電子レンジの電気代は安い? 計算方法と節約方法も解説!

【電子レンジの電気代は安い?】計算方法や6つの節電方法を解説!

投稿日 2023年6月30日 最終更新日 2024年9月25日

電子レンジは、私たちの生活に欠かせない家電製品の一つです。

食事を温めたり、調理したりと、様々な用途で使用することができます。

しかし、電子レンジを使用すると電気代がかかってしまいます。

そこで今回は、電子レンジの電気代と電気代を節約する方法について解説します。

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電子レンジの電気代の計算方法

電気代は下記の計算式で求めることができます。

電気代(円)= 消費電力量(Wh)÷ 1,000 × 使用時間 × 電力料金単価(円/kWh)

電気料金の目安

今回は、シャープのオーブンレンジ(RE-F163)を参考に計算してみましょう。

16Lフラットタイプの電子レンジで、年間消費電力量は73.4kWh。定格消費電力は50Hzで980Wとなっています。

この年間消費電力量を参考に、電気代を計算してみました。

1kWhあたりの電気料金の目安を31円として算出。

1分あたりの電気代(500wの場合)

たとえば、コンビニ弁当を1分間電子レンジで加熱した場合の電気代を計算してみましょう。

定格消費電力980Wから1時間あたりの電気代を計算して、そこから1分間の電気代を算出すると下記のようになります。

980(W)÷ 1,000 × 1(時間)× 31(円/kWh)= 30.38円(1時間あたりの電気代)

30.38円(1時間あたりの電気代)÷ 60(分)= 約0.5円

1分間あたりの電気代は約0.5円だということがわかりました。

10分あたりの電気代(500wの場合)

料理の下ごしらえなどで10分間電子レンジで加熱し続けた場合の電気代は約5.1円となります。

1ヶ月あたりの電気代

年間消費電力量は73.4kWhとなっており、ここから1ヶ月あたりの電気代を計算すると、約189円かかることがわかります。

1年あたりの電気代

年間消費電力量が73.4kWhなので、電子レンジの電気代は1年間で約2,275円かかる計算になります。

20年前の電子レンジと比較すると電気代は高い?

10年前くらいの機種であれば電気代に大きな差はないと言えます。

ただし、15~20年前のものになると、最新機種と比べて消費電力に差が出てくることがあります。

そのため、電気代が気になる方は、機種の買い換えを検討すると良いでしょう。

ガスコンロと電子レンジだとどちらの方が安い?

電子レンジは、野菜の下ごしらえなどの茹でる調理に適しています。

ガスコンロで食材を茹でるには、それなりの量のお湯を沸かさなければなりませんが、電子レンジを使うと効率よく加熱することができます。

例えば、ブロッコリーを茹でる場合は電子レンジで3分加熱、電気代にすると約1.5円です。

ガスコンロで茹でる場合は、都市ガスでは約2円、プロパンガスでは約4円のガス代がかかり、時間も5分近くかかってしまいます。

ただ、調理時間が長くなればなるほど電子レンジよりもガスコンロの方が安く済むため、短時間の調理は電子レンジ、長時間加熱する必要がある調理はガスコンロを使用するなど、上手に使い分けることによって光熱費の節約をすることができます。

電子レンジで節電する方法6選

電気代が分かったところで、ここからは電子レンジを使用しながら節電する方法を6つご紹介します。

利用する時間帯に気をつける

もし時間帯によって電気料金単価が異なる電気料金プランを契約している場合、注意が必要です。

特に電気料金が高くなる時間帯に電子レンジを頻繁に使用すると、電気代がかさんでしまいます。

自分の契約している電気料金プランや料金体系を確認し、料金の高くなる時間帯を把握しておきましょう。

複数温める場合は食品同士の間隔を保つ

食品同士の間隔を広く取ることで、電子レンジのマイクロ波が食品により均等に加熱されます。

密集してしまうと、一部の食品が加熱されすぎたり、他の部分が不十分だったりする可能性があります。

加熱にムラがあると再加熱する必要があるため、電気代がかさんでしまいます。

冷凍食品は事前に解凍しておく

冷凍食品はあらかじめ解凍しておくことで、電子レンジでの加熱時間が短縮されます。

凍った状態からの加熱に比べて、解凍された食品の加熱時間は短くなりますので、節電効果があります。

また、解凍せずに直接調理すると、食品の表面だけ加熱されてしまう可能性があり、内部がまだ凍っている場合があります。

こまめに掃除をする

電子レンジ内部が汚れていると、加熱効率が低下する可能性があります。

食品の加熱時間が長くなるため、電力の浪費となります。

定期的な掃除により、内部が清潔な状態を保つことで効率的な加熱が可能となります。

さらに、電子レンジ内部にこびりついた食品のかすや油汚れは、燃えて火災のリスクを引き起こす可能性もあります。

定期的な掃除により、これらのリスクを軽減できます。

一度に多く温めない

電子レンジは、加熱する食品の量が多いほど多くの電力を消費します。

一度に多くの食品を温めると、加熱時間が長くなり、電力の浪費となります。

少ない量を温めることで、効率的な加熱と節電効果を実現できます。

温まりやすい位置に置く

ターンテーブルタイプの電子レンジでは、食品を真ん中ではなく外側に配置することで、均等な加熱を促すことができます。

ターンテーブルが回転することで、食品が一定の速度で移動し、マイクロ波の加熱範囲が広がります。

したがって、食品を庫内の外側に配置することで、より均等な加熱を実現できます。

一方、庫内フラットタイプの電子レンジでは、加熱源が庫内の中央に集中しているため、食品を中央に配置すると温まりやすくなります。

中央に近い位置に食品を置くことで、マイクロ波が直接食品に当たり、効率的な加熱が行われます。

その他のおすすめの節電方法

エコキュートを導入する

エコキュートは、電気を使用してお湯を効率的に沸かす給湯機です。

従来の給湯機に比べて高い効率でお湯を沸かし、省エネ性能に優れています。

そのため、エコキュートの導入によって節電効果を実現できます。

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太陽光発電システムを導入する

太陽光発電システムは、太陽光を利用して発電するシステムです。

太陽光発電システムによって自家消費できる電力が増えるため、電力会社から購入する電力量が減少します。

これにより、電力料金の削減効果が期待できます。

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まとめ

今回は、電子レンジの電気代とその節約方法について紹介しました。

電子レンジの電気代は比較的安いですが、効果的な節電方法を取り入れることでさらに電気代を削減することができます。

また、省エネ機器を導入することによって、さらに電気代を節約することが可能です。

株式会社サンフィールドでは、実際に導入を検討されているご家庭にお伺いして、月々の電気代やご家庭のライフスタイルをヒアリングし、ニーズに合わせたご家庭にとって最適な省エネ機器をご提案しています。

各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、長く安心してお使いいただける体制も整っております。

少しでもご興味があるご家庭はお気軽にサンフィールドまでお問合せ下さい。

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