エコキュートとエコジョーズどっちがいい?!光熱費やランニングコストを比較
投稿日 2024年9月19日 最終更新日 2024年9月25日
家庭の給湯器の選択肢として、エコキュートとエコジョーズは人気の二大チョイスといえます。
双方とも省エネ、節約につながる人気の機器ですが、どちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。
光熱費の違いはもちろん、設置条件や使用状況によっても最適な選択は変わってきます。
床暖房、浴室乾燥機を検討したい場合や、災害時に備えたい場合などさまざまな条件を考慮しつつ考えてみましょう。
今回は、エコキュートとエコジョーズの特徴を徹底比較し、それぞれの家庭にとって最適な給湯器を選ぶためのヒントをお伝えします。
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目次
エコキュートとエコジョーズのそれぞれの特徴
「エコキュートとエコジョーズ何が違うの?」「結局どっちがいいの?」と疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
まず主な特徴を見ていきましょう。
エコキュート | エコジョーズ | |
動力 | 電気 | ガス |
価格相場 (工事費込み) | 60万円~ | 15万円~ |
寿命 | 10~15年 | 10年前後 |
商品概要 | ・ヒートポンプユニットと貯湯ユニットで構成されている。 ・二酸化炭素を使ってお湯を作る | ・今まで捨てられていた高温の排気熱を利用して 水を温めるため効率よくお湯が沸かせる |
さらに、エコキュートとエコジョーズの特徴を詳しく解説します。
またそれぞれどういった人におすすめなのかについても紹介しますので参考にしてください。
エコキュートとは
エコキュートはお湯を夜間に沸かし、昼間に消費する仕組みの給湯器です。
ガスを使わないため、二酸化炭素の排出量を抑え環境負荷を減らせる事もメリットといえます。
昼間より夜間の電気料金が安くなるため、深夜電力をうまく取り入れることで電気代も抑えることができてお得です。
また災害時タンク内のお湯を非常用水として使用可能ということが安心につながります。
太陽光発電との相性も良く、太陽光発電とセットにしてさらに節約したい方にも検討の余地があるでしょう。
ただし、エコキュートはタンクにお湯を一度貯める仕組みのため、そのまま飲用することは避けましょう。飲む前に一度煮沸してください。
エコジョーズとは
エコジョーズはガスが動力の給湯器です。エコジョーズの最大のメリットは、従来のガス給湯器より少ないガスの量でお湯を沸かすことができることでしょう。
ガスの利用を少なくできる理由は、従来製品では捨てられていた排気熱を利用し、あらかじめ水を温める構造になっているからです。
少ないガスで、効率よくお湯を沸かすことが可能なため、省エネを実現できる給湯器です。
さらにエコなだけでなく、ガス使用量を減らせることから、ガス料金の節約にもつながります。
また、エコジョーズの場合は、他のガス給湯器と同じく水道水をそのまま温めるシステムなのでそのまま飲用として使用が可能です。
次に、よく混同される機器、エネファーム・エコワンについても紹介します。
エネファームとの違い
似ている言葉で混同されがちですが、エネファームはお湯だけでなく電気も同時に作るシステムです。
電池という名前ですが、発電機のようなもので、ガスから取り出した水素と空気中の酸素を使って電気を作り、さらに発電時に出る熱でお湯を沸かします。
動力はガスですが、効率よく発電し、その上給湯も可能ということで、省エネ効果の高いシステムです。
エコワンとの違い
エコワンは、ガスと電気を使うハイブリッドな給湯器です。
ガスと電気の両方を使える仕組みを利用して、朝などの使い始めには効率を重視して電気での給湯がおすすめの使い方です。
お湯を多く使う時間にはガスで、1日の終わりにはお湯を使い切るようにすれば無駄がありません。
電気とガスの良い点を組み合わせており、大幅にエネルギー量を削減することができます。
生活サイクルなどを考慮することで、それぞれの家庭にあった給湯が可能になります。
災害時に電気またはガスに不具合が起きた際にも対応ができ安心でしょう。
エコキュートとエコジョーズを徹底比較
電気で給湯するエコキュートとガスを使うエネジョーズ、実際はどちらがお得になるのでしょうか。比較してみましょう。
光熱費(ランニングコスト)
光熱費に関しては、エコキュートの方がかなり安くなります。
地域や家族構成など条件で異なりますが、東京電力エナジーパートナーエリアの場合エコキュートの光熱費はガス給湯器(都市ガス)の約半分です。
もちろんエコジョーズは従来のガス給湯器より光熱費が安いですが、エコキュートの光熱費の方がお得です。
設置スペース
設置スペースはエコジョーズの方がよりコンパクトです。
例えば4人以上が使うことを想定したパロマの24号のサイズはコンパクトで幅470mm、奥行き240mm、高さが600mmと置く場所を選びません。
エコキュートの場合はヒートポンプと貯湯タンクユニットで構成されています。
貯湯タンクは容量が大きくなるとその分スペースが必要になります。
3〜4人家族であれば370Lタイプがおすすめです。
エコキュートがおすすめの人
エコキュートがおすすめの人は、以下のような条件を重視する人です。
エコジョーズや他の機器と迷っている場合には、参考にしてみてください。
オール電化を検討している人
最近の住宅ではガスを引かずにオール電化にしているという住宅もあるので、その場合はエコキュートがおすすめです。
ガスよりも火災などの危険性が低いため、高齢者や小さな子供がいる家庭ではオール電化も一つの選択肢にしてみてはいかがでしょうか。
エコキュートは水圧が気になるという方もいますが、最近では水道直圧型を採用しているものもあり、浴室とキッチンで同時に使ってもパワフルな水圧を維持できます。
エコキュートのお湯はそのまま飲用することを推奨はされていませんが、飲用が可能な機種もあるようなので確認してみましょう。
年間コストを抑えたい人
年間コストを抑えたい場合はエコキュートがおすすめです。
前章でお伝えしましたが、ランニングコストはエコジョーズに比べてエコキュートの方がお得でしょう。
さらに夜間の安い電力を利用するプランも検討できます。
またエコキュートは太陽光発電との相性も良いため、オール電化を導入するのであれば検討の余地があるでしょう。
床暖房や浴室暖房を検討している人
エコキュートの床暖房は電気ヒーターを使って温めるのではなく、温水を循環させて床を温めます。
エコキュートは大気中の熱エネルギーでお湯を温めるのでガス式の温水床暖房よりも光熱費が抑えられます。
また、エコキュート連携接続対応のバス乾燥・暖房・換気システムや脱衣室暖房機もあります。
スマホアプリと連携させることで、浴室に行かなくても湯張りや暖房の設定が可能なものもあるので、冬の寒い季節も安心して浴室に入ることができるでしょう。
災害時に備えたい人
機種や状況によっては停電時にシャワーや蛇口から水を出すことが可能です。
そのほかにも、災害時にも貯湯ユニットに装備されている非常用取水栓からお湯や水を直接出すことができます。
370Lの容量のタンクで最大で2Lペットボトル185本分のお湯、または水が使えます。
また機種によりますが、貯湯ユニット自体にも耐震クラスSの構造が採用されているので安心です。
エコジョーズがおすすめの人
次に、エコジョーズがおすすめの人について解説します。
お湯切れの心配をしたくない人
水道の水をそのままガスで沸かしてお湯を沸かすため、湯切れの心配がありません。
従来型のガス給湯器では無駄にしていた熱を使うことで効率よくお湯が沸かせるのでエコでお得に使えます。
エコキュートもお湯が足りなくなった際は沸き増しができますが、日中の電気代で沸かす形になるため、ご家庭の使用量にあったタンクの容量選びが必要です。
強い水圧でお湯を使いたい人
シャワーや洗い物の際の水圧が気になる人はエコジョーズがおすすめです。
エコジョーズは水道水を瞬間的に沸かしてお湯を作るタイプの給湯器なので、前述と同様に湯切れのことを気にすることなく安心して使うことができます。
エコジョーズなら、湯切れや水圧を気にすることなく、バスタイムをリラックスした時間にすることができるでしょう。
ガスを使い続けたい人
家庭ですでにガスを引いているなど、ガスを使いたいという人にはエコジョーズがおすすめです。
「料理にガスを使いたい」「ガスの方が使い慣れているから」などのこだわりを持っている人はエコジョーズを選ぶ人が多いようです。
また非常時を考慮し、エネルギー源が一つになるオール電化は不安と考える人の多くは、エコジョーズも候補に入れて検討しています。
エコジョーズは設置スペースもコンパクトで、これまでガス給湯器を使用していた場合はランニングコストも下がるので、
ガスを使い続けたいならエコジョーズが候補になるでしょう。
乾燥機の導入を検討している人
乾燥機の導入を考えているならエコジョーズがおすすめです。
理由は、そのパワーです。電気ヒーター式に比べて、ガス温水式の衣類乾燥機は約1/3の時間で乾燥が完了します。
パワーとスピードで、全自動洗濯乾燥機や天日干しに劣らないふっくらした仕上がりになります。
衣類は乾燥する時間が長いと、不快な臭いの元になってしまうこともあるため、ジメジメした季節などには強い味方になってくれるでしょう。
また浴室暖房乾燥機にも対応しているため、浴室での衣類乾燥も可能です。
さらに、短時間で浴室の温度を上げることができるので冬場の冷たい浴室もポカポカで快適に過ごすことができます。
中長期的に光熱費を節約したいならエコキュートがおすすめ!
前述のように年間平均ランニングコストはエコキュートの方が、エコジョーズよりかなり安くなります。
初期投資に関しても、国や自治体の補助金制度を利用することで、導入コストを抑えられる可能性があります。
中長期的なコスト節約を考えたいなら、エコキュートがおすすめです。
まとめ
今回は、エコキュートとエコジョーズを比較し、それぞれの特徴やメリットについて詳しく解説してきました。
サンフィールドは、エコキュートをはじめとする省エネ機器、再生可能エネルギーを利用した太陽光発電設備の販売、施工をしております。
さまざまなメーカーの機器を取り扱っていますので、それぞれの比較をしながら導入ができます。
また、ご家庭の光熱費削減のシミュレーションも無料で行っておりますので、
興味をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。
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また、どのメーカーの製品のお見積りにも対応できるので、各メーカーの価格比較も簡単に行うことができます。
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