【エアコンの除湿は電気代が高い?】おすすめの4つの節電方法も解説!
投稿日 2023年5月15日 最終更新日 2024年9月20日
暑い夏には欠かせないエアコンですが、除湿機能を使うことで電気代が高くなってしまうのではないかと不安に感じる方もいるかもしれません。
そこで今回は、エアコンの除湿機能の電気代について解説し、さらにおすすめの節電方法についてもご紹介します。
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目次
そもそも除湿とは?
除湿とは、空気中の水蒸気を取り除いて湿度を下げることを指します。
空気中の湿度が高い場合、蒸し暑さやムシムシ感が感じられますが、除湿をすることで空気が乾燥し、快適な室内環境を作ることができます。
冷房や暖房との違い
・冷房との違い
除湿は、空気中の水蒸気を取り除くことによって湿度を下げることを目的としています。
エアコンの除湿機能では、空気を吸い込んで冷やし、水蒸気を凝縮させて水として排出することで室内の湿度を下げます。
除湿だけを行う場合、室温はほとんど変化しません。
一方、冷房は、室内の温度を下げることを目的としています。
エアコンの冷房機能では、室内の空気を吸い込んで冷やし、冷たい空気を放出することで室内の温度を下げます。
また、冷房機能を使うことで、自然と湿度も下がりますが除湿機能ほど効果的ではありません。
・暖房との違い
暖房は、室内の温度を上げることを目的としています。
エアコンの暖房機能では、室内の空気を吸い込んで温め、暖かい空気を放出することで室内の温度を上げます。
暖房を使用することで寒い時期に快適な室内環境を作ることができます。
つまり、除湿は湿度を下げて快適性を高め、暖房は温度を上げて快適性を高めることを目的としています。
除湿の種類
・弱冷房除湿
弱冷房除湿は、除湿と冷房を同時に行うことができます。
弱冷房除湿モードでは、室内の温度を下げるために冷房を働かせつつ、同時に湿度を下げるために除湿機能も働かせます。
除湿機能を使うことで、湿度を下げることができるため、室温をそれほど低くしなくても快適に過ごすことができます。
また、霧や結露を防止することができます。
・再熱除湿
再熱除湿モードでは、室内の空気を取り込んで除湿処理を行った後、温めて適温に調整します。
除湿によって室内温度の下げすぎを防ぐことができるので、快適な室内環境を維持することができます。
・ハイブリッド除湿
ハイブリッド除湿とは、除湿と冷房を同時に行うことができる省エネ機能です。
ハイブリッド除湿モードでは、室内の湿度を下げるために除湿機能と室内の温度を下げるために冷房機能を同時に働かせます。
ハイブリッド除湿モードは、一般的な冷房モードや除湿モードに比べて消費電力が低く、省エネになります。
冷房だけを使う場合、室温を下げるために冷やしすぎてしまい湿度が下がりにくくなることがあります。
一方、除湿だけを使う場合、室温が上がりやすくなり消費電力も高くなります。
ハイブリッド除湿モードを使うことで、快適な室内環境を維持しつつ省エネを実現することができます。
除湿と冷房の使い分け方
除湿と冷房の使い分け方は、主に室温と湿度によって異なります。
除湿が最適な場合
湿度が高く、室温が低い場合は除湿機能を使用しましょう。
湿度が高いと不快感が増すため、除湿機能で湿度を下げることで快適な環境を保つことができます。
しかし、室温が低い場合には冷え込みすぎることがあるため、除湿機能だけではなく暖房機能も併用することが望ましいです。
また、雨の日や多湿な季節も、冷房ではなく除湿機能を優先して使用することで快適に過ごすことができます。
冷房が最適な場合
冷房は、真夏のように室温が高く、暑いと感じるときに最適です。
除湿は湿度を下げ室温を下げることができますが、あくまで除湿が目的であるため運転してもすぐに快適な室温になるとは限りません。
また、冷房機能を使用すれば、目標の温度を指定することができます。
多くのエアコンには、目標の温度に達すると自動的に運転モードを弱運転や送風に切り替える自動運転機能が備わっているため、指定した室温を効率的に保つことができます。
エアコンの電気代はどれくらいかかる? 除湿と冷房や暖房を比較し解説
エアコンの電気代は、除湿、冷房、暖房によって異なります。
一般的に、暖房の電気代が最も高く、次に冷房、最後に除湿となります。
冷房 | 暖房 | 除湿(弱冷房除湿) |
約4,500円 | 約5,200円 | 約1,700円 |
エアコンの電気代を節電する方法4選
エアコンの電気代を節約する方法を4つご紹介します。
これらの方法を実践することで、快適な室内環境を保ちつつ、無駄な電気を使わずに経済的に過ごしましょう。
設定の変更で節電する
・自動運転にしておく
エアコンの自動運転を設定することで、省エネ効果が期待できます。
自動運転は、室温や湿度をセンサーで検知して、目標とする温度や湿度に合わせて運転を調整する機能です。
この機能を使うことで、無駄な運転を防ぎ、電気代の節約につながります。
・冷房の温度をいつもより上げる
エアコンの電気代を節約するためには、冷房の温度をいつもよりも少し高めに設定することが大切です。
冷房を強くしすぎたり室温よりも低い温度に設定すると、無駄な電気を使ってしまいます。
適切な温度設定としては、室内温度を28度程度に保つことがおすすめです。
また、夜間は寝苦しいと感じる場合もあるため、適度な温度設定とともに扇風機などとの併用も検討してみてください。
定期的な掃除で節電する
・エアコンのフィルターをきれいに保つ
フィルターが汚れていると、風量が弱くなったりエアコン本体が動作しづらくなり、無駄な電気を使うことになってしまいます。
フィルターの掃除は、大きなゴミを取り除いてから中性洗剤で洗い、よくすすいでから乾かすといいでしょう
。また、フィルター交換タイプのエアコンであれば、新しいフィルターに交換することも必要です。
定期的なフィルターメンテナンスを行い、エアコンの効率を保つことで電気代の節約につながります。
・室外機を定期的にメンテナンスする
エアコンの室外機は、エアコンの冷媒を圧縮して送り出す重要なパーツの一つです。
しかし、室外機は屋外に設置されているため、外部からの影響を受けやすくホコリや汚れがたまりやすくなっています。
ホコリや汚れがたまると冷却効率が低下し、電気代がかさむことになります。
エアコンの節電には、室外機の定期的なメンテナンスが重要です。
買い替えや他の機器と組み合わせで節電する
・サーキュレーターで空気を循環する
サーキュレーターを使って空気を循環させることで、効率的にエアコンからの空気を室内に送ることができます。
これにより、無駄な電力を抑えることができ、電気代を節約できます。
ただし、サーキュレーター自体も電気を使用するため、効果的に使う必要があります。
・省エネ基準達成率が高いエアコンに買い替える
日々の電気代を抑えるためには、エアコンの買い替えを検討してみることも大切です。
古いエアコンは消費電力が大きく、電気料金に大きな影響を与えてしまいます。
現在お使いのエアコンが古くなってきた場合は、新しい省エネタイプのエアコンを購入することで節電効果が期待できます。
また、エアコンの定期的なメンテナンスも忘れずに行うことで、消費電力の削減にもつながります。
つけっぱなしで節電する
エアコンは起動時が消費電力量が多いため、こまめにオンオフを繰り返すよりもつけっぱなしにしておいた方が節電になりやすい場合があります。
そのため、30分程度の外出であれば、つけっぱなしにしておいた方が良いでしょう。
まとめ
今回はエアコンの除湿についての解説とエアコンの節電をする方法について紹介しました。
小さな工夫で電気代を大幅に削減することができます。
特に、エアコンは夏場や冬場に長時間稼働させることが多いため、節電に取り組むことで年間の電気代をかなり削減することが可能です。
ぜひ、これらの方法を試してみて、効果を実感してみてください。
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