【2024年最新】給湯省エネ事業のエコキュート向け補助金とは?
投稿日 2024年3月5日 最終更新日 2024年9月20日
省エネ対策にもなる給湯機エコキュートには補助金を利用できることをご存知でしょうか。
便利な機能の多いエコキュート、少しでもお得に導入したいものです。
エコキュート向け補助金、給湯省エネ事業の2024年の最新情報を知りたい方に向けて、エコキュートの中でもどの商品が対象になるか、その対象機種や補助額、対象となる製品の要件、2023年からの変更点などを紹介します。
本記事では、エコキュートを購入する際の注意点なども含めて、これからエコキュート購入を考える方に役立つ情報をお届けします。
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目次
エコキュート用の補助金「給湯省エネ事業」とは?
「給湯省エネ事業」は家庭における最大のエネルギー消費を高効率化することを目的として行われ、省エネが可能な高効率給湯機導入の費用を補助が申請できます。
家庭における給湯器のエネルギー消費は消費量全体の約3割といわれ、効率化は大きな省エネにつながります。
2024年給湯省エネ事業は「在宅省エネ2024キャンペーン」で給湯省エネ2024事業として展開しています。
このキャンペーンは家庭における省エネを進めるため「子育てエコホーム支援事業」「先進的窓リノベ2024事業」「賃貸集合給湯省エネ2024事業」とともに参加しています。
給湯省エネ2024事業で補助を受けるには、2024(令和)5年11月2 日以降に着工するものが対象で、新築、既存それぞれの住宅で要件を満たす必要があります。
参考:経済産業省 ⾼効率給湯器導⼊促進による家庭部⾨の省エネルギー 推進事業費補助⾦の概要 (令和5年12月19日時点)
エコキュートの中でもどの商品が対象になる?対象機種や補助額を解説!
給湯省エネ2024事業は、エコキュートの中でどの商品が対象になるのでしょうか。
対象となる製品や要件、補助額について解説します。
対象となる製品の要件
対象となる製品の要件は下記の通りです。
補助金を申請したい商品が対象となっているか確認してみましょう。
対象 | 要件 |
ヒートポンプ給湯機 | 1.「電気温水機器のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等」の規定を超える機器であること。 *基準となる「エネルギー消費効率」は、ふろ保温機能を有する場合は、年間給湯保温効率を、ふろ保温機能を有しない場合は 年間給湯効率を指す。 2.ただし、おひさまエコキュートに関しては基準が確立していないため、基準を満たしてないものも対象となる。 |
ハイブリッド給湯機 | 一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格(JGKAS A705)で、年間給湯効率が108.0%以上であること。 |
参考:経済産業省 給湯省エネ2024事業(令和5年度補正「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について
補助額と要件
製品ごとの補助額や補助金を受けるための要件は下記の通りです。
対象 | 基本補助額 | 要件 | 要件概要 | 要件を満たした時の補助額 |
ヒートポンプ給湯機 | 8万円/台 | A要件 | ・インターネットに接続可能であること ・翌日の天気予報や日射量予報に連動すること ・昼間に沸き上げがシフト可能なこと | 10万円/台 |
B要件 | ・補助要件下限の機種より5%以上CO2排出量が少ない上、以下のaあるいはbのいずれかのの要件を満たすこと *a 2025年度目標基準値+0.2以上の性能 *b おひさまエコキュート | 12万円/台 | ||
AとB両方の要件 | AとBの要件をすべて満たすこと | 13万円/台 | ||
ハイブリッド給湯機 | 8万円/台 | A要件 | ・インターネットに接続可能なこと ・昼間の再エネ電気を積極的に自家消費する機能があること | 13万円/台 |
B要件 | ・補助要件下限の機種より5%以上CO2排出量が少ないことに加え、一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格に基づく年間給湯効率が116.2%以上であること | 13万円/台 | ||
AとB両方の要件 | AとB要件をすべて満たすこと | 15万円/台 |
補助額は一台につき8万円が基準です。
ヒートポンプ給湯器、ハイブリット給湯器どちらの給湯器にもそれぞれAとBの要件があり、要件を満たすと補助金の額が増える仕組みになっています。
ヒートポンプ給湯器の場合、インターネット接続などの要件を満たすと1台につき10万円、CO2排出量の一定数の減少とおひさまエコキュートの設置で12万円。
両要件を共に満たすと最大13万円の補助があります。
ハイブリット給湯器の場合はインターネット接続などの要件を満たすか、CO2排出量の一定数の減少と年間給湯効率が116.2%以上であれば1台につき13万円、上記の要件を共に満たすと1台につき最大15万円の補助が可能です。
参考:経済産業省 給湯省エネ2024事業(令和5年度補正「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について
対象となる具体的な各メーカー製品
補助金の対象となる具体的なメーカーや製品は参考URLよりダウンロードできるので確認してください。
また対象商品に関しては各メーカーに問い合わせる必要があります。
最新のものは準備中なので、正式に決定次第専用の公式ホームページで発表されます。
2023年度からの変更点を紹介!申請方法が一部変わる?
2024年からの「給湯省エネ事業」は、申請方法が一部変更されているようです。
ここでは変更点について解説します。
一部書類の提出方法が変わる
2024年のキャンペーンでは補助金は事業者を通じて消費者に還元されます。
それにともない「交付申請等委任状」の提出が不要となり、新たに「共同事業実施規約」の提出が必要です。
この変更により消費者は口座情報の提出が不要になりました。
2023年のキャンペーンでは補助金が消費者に直接振り込まれていたため消費者の口座情報の提出が必要でしたが、2024年のキャンペーンでは補助金が事業者を通じて還元されるという形で消費者に払われるためです。
他の補助金と併用できない
「給湯省エネ事業」は原則、本事業と補助対象が重複する国の他の補助制度との併用はできません。
例えば子育てエコホームによる支援を受けるなどした場合、利用ができません。
ただし、国費の投入がない地方公共団体の補助制度については併用が可能なものもあります。
その他にも、給湯省エネ事業と一体的に行う4つの事業に関しては補助対象が重複しなければ併用可能です。
参考:経済産業省 ⾼効率給湯器導⼊促進による家庭部⾨の省エネルギー 推進事業費補助⾦の概要 (令和5年12月19日時点)
蓄熱暖房機あるいは電気温水器を撤去する場合、追加で補助金が出る
エコキュートの導入と合わせて蓄熱暖房機または電気温水器の撤去をする場合、さらに補助金が出ます。
これはエコキュート導入にあたって、以前使っていたものを撤去する場合、エコキュート導入の補助金にさらに補助金が加算されるというシステムです。
蓄熱暖房機の撤去では1台につき10万円、電気温水器の撤去では1台につき5万円の補助金が加算されます。
ただし、撤去の対象がエコキュートの場合は補助金の加算はないので注意が必要です。
さらに、注意事項として蓄熱暖房機等からエコキュートに切り替えた場合、電気料金のメニュー等が変更することがあります。
事前の確認が必要なので、契約する電力事業者に確認しましょう。
参考:経済産業省 給湯省エネ2024事業(令和5年度補正「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について
【これから購入する方は必見】エコキュートを購入する際の注意点
補助金を検討しながらエコキュートの導入を考える場合、知っておきたい注意点を解説します。
補助金の申請をサポートしてくれる業者を選ぶ
エコキュートの設置のみを考える場合と違い、給湯省エネ2024事業を利用し、補助金を受けたい場合は、業者を選ぶ必要があります。
申請の手続きから補助金の受け取りまで補助対象者である一般の消費者が申請することができず、代わりに「給湯省エネ事業者」として登録されている事業者が行います。
したがってエコキュートで補助金を受け取るには給湯省エネ2024事業に「給湯省エネ事業者」として登録されている業者を選ぶことが必要になります。
相見積もりをして相場を把握する
エコキュートの設置、購入の際は必ずいくつかの業者に見積もりを依頼しましょう。
これはエコキュート自体の価格や設置工事にかかる価格の相場を知るためです。
相場を知ることで余計な費用の支出を避けることが可能になります。
全体の最終価格だけでなく、エコキュート自体の価格や、工事費用など細かく確認して比較してみましょう。
極端に高い場合は当然ですが、相場よりも安い場合も安心のために口コミサイトなどで事業者について調べてみることをおすすめします。
できる限り取り扱いメーカー数が多い業者を選ぶ
取り扱うメーカーの数は業者によって異なります。
自分の欲しいエコキュートがある場合は取り扱いがある業者を選びましょう。
エコキュートのメーカーを絞れていない場合はできるだけ多くのメーカーを取り扱っている業者を選びます。
多くのメーカーを取り扱っている場合、それぞれのメーカーのメリットやデメリットを説明してもらうことが可能で、迷っている場合はアドバイスももらえるでしょう。
また、各メーカーの見積もり比較もすることができます。
アフターサポートが充実しているかを導入実績から確認する
エコキュートは長く使用する設備なので、なるべくアフターサポートの充実している業者を選びましょう。
ホームページやダウンロードできる資料に実績などが載っていれば、事前にしっかり確認することをおすすめします。
その他にも、定期点検や修理の実績なども参考になるので、下調べをしておきましょう。
アフターケアが無料なのか有料なのかなど思わぬ出費にならないように注意しましょう。
まとめ
今回は、エコキュート向け補助金の最新情報について紹介しました。
これからエコキュートを導入するのであれば、給湯省エネ事業はぜひ知っておきたい情報です。
エコキュートの中でもすべての機種が対象というわけではなく、申請方法で変更のある点もありますので、情報をよく把握して上手に活用できるようにしたいものです。
補助金の申請をサポートしてくれる業者、取り扱いメーカーの多い業者を選ぶとよりスムーズに導入できるでしょう。
株式会社サンフィールドでは、エコキュートの導入のご興味のあるご家庭に向けて、使用状況に合わせた提案をしています。
エコキュートに興味のある方や、補助金を利用した導入を検討されている方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。
太陽光発電設備や蓄電池、エコキュートをなるべく安く導入したいと考え、 補助金を活用しようとお考えの方は多いのではないでしょうか。
- 補助金を活用したいが申請方法が複雑でよくわからない。
- 補助金申請を代行してくれる会社が中々見つからない。
- そもそも補助金を利用できるのかがわからない。
このような方は、ぜひサンフィールドまでご相談ください。
サンフィールドでは、お客様の代わりに補助金申請の代行を行っており、手間なくスムーズに補助金を利用できます。
また、どのメーカーの製品のお見積りにも対応できるので、各メーカーの価格比較も簡単に行うことができます。
現在、まだご検討中の場合も、なるべく安く導入したいと
お考えの方は、ぜひ一度下記よりご相談ください。
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