投稿日 2024年3月28日 最終更新日 2024年9月25日

パナソニックの蓄電池は、賢く省エネを実現する蓄電池として注目されています。

生活スタイルに合わせた多彩なモードやHEMSとの連携など、数々のメリットを持ち合わせているので、購入しようかと検討している方も多いことでしょう。

この記事では、パナソニックの蓄電池の評判や口コミ、メリットやデメリット、製品ラインナップまで、解説していきます。

蓄電池導入を検討している方は参考にしてみてください。

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パナソニックの蓄電池の良い評判・口コミ

パナソニックの蓄電池を検討する場合、購入した人の評判が気になりますね。

ここでは実際の口コミを見ていきましょう。

蓄電池がスリムで価格がお手頃だった

【口コミ】「パナソニックがテスラから受注しているはずだけれど 確か車用だったかな… うまくいくといいな 小さい家庭用サイズの蓄電池が出た時 スリムで凄いと思った お値段もお手頃だったような その後、同じようなサイズの充電池は たまたまなのか見かけてない その内にも入ってきた…という印象」

引用：パナソニック　お客様の声　

口コミにあるように、パナソニックの蓄電池は高出力なだけでなく、スリムなので省スペースでも設置が可能です。

さらに、蓄電池ユニットは容量が選べる上、組み合わせも可能なため、暮らしに合わせてカスタマイズできます。蓄電池は対応機種により、屋内設置や屋外への設置ができます。

スリムなのに大容量を実現しており、電気自動車に使えることはもちろんのこと、停電時の備えとしても心強い蓄電池です。

引用：X @SarasaBX

パナソニックの蓄電池が良い

【口コミ】「パナソニックの家庭用蓄電池良いね」

口コミが指すようにパナソニックの蓄電池にはメリットがたくさんあります。

一例を紹介するとスリムで設置場所を選ばないことが挙げられます。

その上、パナソニックの蓄電池はラインナップも豊富で対応可能な容量もさまざまです。

また、品質へのこだわりが強く、多重保護によるシステムで安全最優先の作りになっているため、安心して利用することができます。

引用：X @it_firstcX

そもそもパナソニックとは？

パナソニックは、1918年、松下幸之助が「松下電気器具製作所」として創業した長い歴史を持つ企業です。

「私たちは企業人として、社会の発展に貢献するという意識を持って、この使命をたゆみなく実践し続けていく」ことを大切にしながら多くの事業を展開しています。

暮らしに不可欠な家電を扱う事業から、未来のエネルギーを視野に入れた太陽光発電の事業まで広く行っています。

個人向けに「あなたにちょうどいい暮らし」を提案し、法人向けには家電事業で培ったアイディアや技術を提供しています。

参考：パナソニック

パナソニックの蓄電池のメリット

パナソニックの蓄電池のメリットは数多くありますが、ここではパナソニックならではの6つのメリットについて紹介していきます。

「創蓄連携システム」で効率的に蓄電できる

パナソニックの「創蓄連携システム」では、効率的に蓄電することができます。

創蓄連携システムとは、太陽光発電用と蓄電用の2つのパワーコンディショナを一体化したものです。

これにより電気の変換ロスが少なく効率的に電気を使うことができます。

パナソニックが業界で初めて、創蓄連携システムを作ったとされています。

HEMSでさまざまな家電と連携ができる

HEMSでさまざまな家電と連携ができる点がメリットの一つだといえるでしょう。

HEMSとは、Home Energy Management Systemのエネルギーの略称で、家電や電気の設備を最適化する管理システムのことを指します。

例えば、パナソニックの「スマートHEMS」なら外出先から専用アプリで施錠の確認やお風呂の湯はりなど便利に使うことが可能です。

さらに、エアコンによる電気の使いすぎなども自動制御で節電のサポートをしてくれます。

室内設置・壁掛け設置タイプがあり、バリエーションが幅広い

パナソニックの蓄電池はバリエーションが豊富です。

室内設置・壁掛け設置タイプがあり、バリエーションが幅広い点が特徴的です。

蓄電池用コンバータなどは屋内、屋外それぞれで仕様が異なります。

しかし、スリム化されているので、壁掛けでの設置ができ場所をとりません。

最低限の備えに対応したスリムタイプの蓄電池も選べる

パナソニックの蓄電池は高性能の蓄電システムを備えています。

新開発のリチウムイオン蓄電ユニットは従来よりも奥行き約40%削減の139.2mmのスリムなデザインになっています。

コンパクトなデザインですが、蓄電容量3.5kWで停電時に冷蔵庫や照明器具を使用しながら炊飯器などの使用が可能な自立出力2.0kVAという最低限の備えが可能です。

3つの安全設計で安心できる

1931年から乾電池の自主生産を始めたパナソニックには、蓄積された技術に裏付けされた安全性への追求があります。

信頼を築くため、円筒形リチウムイオン電池と蓄電池モジュール、さらにシステムの3つの安全設計をしています。

またセルからシステムまで一貫して自社生産することでさらなる安全性向上に努めています。

保証期間が長い

パナソニックの蓄電池が選ばれる理由の一つとしてあげられるのが、その保証期間の長さです。

これは品質への自信の現れともいえるでしょう。

一例を挙げると、蓄電池ユニットに関しては設置してから10年、有償であれば15年の保証期間を設けています。

また、本体であるパワーステーションに関しては15年の保証が付いているのもメリットです。

参考：パナソニック　創蓄連携システムとは　

参考：パナソニック　パナソニックが選ばれる理由：高性能　

参考：信頼性・安全性を追求　信頼性・安全性を追求

参考：パンソニック　パナソニックが選ばれる理由：信頼性

パナソニックのデメリット

次にデメリットを紹介します。

デメリットも考慮した上で、パナソニックの蓄電池を選ぶかどうかを検討してみましょう。

初期費用が高く導入を見送ってしまう

パナソニックの蓄電池は他のメーカーに比べ初期費用がかかってしまうことがあるようです。

しかし、初期費用に対する考え方はさまざまですが、その一つが、将来への投資でしょう。

長い目で見ると節電の効果や使用感、安心度を考えると高くないと思える金額になることがあります。

パナソニックの蓄電池に関しても、信頼のあるメーカーで保証期間も長いことから、初期費用に対する費用対効果は良いのではないでしょうか。

さらに、補助金を使うことでコストを抑えることができる可能性もあるので、しっかり調べて利用できるとよりお得に導入できます。

パナソニックの蓄電池の製品

パナソニックの蓄電池の主な製品を紹介します。購入前にはそれぞれのスペックも比較して選びましょう。

V2H蓄電システム

太陽光で創った電気を蓄電池と電気自動車に同時に充放電が可能なシステムです。

ここで紹介するのは一般仕様のものですが、耐塩害仕様のものもあります。

品名	パワーステーション	蓄電池用コンバータ	V2Hスタンド
品番	LJRE31B	・3.5kWh（LJDB151B） ・6.3kWh（LJDC301B） ・6.7kWh（LJDB301B）	LJV1671B
寸法	W525×H770×D162mm（取付板を含む）	W370×H770×D162mm（取付板を含む）	W420×H1,250×D210mm（突起部除く）
価格（希望小売価格）	968,000円 （税抜880,000円）	407,000円（税抜370,000円）	1,760,000円（税抜1,600,000円）
特徴	・屋側壁面に設置 ・ネットリモコン同梱	・屋側壁面に設置	・屋外設置

品名	蓄電池ユニット 屋内用	蓄電池ユニット 屋内用	蓄電池ユニット 屋外用
品番	LJB1335	LJB1367	LJB2363
寸法	W480×H660×D139mm	W480×H660×D245mm	W649×H646×D333mm （脚部を含み、突起部を含まず）
価格（希望小売価格）	1,144,000円 （税抜1,040,000円）	2,090,000円 （税抜1,900,000円）	2,035,000円 （税抜1,850,000円）
特徴	・蓄電容量3.5kWh ・質量約46kg	・蓄電容量6.7kWh ・質量約70kg	・蓄電容量6.3kWh ・質量約85kg

参考：パナソニック　V2H（Vehicle to Home）

創蓄連携システムS＋

創蓄連携システムS＋は、暮らしに合わせて電池の容量が選べます。

停電時の対策や自給自足の生活それぞれに合わせて選べる蓄電池のバリエーションは業界でも最多です。

組み合わせは各家庭によって違うものを選べます。

一般仕様のほか、対塩害仕様のものもあります。

品名	パワーステーションS+	ネットリモコン	200Vトランスユニット
品番	LJRC41	LJNR01A	据置（LJTR241 ）	壁掛け架台（LJTMT53）
寸法	706×407×214㎜(壁取付板を含む場合、奥行216㎜)	148×120×26.7mm	549×500×195mm	544×500×201.2mm
価格（希望小売価格）	696,300円 （税抜633,000円）	88,000円（税抜80,000円）	632,500円（税抜575,000円）	138,600円（税抜126,000円）
特徴	・屋側設置	専用リモコン	屋側設置

品名	蓄電池用コンバータ 3.5kWh屋内蓄電池用	蓄電池用コンバータ 5.6kWh屋内蓄電池用	蓄電池用コンバータ 6.3kWh屋側蓄電池用
品番	LJDB151	LJDB201	LJDC201A
寸法	520×407×216㎜
価格（希望小売価格）	316,800円 （税抜288,000円）
特徴	・質量約16kg ・屋側設置

品名	リチウムイオン蓄電池ユニット 3.5kWh・屋内	リチウムイオン蓄電池ユニット 5.6kWh・屋内	リチウムイオン蓄電池ユニット 6.3kWh・屋側
品番	LJB1235	LJB1256	LJB2263
寸法	480×660×139.2mm	480×610×230mm	649×646×333mm （脚部を含み、突起部を含まず）
価格（希望小売価格）	1,144,000円 （税抜1,040,000円）	1,760,000円 （税抜1,600,000円）	2,035,000円 （税抜1,850,000円）
特徴	質量約46kg 屋内設置	質量約約68kg 屋内設置	質量約85kg 屋側設置

品名	電力切替ユニット（100Aタイプ）	電力切替ユニット（60Aタイプ）	電力切替ユニット（30Aタイプ・特定負荷ブレーカ付）単相2線用	電力切替ユニット（30Aタイプ・特定負荷ブレーカ付）単相3線用
品番	LJTS1A01	LJTS1601K	LJTS2322	LJTS3353
寸法	約714×340×160mm	約578×340×124mm	442×340×124mm	544×340×124mm
価格（希望小売価格）	473,000円 （税抜430,000円）	404,800円 （税抜368,000円）	207,900円 （税抜189,000円）	272,800円 （税抜248,000円）
特徴	・定格電圧　単相3線式 AC100/200V ・定格電流　100A ・質量約20kg ・屋内設置	・定格電圧　単相3線式 AC100/200V ・定格電流　60A ・質量約10kg ・屋内設置	・定格電圧　単相２線式 AC100V　 ・定格電流　30A ・質量約7.6kg ・屋内設置	・定格電圧　単相3線式 AC100/200V ・定格電流　30A ・質量約9.6kg ・屋内設置

リチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ

停電時にも1500VAの高出力が魅力です。

キャスター付きなので移動も簡単にできます。

さらに震度6強レベルの地震に対する転倒防止スタンドも固定スタンドもつけることが可能です。

品名	リチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ（蓄電容量 3.5kWh）
品番	LJSF35
寸法	W625mm×H598mm×D240mm（固定スタンド付：W631mm×H615mm×D490mm）
価格（希望小売価格）	1,595,000円（税抜1,450,000円）
特徴	・定格電圧　AC100V ・最大入出力電力　1500VA ・質量約60kg（自立スタンド付：約65kg） ・屋内設置

参考：パナソニック　リチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ（蓄電容量3.5kWh）

まとめ

今回はパナソニックの蓄電池について実際の口コミ・評判や製品の概要、メリット・デメリットを中心に紹介しました。
 
パナソニックの蓄電池は、HEMSでさまざまな家電と連携ができるだけでなく、コンパクトなので置き場所に困りません。
 
今回の記事も参考にしながら、ぜひご家庭に合ったベストな蓄電池を見つけましょう。
 
ただ、いくらパナソニックの蓄電池のことを良く理解したとしても、やはり他のメーカーの蓄電池とどちらにしようか悩む方も少なくありません。
 
そのような場合はぜひ一度サンフィールドまでご相談ください。
 
サンフィールドでは、蓄電池のほか豊富な太陽光発電関連システムを取り扱っており、ご家庭の事情に合わせた蓄電池の提案が可能です。
 
また、購入費用を大幅に下げることができる補助金の申請についてもサポートを行っています。
 
ご不安な方は、ぜひサンフィールドまでご相談ください。