パワーコンディショナーの価格相場とは?kW別価格・交換費用を解説

パワーコンディショナの価格相場とは?kW別価格・交換費用を解説

投稿日 2024年9月9日 最終更新日 2024年9月20日

太陽光発電システム、蓄電池、V2Hを導入の際に必ず必要になってくるパワーコンディショナ、略してパワコンといいます。

「発電量が下がったからもしかして故障したのかな?交換したほうがいいの?」

「10年経ったからそろそろ交換かなぁ。」

「太陽光にプラスして蓄電池を導入したいけどパワコンはどうしたらいいの?」

このようにパワコン交換をお考えの方へ!

今回はパワコン単体での価格相場や交換費用、交換時の補助金についてなどを詳しくご紹介していきます!

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【kW別】パワーコンディショナの価格相場

下記は各メーカーのパワコン費用です。

4.0kW5.5kW
SHARP屋外用 34万円屋外用 43万円
京セラ屋内用 25万円
屋外用(4.8kW)37万円
屋内用 30万円
屋外用(5.6kW)39万円
Panasonic屋内用 28万円
屋外用 30万円
屋内用 33万円
屋外用 36万円
オムロン屋内用 25万円
屋外用(4.8kW)37万円
屋内用 30万円
屋外用(5.6kW)39万円
(引用:SHARP京セラPanasonicオムロン

4.0~5.5kWの場合

30~40万円前後になります。

実際に設置を依頼する業者によって導入金額は変わってきますので何社かで見積りをして比較するのがよいでしょう。

10kWの場合

上記は定格容量5.5kWのものなので、出力を10kW前後にする場合は2台設置することになります。

そのため、5.5kWの約2倍の金額を目安にしましょう。

パワーコンディショナの交換するタイミング

ここからは交換するタイミングについて詳しく解説していきます。

平均寿命

パワコンの平均寿命は10〜15年と言われています。

10年〜15年で変換効率が数%ほど減少するためです。

交換するタイミング

発電量の減少や、エラーコードの表示回数が増えてきたと感じたら交換のタイミング!

自然災害によってケーブルに傷が付き、雨水が侵入してしまうことも故障原因の1つです。

問題なく15年以上稼働する場合もありますが、突然故障してしまうこともありますので10〜15年で交換を検討しましょう。


蓄電池やV2Hの導入を検討している人は
ハイブリッド型やトライブリッド型に交換するのもオススメ!

ハイブリッド型パワコンとは、太陽光発電用のパワコンと蓄電池用のパワコンが一体になったものです!

一方で、トライブリッド型パワコンとは太陽光発電用+蓄電池用に加えてV2H用のパワコンも搭載されています。

ただし、ハイブリッド型やトライブリッド型にするデメリットとして、パワコン1台の故障ですべて利用できなくなってしまいます。

しかし、その分比較的大きなパワコンを何台も設置するよりは省スペースになります。

将来、太陽光発電だけでなく蓄電池などを導入してさらに効率的に電気を利用したいとお考えの方にはとてもおすすめです。

交換費用の相場

パワコンの交換費用は基本的に工事費+本体代で大体30〜40万円前後です。

部品交換だけでも十数万程かかってしまう場合もある為、本体自体の交換がいいのか、修理がいいのかはよく検討しましょう。

メーカー保証

メーカー保証は10年のメーカーがほとんどです。

有償で保証の延長ができるメーカーもあり、延長は5年に設定している場合が多いです。

何かあったときのために15年保証に延長出来るのは安心できますね!


SHARPは延長しなくても15年保証で安心!

参考:まるごと15年保証|太陽光発電システム

パワーコンディショナを交換せずに使い続けると良くない理由

ここからは交換せずに使い続けると良くないと言われている理由について説明していきます。

太陽光発電で生み出す電気は「直流電力」、家の中で使える電気は「交流電力」です。

直流から交流に変換するため(家の中で電気を使うため)にパワコンが必要なのですが、経年劣化で本来の力が引き出せなくなり、発電効率が下がります。

また、保証期間が切れてしまう恐れも出てきます。


発電効率が下がってしまうと電気代が上がってしまったり、
さまざまな影響が出てきます・・・

パワーコンディショナの価格推移や交換市場

ここからはパワコンの価格推移や交換市場についてご説明していきます。

価格推移

2013年から比べると半導体不足の影響や運送コストが上がっている等の理由で値上がりしています。

ですが太陽光発電が普及し始めた2013年より変換効率などの性能が良くなりました。

今後、年々コストが上がっていくと思われるので交換時期かも…という方は早めに交換を検討しましょう。

交換市場

上記のように太陽光発電が普及し始めた2013年ごろから、寿命目安の10〜15年が経ち、2024年以降はパワコンの交換を検討するご家庭が増えます!


太陽光を導入して10年経っているとパワコン交換の時期に入っているよ!
メーカーや業者が発注ラッシュになる前に、さらに値上がりする前に、
早めに交換を検討するのがおすすめ!

パワーコンディショナをできるだけ安く購入・交換する方法

ここでは補助金の活用以外のパワーコンディショナをできるだけ安く購入・交換する方法を紹介します。

補助金については次の段落で詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。

パワコンの出力が小さいものにする

その分、売電量や自家消費量も減少するので、家庭に合わせる必要があります。

ハイブリッド型を導入する

本体価格は高くなりますが点検費用などは抑えられるため、長期的に見たときにお得になります。

冒頭でご案内したとおり、蓄電池やV2Hの導入をしてさらに効率的に電気を利用したいとお考えの方にオススメです。

パワーコンディショナ(パワコン)の導入に利用できる補助金

上記で述べた東京都のパワコン交換時の補助金についてご説明させていただきます。

【東京都】令和6年度 家庭における太陽光発電導入促進事業

・太陽光発電システムに係るパワーコンディショナ更新費用助成事業

→ 助成対象経費の2分の1 ※上限額 10万円/台

 

助成金対象設備の要件の一部をご紹介します。

‘‘パワーコンディショナと接続する太陽光モジュールが以下のいずれかであること

 ①JETPVm認証を受けたもの

 ②JETPVm認証を受けたもの同等以上であること

 ③IECEE-PV-FCS制度に加盟する認証機関による認証を受けたもの‘‘

補助金をもらうには上記のような要件を満たしている必要があります。

参考:東京都地球温暖化防止活動推進センター

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この記事では、パワーコンディショナの交換費用や、交換したほうがいい理由とタイミング、活用出来る補助金について紹介しました。

太陽光パネルと同じメーカーのパワコンをつければいいということではありませんので、

弊社ではどのメーカーの太陽光パネルがついているのか、パネルとの相性やパワコンの保証年数、設置場所など、

お客様のニーズに合わせたご提案ができます!

パワコンの交換だけでなく蓄電池やV2Hも取り扱っていますので、導入をお考えの方には併せてご提案も可能です!

太陽光発電設備や蓄電池、エコキュートをなるべく安く導入したいと考え、 補助金を活用しようとお考えの方は多いのではないでしょうか。

  • 補助金を活用したいが申請方法が複雑でよくわからない。
  • 補助金申請を代行してくれる会社が中々見つからない。
  • そもそも補助金を利用できるのかがわからない。

このような方は、ぜひサンフィールドまでご相談ください。

サンフィールドでは、お客様の代わりに補助金申請の代行を行っており、手間なくスムーズに補助金を利用できます。

また、どのメーカーの製品のお見積りにも対応できるので、各メーカーの価格比較も簡単に行うことができます。

現在、まだご検討中の場合も、なるべく安く導入したいと
お考えの方は、ぜひ一度下記よりご相談ください。

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