サンフィールド 家庭用蓄電池導入のメリットは? 種類や費用などを紹介

家庭用蓄電池を導入するメリットとは?家庭用蓄電池の種類や費用などを紹介!

投稿日 2022年3月18日 最終更新日 2023年12月18日

度重なる台風などの災害による長期間の停電や、固定価格買取制度の終了による売電収入の大幅減に伴い、

「いざという時に電気を使いたい」
「せっかく太陽光を設置したのに売電収入が減ってしまった」

というお声が非常に増えています。

そのようなお声を解消する手段として家庭用蓄電池が非常に注目され、家庭用蓄電池を導入されるご家庭が急激に増えています。

家庭用蓄電池を導入することでどのようなメリットがあるのか詳しく説明していきます。

お悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。

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家庭用蓄電池とは

蓄電池とは、電気がない環境でも電気をためておけるもの、そしてそのような環境でも電気を使えるようにするためのものです。

「家庭用蓄電池」とは家電製品のようなものを使えるだけでなく、ご家庭の照明やコンセントなどでも電気を使えるようにするためのものになります。

蓄電池の原料はリチウムイオン、鉛、ニッケルなどいくつかありますが、最近では安全性や耐久性の部分でリチウムイオンを原料とした蓄電池が家庭用として主に使用されています。

蓄電池はあまり馴染みがないと感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、意外と身近なものでも使用されています。

例えば、今やほとんどの方がお持ちの携帯電話やノートパソコン、さらに車のバッテリーも蓄電池を使用しています。

また、普段何気なく使っている乾電池も蓄電池と同じ仕組みです。

上述の通り、近年の度重なる台風などの災害による長期間の停電への対策、過去に太陽光発電システムを導入されたご家庭の固定価格買取制度の終了への対策、そして年々高騰している電気代への対策という部分で家庭用蓄電池を導入されるご家庭が急激に増えております。

また、家庭用蓄電池自体の性能や耐久性も年々向上しており、今後ますます導入されるご家庭が増えてくると予想されます。 

家庭用蓄電池の種類

家庭用蓄電池は大きく分けて「ポータブル型」と「定置型」の2種類に分かれます。

ポータブル型

キャスターや取っ手が付いており、持ち運びが出来るタイプのものです。

こちらのタイプは家電製品の差込プラグやUSBケーブルを蓄電池のコンセントに差し込むことで、蓄電池内の電気を利用し家電製品が使えるようになります。

蓄電池の容量は小さいものが多く、いざという時の備えとして導入される方が多いです。

また、こちらのタイプは設置工事が不要なので、マンションや賃貸にお住まいの方でも導入が可能です。

定置型

ご家庭の室外や室内に固定するタイプの蓄電池で、導入にはご家庭の分電盤までの電気配線工事や、蓄電池設置に伴う基礎工事などの工事を行う必要があります。

容量は小容量から大容量まで各メーカー豊富なラインナップとなっており、停電時にどのくらい電気を使いたいかというご家庭のニーズによって自由に選ぶことができます。

また、「定置型」に関しては停電時に特定の100V回路(子ブレーカ)のみ電気を使えるようにできる「特定負荷タイプ」と、100Vと200V問わず家全体の電気を使えるようにできる「全負荷タイプ」があり、停電時の電気の使い方も自由に選択することが可能です。

また、蓄電池には充電や放電を制御するパワーコンディショナという機器が必要になりますが、その機能のみが搭載されている単機能型の蓄電池とその機能に加えて太陽光発電システムの屋根で作った直流の電気をご家庭で使う交流の電気に変換するパワーコンディショナという機能が一体となったハイブリッド型の蓄電池というタイプがあります。

家庭用蓄電池を導入するメリット

家庭用蓄電池を導入するメリットは「停電時に電気を使える」というイメージが大きいため、導入の際に「いざという時のためだけの出費は・・・」と考えられる方も多いと思います。

実は、蓄電池の一番のメリットは電気代を節約できるという部分です。

現在、原油価格の高騰により電気代は年々高騰しています。

電力自由化以降、さまざまな電力会社が電気を販売できるようになり、TVCMなどでも頻繁に「〇〇電力よりも安い」「電力会社を変えませんか」という案内が増えています。

しかし、結局どの電力会社に変えてみても使った電気は電気代として支払わなければならないというのが現実です。

もちろん、太陽光発電システムを導入されているご家庭であれば、日中の電気はご自宅の屋根でまかなうことができます。

しかし、電気を一番使用する朝晩の時間帯は結局電気を買わなければいけません。

ただ、蓄電池があればそのような状況を改善できます。

太陽光発電システムで作った電気を蓄電池にため、そしてその電気を使うことができるのです。

これまで太陽光発電システムは自宅の屋根で電気を作り、日中のご自宅の電気をまかなった上で余った電気を高い、買取金額で電力会社が買い取ってくれるという固定価格買取制度が注目されていましたが、太陽光発電システムの普及により買取金額は年々下がり、現在では買う電気の金額よりも売る電気の金額の方が安いという状況になっています。

そのため、今は余った電気を売るのではなく蓄電池にためることで、ご自宅で作ったタダの電気を夕方以降に使うことができます。

そして、さらにエコキュートなどの給湯器を使用されているご家庭であれば深夜の電気が安い料金プランを使用できるため、その深夜の安い電気を蓄電池にためて朝方の電気を使うことができます。

そうすることでなるべく電力会社から高い電気を買わないというサイクルが出来上がり、おのずと電気代を節約することができます。 

家庭用蓄電池を導入するデメリット

もちろん、家庭用蓄電池にはデメリットもあります。

容量が大きくなればなるほど導入コストは大きくなりますし、蓄電池を設置するスペースを確保する必要もあります。

特に最近では、世界的に電気自動車の需要が高まったことにより、家庭用蓄電池の原料であるリチウムイオンの価格が高騰しています。

今後さらに価格が上がるのではないかという予想もあり、蓄電池の価格は今後さらに高くなる、良くても現状維持というのが蓄電池市場の見通しです。

電気をためて使うことができるという利便的なものであるがゆえに、決して安い買い物ではないという部分はデメリットになると思いますが、上述の通り電気代を節約できるという目に見える効果もあることから、最適な蓄電池を導入するということが重要になります。

また、蓄電池を設置するスペースに関しても、どうしても大きい設備を導入するというイメージが先行してしまいますが、実は各メーカー蓄電池の小型化を進めており、近年では室内にも設置できるタイプの蓄電池も発売されています。

特に過去に河川の洪水などの被害にあわれたご家庭は室外に設置することにマイナスのイメージを持たれると思いますが、室内に設置できる蓄電池であればそのような不安も取り除けるのではないでしょうか。

耐久性に関しても、これまでは最長10年間のメーカー保証が一般的でしたが、近年は15年間のメーカー保証を付けているメーカーがほとんどで、耐久性の部分も年々向上しています。

家庭用蓄電池を導入するのにかかる費用

では、具体的に家庭用蓄電池を導入するのにどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

まず「ポータブル型」の蓄電池であれば工事は不要なので、蓄電池本体の金額のみになります。

容量によって様々ですが、30~100万円台が相場と言われています。次に「定置型」の蓄電池は蓄電池本体の金額以外に工事が必要になります。

基礎工事、電気配線工事はもちろん、電力会社や経済産業省への申請も必要になります。

なお、蓄電池の工事は通常の電気工事の資格だけでなく、各メーカーの施工研修を受講しないと工事することができない専門性の高い工事となりますので、工事に要する費用も割高となります。

さらに「ポータブル型」の蓄電池よりも「定置型」の蓄電池の方が容量が大きいことが多いため、そのような部分を含めて150~300万円台が相場と言われています。

家庭用蓄電池を導入する際の注意点

電気代の節約になる、停電時の備えになるなど、たくさんのメリットがある家庭用蓄電池ですが、ただ容量が大きいからというような理由で導入してはいけません。

実際に、家族人数が少なく、電気の使用量も少ないご家庭が大容量の蓄電池を導入した結果、電気が余ってしまい電気代節約のための最適なサイクルをおこなえていなかったという事例もあります。

蓄電池は大きすぎても小さすぎてもダメで、そのご家庭にとって一番最適な容量の蓄電池を導入する必要があるのです。

また、費用的にも決して安いものではない蓄電池ですが、国や自治体で導入を補助する補助金制度をおこなっている場合があります。

そのような補助金を活用すれば、導入にあたっての負担を軽減することも可能です。

また、蓄電池は15年以上お使いいただける設備になっていますが、長期間お使いいただける設備だからこそしっかりとした工事を行う必要があります。

インターネットなどの広告では極端に安い価格で蓄電池が販売されているものも見受けられますが、しっかりとした工事を行ってくれる業者かどうかも見極める必要があります。

最適な家庭用蓄電池を導入しよう

株式会社サンフィールドでは、実際に導入を検討されているご家庭にお伺いして、月々の電気代やご家庭のライフスタイルをヒアリングし、ニーズに合わせたご家庭にとって最適な家庭用蓄電池をご提案しています。

各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、蓄電池を長く、安心してお使いいただける体制も整っております。

また、補助金などの代行申請手続きも承っており、導入の際の煩わしさもありません。

今後ますますの普及が予想される家庭用蓄電池ですが「停電時の備え」「電気代の節約」「太陽光発電システムの固定買取制度終了後の対策」など、少しでも家庭用蓄電池の導入にご興味があるご家庭はお気軽にサンフィールドまでお問合せ下さい。

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