
神奈川県のエコキュート向け補助金とは?申請時の注意点も紹介!
投稿日 2025年7月1日 最終更新日 2025年7月1日
エコキュートの導入には、初期費用が多くかかります。
今回は神奈川県にお住まいの方に向けて、少しでも導入費を安くするために、エコキュートの補助金について解説します。
申請をする際の注意点もご紹介しますので、参考にしてみてください。
お悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。
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目次
神奈川県で利用できるエコキュートの補助金は?
現時点、県独自の補助金制度は残念ながらありませんでしたが、国の補助金制度「給湯省エネ2025事業」の補助が受けられます。
ちなみに、神奈川県内で唯一、個人向けの補助金を出している市町村は足柄上郡松田町【令和7年度 スマートハウス整備促進事業費補助制度】のみとなります。
✅ 松田町(足柄上郡)の「スマートハウス整備促進事業費補助制度」(個人向け)
〇対象:松田町在住の個人(自ら居住する住宅)
〇内容:エコキュートや太陽光・蓄電池などのスマートハウス設備導入時に、一定額の補助あり
※補助金額や申請時期については、松田町の公式サイトで最新の案内をご確認ください。
国の「給湯省エネ2025事業補助金」との併用が可能ですので、国補助+町補助で補助額アップが見込めます。松田町にお住まいの方はこのお得な機会に導入を検討されてはいかがでしょうか
✅平塚市【家庭用省エネ給湯設備導入補助金】は、6月20日(金)17時に受付終了しています。
【神奈川県松田町】スマートハウス整備促進事業費補助制度

補助金名 | 令和7年度 スマートハウス整備促進事業費補助制度(令和7年度予算額 3,700,000円) |
補助金概要 | 地球温暖化の防止及び環境保全意識の高揚を図るため |
補助金額 | 5万円(定額) |
補助金を受けるための要件 | 町内の自己住居に申請年度内にシステムを設置、またはシステム付き住宅(未使用のもの)の購入が完了でき、以下の要件を満たすこと。 (1)電灯契約を結んでいる個人(太陽光発電システム設置の場合) (2)設置する建物は、住居として使用されていること(店舗・事務所の兼用を含む) (3)設置建物が申請者の所有物でない場合は、書面により所有者の承諾を受けていること(共有名義を含む) (4)申請時に町税等の納期経過分を納付していること |
公募期間 | 2025/04/15~ |
横浜市・横須賀市・川崎市などは個人で利用できる補助金がない?
横浜市、横須賀市、川崎市 の個人向けエコキュート補助金については、現時点で公式情報がありませんでした。横浜市や川崎市も、ZEH支援・太陽光連携など補助全体では積極的ですが、エコキュート単体での補助金制度はありませんでした。
前述のとおり、神奈川県で個人利用ができるエコキュート向け補助金は松田町のみの実施となります。

では、他の市区町村の方は補助金利用を諦めるしかないかというと、そうではありません。
他の市区町村にお住まいの方で利用できる補助金として、国が公募しているものが利用できる場合があります。
導入時の条件に合う補助金を選ぶ必要があるため、導入前に業者へ国の補助金を利用したい旨伝えてみましょう。
国が公募している補助金詳細については下記にまとめているので、気になる方は是非チェックしてみてください。
【2025年度最新】脱炭素社会の実現に向けた取組への予算案
ここからは、エコキュートとも関連性が高い脱炭素社会の実現に向けた家庭向けの補助金事業の概要と予算をご紹介していきます。県では、2050年脱炭素社会の実現に向けて、「オールジャパン、オール神奈川」で取り組んでいくため、事業者や家庭など様々な主体の取組を後押ししています。そこで太陽光発電の導入拡大に向けて取組を大幅に強化
太陽光発電の導入拡大に向けた取組強化
①住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金(令和7年4月25日受付開始)
・住宅用の太陽光発電と蓄電池を併せた導入に係る経費の一部を補助します。
・予算額:3億4,400万円
②太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金(令和7年4月25日受付開始)
・住宅向けに初期費用ゼロで太陽光発電を導入するサービス(住宅用0円ソーラー)に係る経費の一部を補助します。
・予算額:1億2,700万円
③共同住宅用自家消費型太陽光発電等導入費補助金(令和7年4月25日受付開始)
・予算額:1億2,700万円
・予算額:540万円
④ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入費補助金(令和7年4月25日受付開始)
・中小工務店が施工するZEHの導入に係る経費の一部を補助します。
・予算額:7,500万円
⑤既存住宅省エネ改修事業費補助金(令和7年4月25日受付開始)
・既存住宅の窓等の省エネ改修工事に係る経費の一部を補助します。
・予算額:6,000万円
引用元:太陽光発電の導入拡大に向けて取組を大幅に強化します! – 神奈川県ホームページ

こちらは、神奈川県の全市区町村の方が受けられる補助金です。
住宅の省エネ化を促進するため、既存受託の省エネ改修に対して補助が受けられます。
〇「かながわ脱炭素ポータル」では補助制度全般が案内
太陽光・蓄電池など住宅用再エネ機器の共同購入割引や公募情報が随時更新。
〇令和7年度(2025年度)当初予算案
再生可能エネルギー導入や省エネ機器への助成が新設・拡充されています。予算全体は4兆円規模で、脱炭素関連分野には一定の配分あり。
〇「既存住宅省エネ改修事業費補助金」実施令和7年4月25日~12月26日で、事前申請の上で住宅向け省エネ改修(給湯器含む)に補助が提供されます 。エコキュートが該当する可能性あり。
参考:神奈川県ホームページ 環境農政局令和7年度当初予算(案)主要施策の概要
かながわ脱炭素アクション創出事業費
こちらは、期間中に、県産農産物の購入、使用済み化粧品容器の持参などで、店舗から受け取れるポイントが上乗せされるという事業でした。
普段利用しているお店のポイントを追加付与してもらえるため、利用しやすい仕組みになっています。
参考:神奈川県HP 令和7年かながわ脱炭素アクション創出事業
高校生・地域向け脱炭素普及啓発事業費
こちらは、個人向けの補助金とは少し違いますが、高校生を対象とした教育プログラムを構築し、県内の高校に普及させていく取り組みに対しての事業費となっています。
予算額は2,000万円です。
参考:神奈川県ホームページ 環境農政局令和7年度当初予算(案)主要施策の概要
ZEH導入費補助
こちらは、中小工務店が施工するZEHの導入に対して経費の一部を補助するという内容の事業です。
それぞれの補助額は下記のとおりです。
補助対象住宅の種類 | 補助額 |
ZEH+(Nearly ZEH+含む) | 90万円/戸 |
ZEH(Nearly ZEH含む) | 55万円/戸 |
ZEH Oriented | 50万円/戸 |
太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助
最後にご紹介するのは、太陽光発電の初期費用に関する補助です。
予算額は1億2,700万円で、詳細はまだ明らかになっていませんが、住宅への太陽光発電のさらなる導入拡大が目的とされています。
初期費用ゼロで住宅に太陽光発電を導入する事業に補助すると明記があります。
参考:神奈川県ホームページ 環境農政局令和6年度当初予算(案)主要施策の概要
神奈川県でエコキュートの補助金を申請する時に気をつけることは?
ここからは、補助金を申請する時に気を付けておきたいポイントをご紹介します。

申請しても必ずもらえるとは限らない
補助金には、予算額があり、一定数を超えると公募が締め切りになります。
締め切り直前に申請を行った場合等は、抽選になることもあります。
必ずもらえるとは限らないため、注意が必要です。
各自治体で申請方法や対象者が違う
二つ目は、自治体ごとに申請方法や対象者、要件が異なるという事です。
多くの場合、補助金の申請手続きは、販売店などが行う場合が多いです。
しかし書類の記入や必要な資料を揃えるなど、設置する本人が行わなくてはならないことがあります。
それぞれの補助事業に合わせて必要な書類や対象者、条件などを、補助金事業のホームページから把握しておくと良いです。
受付期間前に終了してしまう可能性がある
前述したことと重複しますが、受付期間中でも、予算額に達した場合は終了する可能性があります。
補助金をできるだけ受けたいと考えている場合は、補助金の窓口へ、予算額がまだ残っているかを確認しておきましょう。
関連書類をきちんと作成しないと受給できない
当然のことですが、書類の作成に不備があると、申請を行っても不備で受理してもらえないことがあります。
作成する書類で、必要事項を記入する場合は、不備がないかを提出前に確認して提出を行います。
特に、完了報告書などは提出に期限があるため、できるだけ余裕を持った作成を心がけた方が良いです。
まとめ
〇県での個人向け補助金は現状なし。
〇国の事業(給湯省エネ2025)で6~13万円補助※契約事業者経由で申請
〇市町村レベルでは松田町のみ実施。
〇2025年度は既存住宅改修補助金など県の脱炭素政策が拡充傾向
株式会社サンフィールドでは、豊富な知識を元に、お客様のニーズに合わせたエコキュートのご提案や買い替えのご相談、新規導入時のご相談も承っています。
エコキュートに興味がある方は、ぜひサンフィールドまでご連絡ください。
太陽光発電設備や蓄電池、エコキュートをなるべく安く導入したいと考え、 補助金を活用しようとお考えの方は多いのではないでしょうか。
- 補助金を活用したいが申請方法が複雑でよくわからない。
- 補助金申請を代行してくれる会社が中々見つからない。
- そもそも補助金を利用できるのかがわからない。
このような方は、ぜひサンフィールドまでご相談ください。
サンフィールドでは、お客様の代わりに補助金申請の代行を行っており、手間なくスムーズに補助金を利用できます。
また、どのメーカーの製品のお見積りにも対応できるので、各メーカーの価格比較も簡単に行うことができます。
現在、まだご検討中の場合も、なるべく安く導入したいと
お考えの方は、ぜひ一度下記よりご相談ください。

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