太陽光発電と蓄電池を連携させる理由とは?注意点を紹介
投稿日 2022年10月11日 最終更新日 2024年9月20日
近年、普及が進んでいる太陽光発電ですが、太陽光発電と一緒に蓄電池を導入するべきかどうか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、太陽光発電と蓄電池をセットで導入することによるメリットとデメリットを解説していきます!
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目次
太陽光発電と蓄電池を連携させるべき?
太陽光発電と蓄電池は、連携させた方が良いのでしょうか。
太陽光発電になぜ蓄電池が必要なのか、組み合わせることでの相乗効果をご説明いたします。
そもそも蓄電池とは
蓄電池とは充電して電気を貯めることができ、必要なときに電気を供給することができるものです。
「家庭用蓄電池」とは家電製品のようなものを使えるだけでなく、ご家庭の照明やコンセントなどでも電気を使えるようにするためのものになります。
蓄電池はあまり馴染みがないように感じますが、意外と身近なものに多く使用されています。
例えば、車のバッテリーや携帯電話、ノートパソコンにも蓄電池を使用しています。
また、普段何気なく使っている乾電池も蓄電池と同じ仕組みです。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせると
通常、太陽光発電のパワーコンディショナー(以下パワコン)、蓄電池のパワコンがそれぞれ1つずつ必要になりますが、太陽光発電と蓄電池を同時に導入する場合、その2つを1つにまとめたハイブリットタイプのパワコンを設置します。
以前は売電単価が高かったため、太陽光発電で発電した電気を売ることで副収入を得ることができました。
しかし、年々売電単価は下がっており、2023年度は16円/kWh(設置容量が10kW未満の場合)まで下がっています。
また、現在では売電単価よりも電力会社から電気を買う買電単価の方が高くなっています。
そのことから、太陽光発電で作った電気は売電せずに蓄電池に充電し、貯めた電気を使う方がメリットがあるため、太陽光発電と蓄電池を連携させる方法が今では主流となっています。
また太陽光発電と蓄電池を合わせたシステムを、創蓄連携システムと呼ぶ場合もあります。
太陽光発電と蓄電池へのニーズが高まっている理由
太陽光発電と蓄電池のニーズが高まっているのには理由があります。
買電を避けられる
前述したとおり、現在は売電単価より買電単価の方が高くなっています。
太陽光発電で作った電気を売電するのではなく、蓄電池にため自家消費することで電力会社から電気を買う必要がなくなるため、電気代を削減することができます。
災害時も安全
近年、地球温暖化の影響による異常気象や頻発する地震の影響により、長期に及ぶ停電のリスクが高まっています。
そんなときに太陽光発電と蓄電池があれば、日中に太陽光で発電をしためておいた電気を使用することができ、万一の備えとなります。
実際に停電になった場合のシミュレーションをしておくことも忘れないようにしましょう。
「ロス」を軽減できる
太陽光で発電した直流の電気は、ご家庭で使用するために太陽光発電のパワコンによって交流の電気に変換されます。
さらに蓄電池に貯める場合は、交流の電気を直流に変換し直します。
この変換によって発電ロスが発生してしまいますが、ハイブリットタイプのパワコンを導入した場合は、太陽光で発電した直流の電気をそのまま蓄電池にためることができるため発電ロスを軽減することができます。
電気料金を抑えられる
こちらは前述した「買電を避けられる」と同様の理由です。
特に昨今は毎月のように電気代が値上げしている状況なので、発電した電気を効率よく自家消費することによって、電気料金を抑えることが可能です。
ピークカットを実現できる
電気を一番使用する日中の時間帯は太陽光で作った電気を使用し、同様に電気を多く使用する夕方から夜間の時間帯は、蓄電池で充電した電気を使用できます。
電力がひっ迫するピーク時の使用電力をカットすることによって、最近よくニュースで目にする電力不足やエネルギー問題に貢献することができます。
太陽光発電システムと蓄電池を同時に導入する際の注意点
ここからは太陽光発電システムと蓄電池を同時に導入する際の注意点を紹介します。
容量に限りがある
蓄電池には容量があるので、導入する際はご家庭にあった容量を選ぶ必要があります。
そのため、事前にご自宅でどのくらい電気を使用しているか、設置する太陽光発電の発電量はどの程度の見込みなのか、様々な要因から検討する必要があります。
寿命がある
蓄電池は経年劣化によって年々充電出来る能力が落ちていきます。
ただ、最近は10~15年以上使用出来るようなスペックの蓄電池が増えてきていて、15年以上の保証を付けてくれるメーカーも増えてきています。
スペースを確保する必要がある
「蓄電池を導入したいけど設置スペースが問題」といった話も耳にします。
”蓄電池は大きいもの”というイメージがありますが、最近では小型のタイプや室内に設置出来るタイプもあるため、ご家庭にあった蓄電池を選びましょう。
初期費用がかかる
蓄電池を導入するためには、もちろん初期費用がかかります。
決して安い金額ではないので費用面が問題になる方もいるのではないでしょうか。
しかし、蓄電池を導入する際に国や自治体からの補助金を利用できる場合がありますので、お住まいの地域で補助金制度をおこなっているかどうか、一度確認をしてみましょう。
太陽光発電と蓄電池を導入しよう
株式会社サンフィールドでは、実際に導入を検討されているご家庭にお伺いして、月々の電気代やご家庭のライフスタイルをヒアリングし、ニーズに合わせたご家庭にとって最適な家庭用蓄電池をご提案しています。
各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、蓄電池を長く、安心してお使いいただける体制も整っております。
また、補助金などの代行申請手続きも承っており、導入の際の煩わしさもありません。
今後ますますの普及が予想される家庭用蓄電池ですが「停電時の備え」「電気代の節約」「太陽光発電システムの固定買取制度終了後の対策」など、少しでも家庭用蓄電池の導入にご興味があるご家庭はお気軽にサンフィールドまでお問合せ下さい。
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