約しましょう。
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