電気自動車のメリット、デメリットは?どんな人におすすめ?
投稿日 2023年3月15日 最終更新日 2023年12月14日
近年、環境にやさしい電気自動車の普及が進んでいます。
街中でも電気自動車を見かけることが多くなったのではないでしょうか。
今回は、電気自動車のメリット・デメリットについて紹介します。
これから導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
お悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。
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目次
電気自動車とは
電気自動車とは、その名のとおり電気を動力としてモーターを動かし走る車です。
電気自動車のメリット
電気自動車にはガソリン車と比べてたくさんのメリットがあります。
音が小さい
従来の自動車は、ガソリンや軽油などを燃料を燃料を圧縮・燃焼させることにより生じた動力でタイヤを回転させ走らせています。
簡単にいうと爆発を起こした力で車を動かしているのでエンジン音が出ます。
一方電気自動車は電動のモーターを使用しているため、ガソリン車と比較すると非常に音が小さいです。
二酸化炭素を排出しない
従来のようにガソリンや軽油などの燃料を補充して従来のガソリンや軽油を燃料とした車は、環境問題の原因となっている二酸化炭素を含む排気ガスを発生させますが、電気自動車は排気ガスが出ないので環境にやさしい自動車といえるでしょう。
維持費が安い
燃料代やメンテナンス代、消耗品代を比較するとガソリン車よりも電気自動車の方が維持費が安いと言えます。
なぜなら、海外からの輸入に頼っているガソリン代よりも電気代の方が安価で、さらにエンジンオイル交換が不要でブレーキパッドの消耗も少ないため、メンテナンスや消耗品にかかる費用も安く済むからです。
蓄電池としても使える
電気自動車のバッテリーに貯めた電力は、そのまま電力として使うこともでき「走る蓄電池」と呼ばれるほどです。
電気自動車に搭載されている車内のコンセントと、給電口近くにある給電端子の二つから電力を取り出すことができます。
災害時や緊急時など、自動車に貯めた電力が非常電源として役に立つのは防災の観点からみても良い点といえるでしょう。
補助金を受け取ることができる
交通のクリーン化に向けて、国をあげて電気自動車の普及に力を入れています。
そのため、電気自動車を購入する際には、国や自治体の補助金制度を利用することが可能です。
さまざまな種類の補助金があるため、それらを上手く活用することで、初期導入コストを少しでも抑えることが可能です。
電気自動車のデメリット
電気自動車にもメリットがあればデメリットもあります。
対応している車の種類が少ない
ガソリン車と比較すると電気自動車の種類はまだ多くないため、購入する際には選択肢が少なくて選びにくいかもしれません。
しかし、今後ますます普及が予想されるため、種類はこれから増えていくでしょう。
充電できる場所が限られている
大手の商業施設やコンビニ、パーキングエリアには設置の割合が増えてきた充電スポットですが、場所によっては充電スポットまで遠く、普段使いするには難しいところもあります。
現在、日本には充電スタンドが約30,000か所あり、ガソリンスタンドと比較するとまだ劣っていますが、充電スタンドは電気自動車の普及に伴い今後も増えていくでしょう。
初期費用がかかる
電気自動車はガソリン車に比べて車両価格が高いです。
そのため、費用を抑えたいと考える人は新車の電気自動車よりも中古のガソリン車を選ぶことでしょう。
電気自動車に興味はあるけど費用が高くて手が出しにくいといった場合には、導入時の負担を減らし普及を進める補助金制度を活用しましょう。
航続距離への不安
電気自動車と聞いて、航続距離を不安視する方が多いのではないでしょうか。
今までは航続距離が短いといわれてきた電気自動車ですが、年々長い距離を走れる電気自動車が発売されています。
車種によって航続距離は異なりますが、およそ200~600キロメートルです。
東京-名古屋間で約350キロメートルなので、普段使いには問題がないでしょう。
電気自動車をおすすめしやすい人
ここまでは電気自動車のメリット・デメリットを紹介しました。
では、電気自動車はどんな人に向いているのでしょうか。
自宅に充電がある人
主に、戸建て住宅に住んでいて自宅に電気自動車の充電設備を設置できる方には大変おすすめです。
帰宅後に充電し、翌朝には満充電にすることができるため、導入後も不便なく利用できるでしょう。
自宅外で充電場所が近い人
自宅に充電設備がない場合でも、近くに充電スタンドのあるスーパーや商業施設などがあれば問題ないでしょう。
そのほか、コンビニやカーディーラー、宿泊施設、道の駅、SA・PAなどに設置されていることが多いので自宅近くにあるか確認してみましょう。
主に近距離移動しかしない人
長距離移動が多い方は、充電残を気にして途中で充電する必要があります。
近距離移動しかしない場合、一度充電してしまえば数日は運転することができるため、経路にある充電スタンドを探す等のストレスがありません。
電気自動車の一般的な値段
新車、中古車によって価格は大きく異なります。
またメーカーによってもガソリン車同様、値段が異なります。
新車の場合
日産・マツダ・ホンダから販売されている新車の価格相場は300〜600万円ほどです。
ベンツ・ステラ・ポルシェとなると1000万円以上のハイクラスな価格となります。
ガソリン車と比較して種類も多くないため、予算によって選択肢が狭まってしまうというのが現状です。
中古車の場合
中古車となると80~500万円と幅広いですが、やはりガソリン車と比べると流通量も多くないので選択肢は多くないことを念頭に置いて探すと良いでしょう。
まとめ
今回は電気自動車の仕組みとメリット、デメリットについて、ガソリン車と比較しながら解説しました。
まだまだ開発段階の部分も多い電気自動車は、それゆえに車両価格が高くコストもかかることがありますが、国の補助金の支援などである程度はリカバーされることも増えてきており、電気自動車の開発は業界として拡大しているので、これらの問題も解決されることでしょう。
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