エコキュートの設置場所は?設置基準や寸法で注意することとは?
投稿日 2024年10月21日 最終更新日 2024年10月21日
今回はエコキュートの設置場所についてご紹介いたします。
「光熱費削減や環境に良いと聞いてエコキュートの導入を検討しているけれど、うちに設置できるのかしら・・?」
と悩まれている方は多いのではないのでしょうか?
なかなか実物を見る機会がないので、設置したイメージがわかないという方もいるかと思います。
皆様の不安を少しでも取り除けるように、大きさや設置場所などよくお問い合わせいただく内容についてこの記事ではご案内していきますので、ぜひご覧になってください。
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目次
エコキュートの設置基準や条件
ここでは、エコキュートを設置するための条件を説明します。
水回りとの距離が近い場所
エコキュートの設置場所で大切になるのは水周りとの距離です。
通常、エコキュートを使用する際、貯湯タンクで貯めているお湯が配管を通り、シャワーや蛇口から出てきます。
その際にシャワーとの距離が遠いとその分配管の長さも伸びるため、水の勢いが少し弱くなったり、蛇口をひねってから出始めるまでに時間がかかる可能性があります。
そのため、できるだけお風呂場などから近い箇所に設置が出来、配管の長さを最低限で収めるのが理想となります。
壁からある程度スペースが取れる場所
メーカーごとに多少の差はありますが、壁から大体10〜20cmほどのスペースを取る事が必要です。
また、貯湯ユニット(タンク)とヒートポンプユニット(室外機)の間、タンク上部から天井までの間にも一定の距離を設ける必要があります。
壁や天井に近すぎると作動音が響いたり、人が作業できるスペースがないとメンテナンスや交換等の作業が行いにくくなるため、全体的に囲われた空間を避けて設置場所を検討すべきです。
-20度を下回る場合は屋内に設置する
寒冷地用のエコキュートのパンフレットやHPを見ると【-25度まで対応】と書いてあるのを目にする方も多いのではないでしょうか。
-20度を下回る場合は貯湯ユニットは屋内に設置する必要があります。
-20度を下回る場合は、タンク内の水が凍ってしまい故障する可能性があるため、必ず「屋内用」の貯湯タンクを室内に設置しましょう。
また、ヒートポンプユニットは外の気温が-25℃まで動作しますが、防雪架台などを用いて雪の影響をなるべく受けないようにする工夫も必要になってきます。
その他にも、寒冷地用ではないエコキュートを設置しているご家庭で凍結の心配がある場合は、市販の凍結防止ヒーターを配管に巻くことで冬場の凍結を防ぐことが可能です。
どのくらいの設置スペースが必要?タイプ別/エコキュートの設置寸法
エコキュートの形にも種類があり、それぞれ寸法が違うため詳しくご紹介していきます。
エコキュートは大型家電のため、どこにでも設置できるという大きさではありません。
実際、販売開始当初は、設置場所の問題で断念された方も多くいたとのことです。
せっかく環境にも優しく、お財布にも優しい設備なのに場所の問題で設置できないのはもったいないですよね。
そのため現在では各メーカーでさまざまなタイプの形のエコキュートが用意されています。
ちなみにサイズが変わるのは貯湯タンクで、ヒートポンプユニットはエアコンの室外機によく似ている形状のため、どのタイプのエコキュートを選んでも大きくは変わりません。
今回はCORONAのエコキュートを例にさまざまなタイプの寸法を見ていきましょう。
ちなみに・・CORONAは世界で初めてエコキュートを作った安心のメーカーです♪
角型タイプ
角型タイプは冷蔵庫のような形をしており一般的な形のエコキュートです。
460L → 幅 : 700㎜ / 高さ : 1,850㎜ / 奥行 : 795㎜
・角型460Lの型番 → CHP-HXE46AZ1 / CHP-E46AZ1 / CHP-46AZ1 / CHP-46SAZ1 / CHP-46NZ1
(寒冷地仕様 → CHP-HXE46AZ1K / CHP-46AZ1K)
370L → 幅 : 630㎜ / 高さ : 1,860㎜ / 奥行 : 730㎜
・角型370Lの型番 → CHP-HXE37AZ1 / CHP-E37AZ1 / CHP-37AZ1 / CHP-37SAZ1 / CHP-37NZ1
(寒冷地仕様 → CHP-HXE37AZ1K / CHP-E37AZ1K / CHP-37AZ1K / CHP-37AZ1K-2)
※高水圧タイプ、寒冷地仕様、給湯専用タイプのモデルもあります。
スリムタイプ
形状は角型に似ていますがよりスリムになった分、少し背が高いタイプです。
なるべく設置面積を抑えたい人に向いています。
460L → 幅 : 630㎜ / 高さ : 2,200㎜ / 奥行 : 730㎜
・スリム型の型番 → CHP-ES46AZ1
(寒冷地仕様 → CHP-ES46AZ1K / CHP-S46AZ1K / CHP-S46AZ1K-2)
※高水圧タイプ、寒冷地仕様のモデルもあります。いずれも容量は460Lのみ
薄型タイプ
薄型は名前のとおり奥行きが狭く、日本の住宅街の敷地に設置しやすい形状をしています。
角型で設置を諦めた方でも、このタイプで設置が可能になるケースがあります。
460L → 幅 : 1,090㎜ / 高さ : 2,225㎜ / 奥行 : 450㎜
・薄型460Lの型番 → CHP-E462AZ1
370L → 幅 : 1,090㎜ / 高さ : 1,890㎜ / 奥行 : 450㎜
・薄型370Lの型番 → CHP-E372AZ1
※高水圧タイプのみ。寒冷地仕様はありません。
省スペースタイプ
奥行や幅は薄型タイプと同じですが背の高さが低くなっています。
外の階段下スペースにおきたい方や設置場所に高さ制限がある方におすすめです。
しかし300Lのタイプしかないため、3人家族までのご家庭に限ります。
4人以上で利用するには容量不足です。
300L → 幅 : 1,090㎜ / 高さ : 1,620㎜ / 奥行 : 450㎜
・省スペース型の型番 → CHP-ED302AZ1
※高水圧タイプのみ。寒冷地仕様はありません。
エコキュートの設置場所での注意点
エコキュートの設置に際して注意するポイントがあります。
設置する地域や場所、方向、周辺状況等によって、給湯効率が落ちてしまうことがあります。
また、夜間に作動する機器であるため、設置場所によっては近隣住民への配慮が必要な場合もあります。
周辺に配慮する
エコキュートの作動音は一般的には図書館程度と言われているため、そこまで過敏になりすぎる必要はありません。
しかし、騒音や振動による影響を可能な限り考慮して設置場所を考えていくのがよいでしょう。
四方を囲われている場所など、狭いところに設置してしまうと、音が響いててしまう可能性があります。
また、メンテナンスのしやすさからも少し開けた場所を選んで設置するのがおすすめです。
室外機の風向に注意する
エコキュートのヒートポンプユニットから出る風は、外気から-10度ほどだと一般的には言われています。
室外機であるヒートポンプはお湯を作っている間は常時動いていて、風を出していますので、風の向きであったり正面に障害物がなかったりなどは確認が必要です。
風通しの良い場所に室外機を設置できれば、給湯効率が落ちる事はありません。
屋内への設置は屋内仕様のエコキュートにする
屋内仕様のエコキュートで特徴的なのは「漏水センサー」が機能としてついていることです。
万が一水漏れが起こってしまった際に給水が止まるようなシステムが搭載されています。
「室内なら設置できるんだけど水漏れが心配で・・・」と悩んでいる方も安心して設置していただけます。
まとめ
今回はエコキュートの設置場所や設置基準についてご紹介いたしました。
一概にエコキュートと言ってもさまざまなタイプがあるため、どれが一番ご自宅にとって最適なのかを選ぶ必要が出てきます。
なんとなくのイメージはできたけれど実際はどうなのかとまだ不安がある方もいるかもしれません。
サンフィールドでは多くのメーカーの取り扱いや豊富な施工実績があります。
ご自宅の設置予定場所の現地調査や、導入の無料シミュレーション等、どんな小さな事でもお気軽にご相談ください。
皆様のお問合せをお待ちしております。
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