サンフィールド V2Hの補助金制度について解説 種類や導入するメリットを紹介

V2Hの補助金を利用できる?種類や導入するメリットを解説!

投稿日 2022年8月31日 最終更新日 2023年12月15日

「V2H充放電設備の購入には補助金が適用されるの?」

「そもそもV2H充放電設備は導入すべき?」

と購入するべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。

V2Hとは、「Vehicle(乗り物)」から「Home(自宅)」を意味する言葉で、電気自動車に貯めた電気を自宅の電気として使用できる仕組みを意味します。

V2H充放電設備を導入しようと考えている方の中には、導入時のコストを懸念する方も少なくありません。

そこで今回の記事では、V2Hの補助金制度について解説します。

補助金の種類やV2Hを導入するメリットについても説明するので、最後までご確認ください。

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V2Hの補助金とは?

V2H充放電設備を購入する場合、補助金を利用できるのでしょうか?

補助金について理解を深めるために、まずV2H充放電設備に関する知識を身につけましょう。

そもそもV2H充放電設備とは

そもそもV2H充放電設備とはどのような設備なのでしょうか?

結論から述べると、V2H充放電設備とは電気自動車を充電する、および電気自動車にためられた電気を自宅に給電するための装置です。

近年、走行音や振動が少ない、環境に優しいなどの理由で、電気自動車への注目度が高まっています。

実際に電気自動車を利用する人も増加しており、電気自動車を活用して自宅の電気料金を節約しようと考える人も見受けられるようになりました。

V2LとV2Hは何が違うの?

V2Hと混同しやすい装置として「V2L」が挙げられるでしょう。

V2Lとは、「Vehicle(乗り物)」から「Load(家電機器など)」に電力を共有するための装置のことです。

車内にコンセントが完備されている自動車も販売されており、野外で家電を充電することもできます。

V2Hよりも給電の規模が小さく、災害時などにも役立つのが特徴的です。

V2Hの補助金を利用できる

それでは、V2H充放電設備を導入する際に補助金を使用することはできるのでしょうか?

現在は、V2H充放電設備を購入する人を対象にした補助金がいくつか展開されています。

経済産業省や地方自治体など、補助金の種類はさまざまです。

このような団体から補助金が付与される理由としては、エネルギー供給源を分散化することで災害時のリスクを軽減したいと考えていることが挙げられるでしょう。

V2H充放電設備を所有する人が増えることで、エネルギー供給源を分散できるのです。

V2Hの補助金の種類

ここでは、V2Hの補助金の種類を紹介します。

経済産業省「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」

経済産業省は「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」を提供しています。

V2H充放電設備・外部給電器の導入補助事業では、V2H充放電設備の購入費および工事費の一部、もしくは外部給電器の購入費の一部を対象にした補助金が付与されます。

設備費は上限75万円、工事費は上限95万円(法人)、40万円(個人)提供されます。

補助対象額が交付決定した後に、工事をスタートすることができます。

参考:令和3年度補正予算「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」・令和4年度予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」

Sii「分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」

Sii(一般社団法人環境共創イニシアチブ)の「分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業」を利用することもできます。

DER(分散型エネルギーリソース)の活用拡大と再エネ有効活用を促進することを目的に、この補助金の配布をスタートしました。

V2H充放電設備をはじめ、蓄電システムや燃料電池なども補助対象になっています。

参考:令和4年度 分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業

Sii「ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業」

「ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業」は、先ほど紹介した補助金と同様にSiiが提供している補助金です。

再エネ電気を最大限活用し、再生可能エネルギーの普及を拡大することを目的にしています。

補助対象経費は、V2H充放電設備の設備費、および工事費です。

参考:令和4年度 ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業

地方自治体の補助金

地方自治体も補助金を提供しています。

ここでは、V2H充放電設備が対象になっている補助金の一例を紹介します。

東京都「電気自動車等の普及促進事業(V2H)」

「電気自動車等の普及促進事業(V2H)」は、東京都地球温暖化防止活動推進センターが提供する補助金です。

予算額は337億円となっており、助成対象機器の所有者を対象にして補助金が配布されます。

令和7年9月30日までに助成対象機器を購入するなど、助成要件が設定されているので注意が必要です。

V2H単体での助成上限額は50万円となっています。

参考:電気自動車等の普及促進事業(V2H)災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

川崎市「スマートハウス補助金(共同住宅の共用部等)」

川崎市の提供する「スマートハウス補助金(共同住宅の共用部等)」は、持続可能な脱炭素社会を目指すために企画されました。

市内の共同住宅にお住まいの方や、市内の共同住宅の所有者または管理組合の方が対象となっています。

ただ、新築共同住宅の共用部分は補助金の対象外となっているので注意が必要です。

他にも、太陽光発電システムや定置用リチウムイオン蓄電システム、電気自動車なども補助金の対象となっています。

参考:令和4年度「スマートハウス補助金」(共同住宅の共用部等)

V2H充放電設備を導入するメリット

V2H充放電設備を導入することでどのようなメリットを得られるのでしょうか?

災害時に対応できる

V2H充放電設備は災害時に役立つアイテムです。

地震や火災などの災害が発生すると、電気が止まってしまうことがあります。

家電や携帯電話の充電などが行えないため、生活に支障がきたします。

しかし、電気自動車とV2H充放電設備、太陽光発電システムがあれば、停電時も自宅に電気を供給できるので、自宅の家電も問題なく使用できるのです。

日本は地震が多く発生する国なので、災害時の備えとしてV2H充放電設備を設置する人も多く見受けられます。

電気代を節約できる

V2H充放電設備を設置することで、電気代を節約できる可能性があります。

太陽光発電システムを設置していれば、自宅で発電することが可能です。

太陽光発電システムから電気を自動車に供給すれば、電気代を大幅に抑えられます。

また、自動車に電気をためて、自宅の家電などに供給することもできます。

電気会社から電気を購入する必要もありませんし、ガソリン代も節約できるので、生活コストを抑えたい人に人気です。

V2Hの機器を設置するには、ある程度のスペースを用意する必要があります。

そのため、自宅の設置スペースにあわせたV2Hを選ぶことが重要です。

例えば、DENSO(デンソー)の外形寸法は「W809 × H855 × D33mm」となっています。

また、V2Hのメンテナンスを実施できないほどの狭いスペースには設置できません。加えて、電気自動車から7.5m以上離して設置することもできないので注意してください。

環境に優しい

環境に優しい点もV2H充放電設備を導入するメリットのひとつです。

通常、電力使用量は日中に集中します。電力が集中してしまうと、電気会社は化石燃料を燃焼して電力を作り出さなくてはいけません。

そのため、電力使用量の少ない夜間に電気を供給し、貯めておいた電気を日中に使用することで、ピークシフトに協力することができるのです。

夜間の方が電気代が安い傾向にあるので、経済面でのメリットも得られます。

V2Hの補助金を有効活用しよう

今回の記事では、V2H充放電設備の導入を検討している方に向けて、V2Hの補助金制度について解説しました。

現在は、災害時のリスクを軽減、温暖化防止などの理由で、V2H充放電設備を促進するために補助金が数多く展開されています。

経済産業省や地方公共団体など、さまざまなタイプの補助金がありますが、それぞれ補助金額や要件が異なるので、事前にしっかりと確認することが大切です。

V2Hの価格については、以下の記事で紹介しているのでご参照ください。(関連記事:V2Hの相場価格とは?補助金や製品の選び方を紹介!

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