サンフィールド エコキュートの配管について 基礎知識を紹介! 種類・工事のタイミング

エコキュートの配管について基礎知識を紹介!種類や工事のタイミング

投稿日 2022年8月31日 最終更新日 2024年9月25日

「エコキュートの配管にはどのような役割があるの?」

「エコキュートの配管に関して注意すべきことは?」

と疑問をお持ちの方も多く見受けられます。

エコキュートを活用するには配管の設置が欠かせません。

また、エコキュートを長持ちさせるにはお手入れを定期的に実施する必要があります。

今回の記事では、エコキュートを初めて設置するという方に向けて、配管に関する基礎知識、種類、工事のタイミング、お手入れなど幅広く紹介します。

エコキュートの導入をご検討中の方や、導入後の不具合でお悩みの場合など

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エコキュートの配管とは?

エコキュートの配管とは、貯湯タンクや浴室のシャワー、水道の蛇口などの部品をつなぐためのアイテムです。

エコキュートは空気の熱を利用してお湯を作り出します。そのお湯は貯湯タンクに貯められており、必要なときに使用する仕組みです。

配管がなければエコキュートによって温められたお湯を使用することができません。

そのため、エコキュートを設置する場合は配管工事も同時に実施する必要があるのです。

なお、エコキュートの配管にはいくつか種類があります。次章で詳しく確認していきましょう。

エコキュートの配管の種類

ここでは、エコキュートの配管の種類を紹介します。

ヒートポンプ配管

ヒートポンプ配管とは、エコキュート本体と貯湯タンクをつなぐ配管のことです。

貯湯タンクとはお湯を貯めておくためのタンクを指します。貯湯タンクにお湯を送る役割と、貯湯タンクからエコキュート本体に水を運ぶ役割をもちます。

このヒートポンプ配管には三層管と呼ばれる配管が使用されることが多いです。

なお、エコキュートの配管の中でもヒートポンプ配管は劣化しやすいといわれており、水漏れなどのトラブルを起こす可能性があるため、定期的にメンテナンスを実施する必要があります。

給水配管

給水配管とは、貯湯タンクと浴室のシャワーや水道の蛇口などをつなぐ配管のことです。

この配管はお湯を利用するときには使われません。

水をシャワーや蛇口まで届けるために使われます。

給水配管に水漏れなどトラブルが生じると、シャワーや蛇口から水が漏れることがあります。

地震や凍結などによって給水配管が故障し、水漏れが起きる可能性もあります。

ちなみに、エコキュート以外の給湯器でも給水配管は使用されます。

給湯配管

給湯配管とは、貯湯タンクとお湯を使う場所をつなぐ配管のことです。

シャワーや浴槽、キッチンなどにお湯を運ぶ役割を担います。

蛇口をひねると貯湯タンクからこれらの場所にお湯が運ばれる仕組みです。

給水配管と似たような役割を持ちますが、高温のお湯が流れるため、給水配管とは異なるパイプが使用されます。

例えば、耐熱性のあるHTVP管や、低温時の衝撃にも耐える​​HIVP管などが利用されることが多いです。

風呂配管

風呂配管とは、フルオートタイプのエコキュート専用の配管のことです。

貯湯タンクと浴槽の給水口をつなぎます。

フルオートタイプは、給湯から保温、足し湯、追いだきまで自動で行えるタイプのエコキュートです。

追いだきや自動保温の機能を利用する際に、浴室配管が使われます。

一度浴槽に貯められたお湯を浴室配管を通して回収し、再度エコキュートで温めてから浴槽に戻します。

一度浸かったお風呂のお湯を戻すため、浴室配管には皮脂などの汚れが付着しやすくなります。

エコキュートの配管を工事するタイミングとは?

エコキュートの配管はどのようなタイミングで設置すればいいのでしょうか?

一般的にエコキュートの配管工事は、エコキュートを設置するタイミングで同時に行われます。

また、エコキュートを買い替え・交換する際にも配管工事が行われることがあります。

古い配管をエコキュート用の配管に取り替えるだけなので、多くの時間を必要としません。

工事にかかる時間の目安としては、1時間〜3時間程度でしょう。

エコキュートの配管のお手入れは必要?

エコキュートの配管を長く使用し続けるためには、定期的にお手入れすることが大切です。

自動洗浄

自動洗浄は、配管を最も手軽にお手入れする方法です。

エコキュートに搭載された機能で自動洗浄を行います。

自動洗浄機能では、貯湯タンクと浴槽の給水口をつなぐ風呂配管を掃除する際に使われます。

先述した通り、この浴室配管は一度浸かったお湯を回収する際に使われるので、皮脂や湯垢などが付着しやすいです。

このような汚れを取り除くために、フルオートタイプのエコキュートでは自動洗浄機能を利用できるようになっています。

洗剤

洗剤を使って半年に一回程度洗浄するようにしましょう。

市販の洗剤を使用して自分で配管を掃除します。

浴槽にお湯を貯めて、購入した洗剤を溶かします。その後に追いだきをすることで配管を掃除するのです。

ただし、エコキュートやメーカーによって推奨されている洗浄方法が異なることがあります。

エコキュートの取扱説明書やホームページなどに使用可能な洗剤や洗浄方法が掲載されていることがあります。

このような情報を参考にして、正しい方法で洗浄することが大切です。

業者

3年に一回程度は、業者に依頼して洗浄することをおすすめします。

プロに依頼することで、自動機能や自分では取り除けない汚れを取り除くことができます。

また、配管の劣化などを同時に確認してもらえるので、取り替えのタイミングなどを判断してもらえます。

業者やメーカーによって費用は異なりますが、1万5千円〜2万円程度が目安です。


しっかりと手入れすることで清潔なお湯を使用できますし、配管が早く劣化するのを防げます。

エコキュートの配管が水漏れしたら?

エコキュートの配管で水漏れが起きた場合、どのように対応すればいいのでしょうか?

水漏れの症状

エコキュートの配管で水漏れが起きるとお湯が出なくなる、電気代・水道代が高くなるなどの症状が現れます。

お湯が出なくなるのは、配管から水やお湯が漏れてしまい、蛇口や給水口まで届けられないためです。

電気代・水道代が高くなる場合、水漏れしたことにより普段より多くの水が使われている可能性があります。

他にも、お湯が出ないという表示が出る場合、配管の水漏れを疑いましょう。

水漏れの原因

水漏れはどうして発生するのでしょうか?

水漏れが起きる原因は、寿命やメンテナンス不足などが考えられるでしょう。

一般的にエコキュートは10年程度で寿命をむかえると言われています。

エコキュートを使い始めてからしばらく時間が経過している場合は、経年劣化による故障でしょう。

また、メンテナンスが定期的に行えていないと、不純物が配管内にたまってしまい、詰まりや水漏れなどのトラブルが発生しやすくなるのです。

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水漏れの対処法

水漏れが起きた場合は、配管を交換して対応します。

交換工事にかかる費用は、本体ごとを交換するのか、配管のみを交換するのかによって異なり、業者やメーカーによっても異なります。

まずは業者やメーカーに問い合わせて、どのように対応すべきか確認し、見積もりを作成してもらいましょう。

なお、工事が完了するまでは給湯器をストップし、元栓や止水元栓を閉めて応急処置するとよいでしょう。

取扱説明書の指示通りに対応してください。

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エコキュートの配管について知ろう

今回の記事では、エコキュートの購入を考えている方に向けて、配管に関する基礎知識を解説しました。

エコキュートを新たに設置する場合、配管工事も同時に行わなくてはいけません。

配管を設置することで水を本体に運び、蛇口や給水口にお湯を届けることができます。

また、配管は定期的に洗浄などのメンテナンスを実施することが重要です。

メンテナンスを行うことで汚れがたまりづらくなり、エコキュートを長く使用することができます。

株式会社サンフィールドは、エコキュートをはじめ、太陽光発電システム、蓄電池、スマート暖房などの商品を取り扱っています。

エコキュートの設置をお考えの方は、ぜひご相談ください。

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