【2024年度最新版】東京都内で利用できる家庭用V2H向け補助金9選
投稿日 2024年11月7日 最終更新日 2024年11月7日
V2H(Vehicle to Home)とは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV・PHEV)などに搭載された蓄電池を家庭で活用する技術のことです。
停電時は、車両に搭載された蓄電池の電力を、家に送ることが可能です!
災害時の停電に備えたい。充電速度を速くしたい。
このような理由で導入を検討しているが、V2Hの導入費用で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、東京都に住んでいて、V2Hの導入を検討されている方に向けて
V2Hの補助金について詳しく説明していきます。
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東京都の個人向けV2Hの補助金9選を紹介
東京都にお住まいの方向けに東京都が出資しているV2Hの補助金について9つご紹介します。
地域によって補助金の予算や補助額、対象になる人や設備が異なります。
表形式にまとめてご紹介しますが、本格的に補助金を利用してV2Hの導入を考えている方向けに、参考として各地域の公式ホームページのURLを添付してますので、ご活用ください。
※中には既に受付を終了している場合がございますが、来年度分のご参考としてご活用ください。
※以下リンクから読み飛ばして補助金をお探しいただけます。 ■ 東京都※受付終了 【都内の地方自治体の補助金を探す】 ■ 千代田区 ■ 荒川区 ■ 葛飾区 ■ 江東区 ■ 杉並区 ■ 墨田区 ■ 練馬区※受付終了 ■ 小平市※受付終了 |
【東京都】電気自動車等の普及促進事業 ※令和6年度分は受付終了
補助金概要 | 電気自動車等、外部給電器、V2H又は太陽光発電システムを導入する者に対し、当該車両又は機器の購入に要する経費の一部を助成する。 |
補助金額 | 機器費の1/3の額(上限30万円) 工事費の全額(上限13.7万円) |
要件 | ・東京都内に住所を有する個人 ・EV等を保有または発注済みの場合に限る。 ・設置日(保証書の保証開始日)から申請受付日までの期間が1年以内であること。 ・電気自動車を保有又は発注済かつ申請した期の実績報告日までに納車され車検証が発行されている事 などの要件を全て満たしている必要があります。 |
公募期間 | 第1期:令和6年6月20日(木)~令和6年7月17日(水) ※予算30億円 |
第2期:令和6年8月23日(金)~令和6年9月30日(月) ※予算15億円 |
こちらはすでに受付を終了していますが、来年も同様の補助金が出る可能性がありますので、来年度の参考にしましょう。
こちらの補助金は、申請を行い、交付決定後に契約→発注→着工という流れになります。
申請時は、車検証の「使用の本拠位置」と「V2H設置場所」と「申請者住所」が全て一致していないといけません。
また、提出書類の中には設置場所の全景・本体設置予定場所・車や木など障害物が写っていない駐車スペースの写真も必要です。
申請をスムーズに行うためには、どのような書類や写真が必要なのかなど、事前に調べておくことが重要になります。
【千代田区】クリーンエネルギー自動車充電設備等導入費助成制度
補助金概要 | 自動車から排出されるCO₂の削減を図ることを目的として、クリーンエネルギー自動車の急速充電設備、普通充電設備、V2Hを導入する方へ助成します。 |
補助金額 | 設置に要した本体代金+工事費用の全額(上限50万円) |
要件 | ・経済産業省が実施する「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」の補助対象機器として指定されるもの ・未使用の機器であり、かつ、新規設置されるものであること ・リースによる機器でないこと ・ 固定資産税や住民税等を滞納していないこと などの要件を全て満たしている必要があります。 |
公募期間 | ~令和7年3月14日(金) ※国・都助成金を併用する場合、国・都助成金が確定した後、区助成金の申請となります。 |
【国・都の助成金を併用する場合】
国・都の助成金を申請し、金額の確定を示す書類を受領してから、区の助成金申請が可能です。(購入及び設置完了後の申請)
助成金の合計額が設置費用を上回る場合、助成金の額を調整します。
具体的には、国・都からの助成金額をまず設置費用から控除し、その残額を区の助成金額として計算し、千円未満の端数を切り捨てた金額が助成金として支給されます。
【区助成金のみ申請する場合】
助成対象機器の購入及び設置完了後、区の助成金申請が可能です。
設置に要した費用(機器本体、工事費など消費税抜きの金額)が基準となり、区の助成金の額が設置費用を上回る場合、区の助成金は設置費用を基準に再計算されます。
設置費用のうち 千円未満の端数は切り捨てられ、切り捨て後の金額が助成金として支給されます。
【荒川区】エコ助成
補助金概要 | 地球温暖化の防止及びヒートアイランド対策の促進を目的として、 区民、事業者、管理組合等に対し太陽光発電や屋上緑化等の施工費用の一部を助成します。 |
補助金額 | 1万円/kWh(電気自動車のバッテリー容量) ※区内業者の施工 上限15万円 区外業者の施工 上限10万円 |
要件 | ・荒川区に住所を有する方 ・この制度に基づく同一項目の助成を過去に受けていないこと。 ・設置する機器は未使用であること。またリースでないこと。 ・V2Hシステムの設置場所が、電気自動車の使用の住所と同一であること。 などの要件を全て満たしている必要があります。 |
公募期間 | ~令和7年2月14日(金) ※予算額に達し次第受付終了 |
荒川区の補助金では、施工を依頼する業者の住所によって補助金の上限額が変わります。
荒川区内にある業者を利用することで、補助金額の上限が上がりますが、施工業者がかなり限定されます。
【葛飾区】かつしかエコ助成金のご案内
補助金概要 | 再生可能エネルギーの利用促進や、省エネ・節電対策として、太陽光発電システムや省エネ機器などを個人住宅に導入する際、費用の一部を補助します。 |
補助金額 | 本体価格の1/3の額 (上限15万円) |
要件 | ・区内の自ら居住し、又は居住する予定の住宅に、新たに対象機器等を導⼊する個人の方で、原則として世帯主とする。(リース・レンタルは除く) ・令和5年度の特別区⺠税・都⺠税を滞納していないこと。 ・対象機器等の導入について、区で実施している他の制度による助成を受けていないこと。 ・住宅の販売又は譲渡を目的としていないこと。 などの要件を全て満たしている必要があります。 |
公募期間 | 令和6年4月1日(月)~令和7年3月31日(月) ※工事前の申請 |
設置費用は45万円を超えることがほとんどなので、上限額を受け取れることがほとんどです。
荒川区のように施工業者の住所によって上限額が上下することはありません。
工事前に申請が必要です。
【江東区】地球温暖化防止設備導入助成
補助金概要 | 区内に太陽光発電や省エネルギー設備等を導入する個人・事業者・管理組合等に対し、設置費用の一部を助成し、地球温暖化防止対策を推進します。 |
補助金額 | 設置費用の10%(上限10万円) |
要件 | ・区内に住宅(店舗、事業所等を併用する住宅及び賃貸住宅を含む。)を所有する個人又は区内に住宅を取得しようとする個人 ・賃貸住宅又は使用貸借住宅の居住者(住宅の所有者から設備を設置することについて同意を得ている場合) ・区内にある集合住宅の管理組合若しくは区内に集合住宅を所有する又は取得しようとする個人及び事業者 ※法人都民税又は住民税を滞納している方、設置する住宅の販売・譲渡を目的とする方は補助金の給付対象外です。 などの要件を全て満たしている必要があります。 |
公募期間 | 令和6年4月1日(月)~令和7年3月14日(金) ※工事前の申請 |
江東区の補助金は補助率が設置費用の10%と比較的安いですが、多くのご家庭に交付できるように考慮されています。
こちらも工事前に申請が必要です。
【杉並区】電気自動車用充電設備導入助成
補助金概要 | 電気自動車(EV)と、プラグインハイブリッド自動車(PHV)は、エネルギー効率が高くCO2排出量が少ない、優れた性能を持つクリーンエネルギー自動車です。これら電気自動車等の普及は、二酸化炭素排出量の削減につながるとともに、排気ガスによる大気汚染を低減させる効果もあります。区では、自動車から家庭に給電ができ、非常用電源としても活用可能なV2Hを含む充電設備の導入を支援することで、電気自動車等の普及を促進します。 |
補助金額 | ①契約書もしくは見積書の機器本体価格の1/4の額 ②次世代自動車振興センターの「CEV補助金制度」の額 ①と②の補助金交付上限額のいずれか低い額 + 設置工事費定額1万円 を合計した額 (上限50万円) |
要件 | ・杉並区内建物に、対象機器を自ら購入し、設置する杉並区民の方。現在、杉並区外にお住まいの方で、完了報告までに杉並区民になる方。 ・杉並区内に対象機器をこれから設置予定で、下記の対象者に該当される方。 ・機器は設置前で、新品であること。またリースでないこと。 ・機器の要件を満たしていること。 ・過去に本助成金を受けたことがある方(耐用期間を過ぎている方を除く)は申請できません。 ・完了報告期間(令和7年3月19日まで)に対象機器の設置を完了し、「設置完了報告書」等の必要書類を提出できること。 などの要件を全て満たしている必要があります。 |
公募期間 | 令和6年4月10日(水)~令和7年1月31日(金) ※工事前の申請 |
★CEV補助金制度の補助金額 機器本体代の1/3の額(上限25万円~30万円) 設置工事費の全額(上限13.7万円~15万円) |
実質的に上限額はCEV補助金制度の補助金額に設置工事費定額1万円を足した額になります。
CEV補助金はすでに受付を終了しているため、大人気のCEV補助金制度と同額の補助を受けられるのはメリットがかなり大きいと言えます。
こちらも工事前に申請が必要です。
【墨田区】地球温暖化防止設備導入助成制度
補助金概要 | 第二次すみだ環境の共創プラン(中間改定)に基づき、地球温暖化の防止に向けて、区民・事業者の方などが区内に所有する建築物へ省エネルギー設備等を導入する際、工事費用の一部助成を実施しています。 |
補助金額 | 製品費用の1/4の額(上限40万円) |
要件 | ・区内にある建物の所有者(個人、管理組合、中小企業者、法人)等 ・住民税を滞納していないこと ・設置する住宅の販売を目的としていないこと などの要件を全て満たしている必要があります。 |
公募期間 | ~令和7年2月28日 ※予算額に達し次第受付終了 |
墨田区の補助金では、工事費の補助を受けることができませんが、その分補助金額が大きい本体価格の費用の補助が受けられます。
このため、補助金を活用して高性能のV2Hを安価で設置することができます。
また、こちらの補助金も国・東京都の補助制度と併用できます。
ただし、助成対象経費からそれらの補助額を差し引いた額を用いて助成金交付額を算定します。
こちらも工事前に申請が必要です。
【練馬区】カーボンニュートラル化設備設置等補助制度 ※令和6年度分は受付終了
補助金概要 | この補助制度は、区内の既存住宅等に省エネルギー設備や再生可能エネルギー設備を設置・改修(以下「設置等」という。)した費用の一部を補助するものです。国、東京都およびその他の団体等の補助金と併用することができます。 |
補助金額 | 補助対象経費の半額(上限10万円) |
要件 | ・区内に居住し、練馬区に住民登録があること。 ・区税(住民税・軽自動車税)を滞納していないこと。 ・補助対象経費を申請者自らが支払っていること。 ・申請する補助対象設備と同一種類の設備で、過去に区の補助金の交付決定を受けたことがないこと。 ・暴力団員および暴力団関係者に該当する者でないこと。 などの要件を全て満たしている必要があります。 |
公募期間 | 令和6年2月1日(木)~令和7年1月31日(金) ※令和6年度分は受付終了 |
こちらの補助金は令和6年9月30日に予算額に達したため受付を終了していますが、来年も同様の補助金が出る可能性がありますので、来年度の参考にしましょう。
【小平市】省・創・蓄エネルギー機器等設置モニター助成 ※令和6年度分は受付終了
補助金概要 | 地球温暖化防止を目的として、「Web・アプリ版小平市環境家計簿」に登録することを条件に、太陽光発電システム、蓄電池、V2H充放電設備、断熱窓、燃料電池(エネファーム)及びLED照明を設置した方に設置費用の一部を助成します。 |
補助金額 | 一律6万円 |
要件 | ・居住する市内の一戸建て住宅に機器等を設置し、自ら使用する個人 ・居住する市内の共同住宅に機器等を設置し、自ら使用する個人 ・所有している市内の共同住宅の共用部分に機器等を設置した個人又は法人その他の団体の代表者 ・管理する市内の共同住宅の共用部分に機器等を設置した管理組合の代表者 ・市内に事業所等を有し、当該事業所等に機器等を設置し、自ら使用する個人又は法人その他の団体の代表者 などの要件を全て満たしている必要があります。 |
公募期間 | 令和6年4月1日~(月)令和7年3月31日(月) ※令和6年度分は受付終了 |
こちらの補助金はすでに受付を終了していますが、来年も同様の補助金が出る可能性がありますので、来年度の参考にしましょう。
東京都のV2Hの補助金に関するよくある質問
ここからは、補助金申請検討時によくいただく質問についてご紹介します。
※地域によって内容が異なる場合があります。
補助金の申請方法は?
東京都の地球温暖化防止活動推進センター(クールネット東京)を一例にご紹介します。
①見積書を添付して事前申し込みを行う(電子申請可)
②一週間ほどで受付通知が送付される(電子申請なら数分で送付される)
③受付通知後に契約締結・施工を行う
④契約書や施工完了通知を添付して交付申請・実績報告を行う
⑤交付決定・確定額通知が届く
⑥補助金が交付される
電子申請ができるかどうかや、事前申し込みが必要かどうかなど、補助金の種類によって異なるので必ずホームページやリーフレットで注意事項や要件を確認しましょう。
補助金はいつ振り込まれる?
自治体によって、例えば審査完了後数ヶ月で交付される補助金もあれば、工事完了後1ヶ月で交付される補助金もあります。参考:東京都 | 事前申込の手引き
まとめ
この記事では、東京都内のV2Hの補助金についてご説明しました。
補助金には予算があるため基本的に先着順になります。
既に予算の上限に達し、受付を終了している自治体もあります。
サンフィールドでは、補助金の申請手続きも全面的にサポートしており、お客様にはご自身でしか発行できない書類等を準備していただくだけで、その他の必要書類はすべてサンフィールドが準備します。
煩わしい手続きは不要ですので、安心してお任せください。
また、弊社ではV2Hだけでなく、太陽光発電システムや蓄電池、エコキュートなども取り扱っております。
ご希望の商品での補助金額が知りたいという方もお気軽にお問い合わせくださいませ。
太陽光発電設備や蓄電池、エコキュートをなるべく安く導入したいと考え、 補助金を活用しようとお考えの方は多いのではないでしょうか。
- 補助金を活用したいが申請方法が複雑でよくわからない。
- 補助金申請を代行してくれる会社が中々見つからない。
- そもそも補助金を利用できるのかがわからない。
このような方は、ぜひサンフィールドまでご相談ください。
サンフィールドでは、お客様の代わりに補助金申請の代行を行っており、手間なくスムーズに補助金を利用できます。
また、どのメーカーの製品のお見積りにも対応できるので、各メーカーの価格比較も簡単に行うことができます。
現在、まだご検討中の場合も、なるべく安く導入したいと
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