【保存版】V2H対応の日本の車種は?今後の需要や外車についても解説
投稿日 2024年7月18日 最終更新日 2024年7月22日
電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及に伴い、自動車のバッテリーから家庭に電力を供給できるV2H(Vehicle to Home)システムへの関心が高まっています。
V2H対応車種は現時点でまだ限られており、国内外の主要メーカーでは対応車種の拡大に注力していますが、最新の対応状況をチェックする必要があるでしょう。
今回は、V2H対応のスバル、トヨタ、マツダ、ホンダ、日産、三菱といった日本の主要メーカーの車種とV2H対応の外車についても解説します。
ぜひ導入を検討する前に本記事をチェックしてください。
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【2024年度最新】V2Hに対応している日本の車種の種類は?
V2Hは車と家をつなぎ、車に貯めている電力を活用するための機器で、今注目を集めています。
この記事ではエネルギー問題の一助となるであろうV2Hに対応しているメーカーや車種の紹介をします。
また対応していないメーカーについても解説しているので、EV車を選ぶ際に参考にしてみてください。
下記は、主な日本のV2H対応メーカーと車種をまとめたものです。
純電気自動車
メーカー | 車種 |
スバル(SUBARU) | ソルテラ (SOLTERRA) |
トヨタ(TOYOTA) | bZ4X |
マツダ(MAZDA) | MX-30 EV model |
ホンダ(HONDA) | Honda e (生産終了) |
日産(NISSAN) | LEAF e LEAF e+ e-NV200 (生産終了) アリア (ARIYA) サクラ (SAKURA) |
三菱(MITSUBISHI) | eKクロスEV ミニキャブEV アイ・ミーブ (i-MiEV) |
プラグインハイブリッド(PHV/PHEV等)
メーカー | 車種 |
トヨタ(TOYOTA) | クラウンSPORTS RS PHEV プリウスPHV (2019-2022のみ) |
マツダ(MAZDA) | CX-60 PHEV MX-30 Rotary-EV |
三菱(MITSUBISHI) | アウトランダーPHEV (OUTLANDER PHEV) エクリプスクロスPHEV (ECLIPSE CROSS PHEV) |
次に、メーカーごとに、対応車種を紹介していきます。
スバル(SUBARU)
スバルのソルテラの魅力は一度の充電で長距離のドライブが可能なことです。バッテリー容量がかなり大きいため、もしもの時にも安心です。
ソルテラ (SOLTERRA)
新車参考価格 | ET- SS FWD 6,270,000円〜 ET- SS AWD 6,710,000円〜 ET-HS AWD 7,150,000円〜 |
バッテリー容量 | 71.4kWh |
充電時間 | 200V 8A:約43時間でフル充電 200V 16A:約21時間でフル充電 200V 30A:約12時間でフル充電 急速充電器(chademo)約30分で20%→80%充電 |
トヨタ(TOYOTA)
多くの人気車種を持つトヨタもV2Hに対応している車が多いです。
bZ4X
新車参考価格 | G:FWD 5,500,000円〜 G:E-Four(AWD) 6,000,000円〜 Z:FWD 6,000,000円〜 Z:E-Four(AWD) 6,500,000円〜 |
バッテリー容量 | 71.4kWh |
充電時間 | 200V 8A:約43時間でフル充電 200V 16A:約21時間でフル充電 200V 30A:約12時間でフル充電 急速充電器(chademo)約30分で20%→80%充電 |
クラウンSPORTS RS
新車参考価格 | PHEV AWD 7,650,000円~ |
バッテリー容量 | 14.85kWh |
タンク容量 | 55L |
充電時間 | 200V 8A:約14時間でフル充電 200V 16A:約7時間でフル充電 200V 30A:約3時間30分でフル充電 急速充電器(chademo)約38分で20%→80%充電 |
プリウス PHV
注意 | 2019年式~2022年式の「プリウス”PHV”」はV2H対応 2023年式の「プリウス”PHEV”」はV2H非対応 |
新車参考価格 | A:2WD(FWD) 3,502,440円~ S:2WD(FWD) 3,178,440円~ |
バッテリー容量 | 8.8kWh |
タンク容量 | 43L |
充電時間 | 100V 6A:約14時間でフル充電 200V 16A:約2時間20分でフル充電 急速充電器(chademo)約20分で20%→80%充電 |
マツダ(MAZDA)
マツダのV2H対応車は日常生活圏は電気のみで走ることが可能なEV走行換算距離が107kmと国内トップレベルです。
MX-30 EV model
新車参考価格 | 2WD(FWD) 4,510,000円〜 |
バッテリー容量 | 35.5kWh |
充電時間 | 200V 16A:約6時間40分でフル充電 200V 30A:約3時間40分でフル充電 急速充電器(chademo)約25分で20%→80%充電 |
CX-60 PHEV
新車参考価格 | 4WD(AWD) 8EC-AT Exclusive 6,099,500円~ 4WD(AWD) 8EC-AT Premium 6,462,500円~ |
バッテリー容量 | 17.8kWh |
タンク容量 | ガソリン:58L 軽油:58L |
充電時間 | 200V 16A:約7時間でフル充電 200V 30A:約3時間でフル充電 急速充電器(chademo)約25分で20%→80%充電 |
MX-30 Rotary-EV
新車参考価格 | 2WD(FWD) 4,235,000円〜 |
バッテリー容量 | 17.8kWh |
タンク容量 | 50L |
充電時間 | 200V 16A:約3時間50分でフル充電 200V 30A:約1時間50分でフル充電 急速充電器(chademo)約25分で20%→80%充電 |
ホンダ(HONDA)
Honda eに関しては生産が終了しているようです。
ただし2024年秋には新型軽商用EVのN-VAN e:が発売予定とされています。
(また、V2Hとの接続に関しては未定ですが、2024年夏に新型SUV e:FCEVのCR-Vも発売予定とされています。)
Honda e
新車参考価格 | 4,950,000円 |
バッテリー容量 | 35.5kWh |
充電時間 | 200V 16A:約12時間でフル充電 200V 30A:約6時間でフル充電 急速充電器(chademo)約25分で20%→80%充電 |
参考:ホンダ V2Hカタログ
日産(NISSAN)
日産のV2H対応車は人気の3車種です。
車種、グレードにより搭載バッテリーの容量が違うため自分の生活に合わせて選ぶことができます。
日産のEV車は2023年度時点で販売台数No.1の実績があります。
リーフ、リーフe+
新車参考価格 | e 2DW(FWD) G 4,448,400円〜 e+ 2DW(FWD) G 5,834,400円〜 e+ 2DW(FWD) X 5,584,700円〜 |
バッテリー容量 | e:40kWh e+:60kWh |
充電時間 | e: 200V 16A:約16時間でフル充電 200V 30A:約8時間でフル充電 急速充電器(chademo)約40分で20%→80%充電 ——————– e+: 200V 16A:約23時間30分でフル充電 200V 30A:約12時間30分でフル充電 急速充電器(chademo)約1時間で20%→80%充電 |
アリア
新車参考価格 | B6 2WD(FWD) 6,590,100円~ B6 E-4ORCE(AWD) 7,195,100円~ B9 2WD(FWD) 7,382,100円~ B9 E-4ORCE(AWD) 7,987,100円~ |
バッテリー容量 | B6:66kWh B9:91kWh |
充電時間 | B6: 200V 16A:約25時間30分でフル充電 200V 30A:約12時間でフル充電 急速充電器(chademo50kw)約1時間05分で20%→80%充電 急速充電器(chademo90kw)約45分で20%→80%充電 ——————– B9: 200V 16A:約35時間でフル充電 200V 30A:約16時間30分でフル充電 急速充電器(chademo50kw)約1時間30分で20%→80%充電 急速充電器(chademo90kw)約1時間で20%→80%充電 |
サクラ
新車参考価格 | 2DW(FWD) X 2,599,300円 ~ 2DW(FWD) G 3,082,200円 ~ |
バッテリー容量 | 20kWh |
充電時間 | 200V 16A:約8時間でフル充電 200V 30A:約4時間でフル充電 急速充電器(chademo)約40分で20%→80%充電 |
e-NV200
新車参考価格 | G 4,686,000円~ |
バッテリー容量 | 40kWh |
充電時間 | 200V 16A:約16時間でフル充電 200V 30A:約8時間でフル充電 急速充電器(chademo)約40分で20%→80%充電 |
三菱(MITSUBISHI)
三菱のV2H対応車はラインナップが豊富なところが魅力でしょう。
軽自動車から7人乗りまで。さらに商用の軽自動車まであります。
普通充電でも十分満充電にできるので使い勝手もいいでしょう。
eKクロスEV
新車参考価格 | G 2DW(FDW) 2,568,500円〜 P 2DW(FDW) 3,131,700円~ |
バッテリー容量 | 20kWh |
充電時間 | 200V 16A:約8時間でフル充電 200V 30A:約4時間でフル充電 急速充電器(chademo)約40分で20%→80%充電 |
ミニキャブEV
新車参考価格 | 2シーター 2,431,000円〜 4シーター 2,486,000円~ |
バッテリー容量 | 20kWh |
充電時間 | 200V 16A:約7時間30分でフル充電 200V 30A:約3時間50分でフル充電 急速充電器(chademo)約42分で20%→80%充電 |
アウトランダーPHEV
新車参考価格 | M 4WD(AWD) 4,995,100円〜 G 4WD(AWD) 5,498,900円〜 P 4WD(AWD) 6,023,600円〜 |
バッテリー容量 | 20kWh |
タンク容量 | 56L |
充電時間 | 200V 16A:約7時間30分でフル充電 200V 30A:約3時間50分でフル充電 急速充電器(chademo)約38分で20%→80%充電 |
エクリプスクロスPHEV
新車参考価格 | M 4WD(AWD) 4,094,200円〜 G 4WD(AWD) 4,414,300円~ |
バッテリー容量 | 13.8kWh |
タンク容量 | 43L |
充電時間 | 200V 16A:約4時間30分でフル充電 200V 30A:約2時間20分でフル充電 急速充電器(chademo)約25分で20%→80%充電 |
V2Hに対応の車種は今後も増える?
今後、V2Hの対応車は各社増えていくのではないかと考えられます。
理由としては環境意識が高まる中でV2Hへの関心も高まっているからです。
メーカーによっては一時生産が追いつかないほどの車種もあるようです。
さらにV2Hに対して自治体が補助金を出しているところもあり購入検討が増えることが予想されます。
環境への配慮だけでなく、災害対策としても魅力的なため、各社V2H対応の車種の導入を考えるのではないかと思われます。
外車でV2Hに対応していない車種は?
V2Hは日本で独自に発達した技術のため、輸入車の多くは対応していないことがあります。
海外自動車メーカーのV2Hへの対応について解説します。
対応しているメーカー:BYD、メルセデス・ベンツ、ヒュンダイ(ヒョンデ)など
現在V2Hに対応する車を展開している代表的なメーカーは以下の通りです。
メーカー | 車種 |
BYD | ATTO 3 DOLPHIN DOLPHIN Long Range e6 J6 K8 |
Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ) | EQS EQE EQS SUV EQE SUV S580e 4MATIC Long |
Hyundai(ヒュンダイ/ヒョンデ) | KONA IONIQ5 |
対応していないメーカー:テスラ、BMWなど
テスラやBMWに関しては今のところV2Hへの対応車がないようです。
そもそもV2Hは災害対応が求められることが多い日本の技術なので、海外メーカーでは対応車がないことがあります。
今後の動向に関しては注目しておくと対応車も出てくるかもしれません。
V2Hを導入する際の注意点
環境配慮、ガソリン代の削減、災害時の対策などメリットがたくさんあるV2Hですが、導入時には注意するべき点がいくつかあります。
注意点について解説しますので、導入時の確認に使ってみてください。
V2Hを設置できない場所がある
V2Hの設置場所を確保しましょう。
設置として向かない地域は重塩害の地域です。離島や海から近い場所に関してはしっかり確認が必要です。
次に自宅や電気自動車の保管場所がら遠い場所への設置はできません。
要注意なのが、狭い場所です。しかし、場所が狭いという場合に関しては、
設置場所の工夫で対応できるケースもあるので一度取扱店に相談してみてもいいでしょう。
メーカーによって価格が違う
設置費用の平均相場は80〜160万円程度と幅が広いです。
V2Hの本体以外にも設置工事費や補償など含めて必ず、見積もりをいくつか出してもらい慎重に選びましょう。
EV社によって対応する機種も違うこともあるので、確認は必須です。
補助金の活用を忘れないようにする
V2Hの補助金は地方自治体でも多く出されており、忘れないように活用しましょう。
令和6年度のV2H向けCEV補助金は6月20日より募集を開始しています。
CEV補助金の場合、数十万円の補助を受けることができます。(※メーカーやV2Hの種類により異なります。)
期間や予算が決まっているのでV2Hの購入を決めた段階で早めに内容を確認し、申請を進めましょう。
まとめ
今回は、V2H対応の国産メーカーとその車種、導入時の注意点などを紹介してきました。
日本の車メーカーからはV2H対応の車種が増えてきており、導入時はニーズに合った車種を選ぶよう情報収集したいものです。
株式会社サンフィールドは、環境に優しく経済的なシステムを提供する企業です。
幅広いV2Hのメーカー製品をとりあつかっており、豊富な施工経験を持っています。
また、導入後のアフターサービスにも力を入れており、長期間安心してご利用いただける点が強みです。
前述の通り、V2Hシステムの導入には、国や自治体からの補助金を利用できます。サンフィールドでは、これらの補助金申請手続きも無料でサポートさせていただきます。
V2Hの導入をお考えの方は、ぜひサンフィールドにご相談ください。
太陽光発電設備や蓄電池、エコキュートをなるべく安く導入したいと考え、 補助金を活用しようとお考えの方は多いのではないでしょうか。
- 補助金を活用したいが申請方法が複雑でよくわからない。
- 補助金申請を代行してくれる会社が中々見つからない。
- そもそも補助金を利用できるのかがわからない。
このような方は、ぜひサンフィールドまでご相談ください。
サンフィールドでは、お客様の代わりに補助金申請の代行を行っており、手間なくスムーズに補助金を利用できます。
また、どのメーカーの製品のお見積りにも対応できるので、各メーカーの価格比較も簡単に行うことができます。
現在、まだご検討中の場合も、なるべく安く導入したいと
お考えの方は、ぜひ一度下記よりご相談ください。
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