太陽光発電の仕組みをわかりやすく解説!メリット・デメリットなども!
投稿日 2022年6月30日 最終更新日 2023年12月18日
近年、再生可能エネルギーとして「太陽光発電」が注目されています。
家を購入したり建てたりするタイミングで、太陽光発電の設置を検討される方も多いのではないでしょうか。
しかし、太陽光発電システムは決して安い買い物ではないため、メリットやデメリットについて事前にしっかりと理解しておきたいものです。
今回は、太陽光発電のメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
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太陽光発電の仕組みとは?
太陽光発電の仕組みを簡単に説明すると、太陽光パネルの原料であるシリコンに光が当たると電気が発生する仕組みを利用し、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換して活用する発電システムになります。
太陽光発電を行う際に必要な機器
それでは、太陽光発電を行う際に必要になる機器を4つ紹介します。
ソーラーパネル
ソーラーパネルの原材料はシリコンで出来ています。
シリコンを薄く切ったセルというものの集合体が、皆さんがよく目にする太陽光パネルです。
パネル自体は強化ガラスでコーティングされているため強度があります。
メーカーによってサイズは異なりますが、畳1畳くらいの大きさが一般的です。
パワーコンディショナー
太陽光パネルで作った電気は直流の電気です。
家の中で使う電気は交流の電気なので、太陽光パネルで作った直流の電気を家の中で使えるように交流の電気に変換するための装置がパワーコンディショナーです。
屋内と屋外にそれぞれ設置できるタイプがあります。
接続箱
太陽光パネルは1枚だけでは大きな電気を作ることができないため、何枚かを1セットとしてより大きな電気を作ります。
例えば、太陽光パネルが20枚設置される場合は5枚×4セットとなります。
その4セットを直接パワコンに接続するとケーブルが多くなり効率も悪くなるため、ケーブルを1つにまとめてパワコンに接続するための装置が接続箱です。
蓄電池
太陽光発電を設置する場合、蓄電池は必ずしも必要というわけではありません。
しかし、太陽光発電で作られた電気はためておくことができません。
そんなときに活躍するのが蓄電池です。
太陽光発電と蓄電池を併用することによって、昼間発電した電力をためて夜間に使うことができます。
また、蓄電池があれば災害時などのもしもの時に備えることができます。
太陽光発電を設置した後の対応について
太陽光発電を設置した後は、まず何を考えれば良いのでしょうか。
売電の仕組み
買取制度を活用する
固定価格買取制度(FIT)は太陽光で作った電気を家の中で使い、それでも余った電気を管轄の電力会社が年度毎に決められている単価で買い取ってくれる制度です。
期間は太陽光パネルの設置枚数によって異なりますが、一般住宅では10kW未満の容量になることが多いため、その場合は10年間固定で設置した年度の単価で買い取ってくれます。
売電で収入を得られる
数年前までは売電単価が高かったので売電による収入を多く得ることができました。
しかし、現在では売電単価よりも買電単価の方が高くなっています。
そのため、蓄電池を導入することで可能な限り自給自足し高い電気を買わないという方式が一般的になっています。
電気の活用方法
余剰売電
余剰売電は、太陽光で発電しご家庭で使わず余ってしまった電力を売電することができます。
2022年度の売電単価は、一般住宅に多い10kW未満の場合で17円/kWh(10年間)です。
全量売電
一方、全量売電では太陽光で作った全ての電気を売電することが可能です。
2022年度の売電単価は、太陽光パネルが10kW以上50kW未満の場合で11円/kWh(20年間)。50kW以上の場合は別途規定があります。
工場や空き地に設置するような大規模な太陽光発電のケースが多いです。
自家消費
自家消費は、上記で説明した固定化買取価格制度を使用しない方法です。
この場合だと、余った電力は売電せず捨てることになるので、太陽光の設置枚数とご家庭での電気使用量のバランスをとることが重要となります。
太陽光発電の仕組みが分かったところで、ここからは太陽光発電のメリットを解説します。
太陽光発電のメリット
太陽光発電を設置することによって、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
電気代を節約できる
太陽光発電を設置すると、屋根の上で電気を作り自分の家で使うことが可能です。
今まで電力会社から買っていた電気代がかからなくなるため、電気代を抑えることができるでしょう。
環境に優しい
太陽光発電では二酸化炭素を排出せずに発電することができるため、近年問題視されている環境問題やエネルギー問題に貢献することができます。
売電収入を得られる
太陽光で発電した電気をご家庭で使用し、余った電力は売電し副収入を得ることが可能です。
しかし、前述した通り現在では売電単価よりも買電単価の方が高くなっており、可能な限り自給自足して高い電気を買わないという方式が一般的になっています。
災害時に役立つ
地震などの災害で停電した場合なども、太陽光発電システムを設置していれば発電した電気を使用することができます。
太陽光発電のデメリット
太陽光発電には、メリットもあればデメリットもあります。
メンテナンスが必要になる
太陽光パネルは屋外に設置しているため雨風にさらされ続けています。
定期的にメンテナンスをおこない、発電量低下の原因となる埃や黄砂、鳥のフンや落ち葉などが蓄積していないかどうか、不具合がないかどうかをチェックをする必要があります。
ご自身でメンテナンスをおこなうのはなかなか大変なので、そういった場合には専門の業者へ依頼をしましょう。
初期費用がかかる
太陽光発電のデメリットで一番気になるのが高額な初期費用ではないでしょうか。
そんな場合は、国や自治体からの補助金制度を活用し費用を抑えて太陽光発電を導入できる場合があります。
天候の影響を受けやすい
太陽光発電は天候が悪いと発電量が落ちてしまいます。
また、晴れた日が続いていても冬季は日照時間が短いため、他の季節に比べると発電量が少なくなります。
とはいえ、一年中悪い天候が続くということはないので、年単位で考えれば安定したものとなります。
設置が向いていない可能性がある
すべてのお家に太陽光発電の設置が向いているわけではありません。
屋根が北向き一面であったり屋根が小さかったりすると満足できるほどの発電量が得られない場合があります。
太陽光発電に適しているのか、業者に相談し確認してもらうのが一番良いでしょう。
太陽光発電の仕組みを理解しよう
今回は、太陽光発電の仕組みからメリット・デメリットまで解説しました。
株式会社サンフィールドでは、実際に導入を検討されているご家庭にお伺いして、月々の電気代やご家庭のライフスタイルをヒアリングし、ニーズに合わせたご家庭にとって最適な太陽光発電システムをご提案しています。
各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、太陽光発電システムを長く、安心してお使いいただける体制も整っております。
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