【エコキュートの水漏れ】確認方法から応急処置まで徹底解説!
投稿日 2023年12月14日 最終更新日 2024年11月26日
エコキュートから突然の水漏れが起きた時、どうやって止めればいいのでしょうか。
エコキュートの水漏れが起こる原因や、処置の方法を事前に知っておくことで落ち着いて対応ができます。
今回は、エコキュートの水漏れの確認方法や、水漏れかどうか分からない時に確認するポイント、また、エコキュートから水漏れが起きていた場合にすぐにできる応急処置、その後の対処法まで徹底的に解説していきます。
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目次
これって水漏れ?水漏れを確認する方法
水漏れかな?と思ったときに確認する方法をご紹介していきます。
お湯を出してみる
まずはお湯を出してみましょう。
台所や洗面所等のお湯が出てくる蛇口からお湯が出るかどうかを確かめます。
お湯が出なくなっていないか
お湯が出なくなっている場合は給湯配管の不具合が起こっている可能性があります。
いつもより明らかにぬるいお湯しか出ない場合も、水漏れによって配管内の水の量が多くなり、蛇口から出るはずのお湯の温度が安定しないために、こういった症状が起こります。
すぐにお湯がなくならないか
普段使用しているお湯の量と変わらないのに、タンクのお湯の残量だけ先に減っている場合も注意が必要です。
お湯を使い始めてすぐに、タンクの残量がなくなってしまう場合は、水漏れを起こしている可能性があります。
使用中にお湯が水に戻ることがないか
お湯の使用に、お湯から水に戻る場合も水漏れを起こしている可能性があります。
ヒートポンプ配管は熱に強い性質の配管ですが、約90℃のお湯が日々流れているため、10年前後で経年劣化が始まり、漏水の原因になることがあります。
電気代と水道代を比較する
普段より電気代と水道代が高くないか
普段と変わらない使い方をしているのに、電気代と水道代が高い場合も要注意です。
今月は電気代も水道代もいつもより高い!と感じた時は、まず、目視できるところで漏水していないか確認しましょう。
ただし、エコキュートの場合は目視出来ないところでも漏水が起こっていることがあります。
その場合は、エコキュートの販売店や工事店へ漏水していないか確認を行うことをお勧めします。
エコキュートの状態を確認する
目視できる場所での漏水はエコキュート本体の周辺を確認することで判断できます。
ヒートポンプ配管の周辺が濡れていないか
まずは、ヒートポンプ配管の周辺が濡れていないか確認しましょう。
ヒートポンプ配管とはヒートポンプユニットと貯湯タンクをつなぐ配管です。
前述したとおり、ヒートポンプ配管の内部は熱いお湯が行き来しているため、長年使用していると傷んでいる箇所から漏水が起こることがあります。
漏水と間違いやすいケースとして、朝方から昼前にかけてヒートポンプ周辺が濡れていることがあります。
この場合、日中や夕方頃に乾いていれば結露水が排出されているだけで漏水ではないので心配要りません。
ただし、昼を過ぎても夕方になってもずっと、ドレンホースから水が出ている場合や、ヒートポンプ周辺が濡れている場合は、漏水している可能性が高いので、すぐにエコキュートの電源を落として止水栓を止めるなどの対応が必要です。
修理には専門業者の対応が必要になるので、販売店や工事店へ相談しましょう。
エコキュートの水漏れが起こる原因
ここからは、水漏れが起こる原因について解説していきます。
エコキュートの寿命
エコキュートの寿命で水漏れが起こるケースです。
エコキュートの寿命は10年~15年ほどと言われています。
使用開始から約10年経過すると、配管や内部が劣化して漏水する原因になります。
特に、配管は紫外線や外気にさらされることで劣化が進みやすくなります。
どのエコキュートもいつかは寿命を迎えるものですが、万が一漏水しても早期発見できるよう、定期的なメンテナンスを行いましょう。
エコキュートの移設
自分でエコキュートを移設した場合も水漏れが起こる原因になります。
エコキュートの移設には、業者への依頼が必要です。
しかし、それを知らずに動かしてしまった場合は、配管にトラブルが生じ、漏水するリスクが高まります。
また、移設によるエコキュートの故障は、保証期間内であっても保証の対象外になるケースもあります。
こういったトラブルを避けるためにもエコキュートを移動したい場合は、必ず専門業者に相談してください。
エコキュートの長期間放置・不使用
長期間の旅行や、出張などでエコキュートを長く使用していない状態が続くと、久しぶりに使用する際に水漏れが起こることがあります。
この時に起こる水漏れで、「水抜き栓」からの水漏れであれば、問題ないことがほとんどです。
ただし、いつまで経ってもお湯にならない場合や、水漏れがひどくなる場合は専門業者へ修理依頼する必要があります。
長期間(約1か月)使用しない場合は、タンクの水抜をすることで対策ができます。
各メーカーの取扱説明書に従って水抜を行いましょう。
エコキュートの配管の凍結
寒い時期によく起こる漏水の原因が、配管の凍結です。
配管が寒さによって凍結し、破裂してしまうことで水漏れが生じます。
配管が凍結してしまった場合は、蛇口をお湯が出る状態で開いておき、お湯が出るまで待つことをお勧めします。
また、少しでも早くお湯が使いたい場合は、配管をタオルで覆い、ゆっくりとぬるま湯を掛けることで溶かすこともできます。
凍結を防ぐためには、事前に配管に保温材を巻く、遮光テープで紫外線対策をすると良いです。
それでも凍結してしまうことがありますが、凍結した配管に熱いお湯をかけるのは破裂の原因や劣化を進めることになるため、絶対にやめましょう。
エコキュートの結露やタンク内のお湯の膨張
エコキュートがお湯を沸きあげている時に、結露やタンク内のお湯の膨張で排水口や排水管から水が出ることがあります。
この場合は、正常な排水なので、漏水の心配はありません。
すぐに止める!エコキュート室外機から水漏れが起こった時に自分でできる応急処置
ここからは、水漏れが起こった時に自分でできる応急処置を解説していきます。
電源を止める
エコキュートで水漏れが起きている場合まずは、エコキュートの電源を止めます。
水漏れが起きている位置によっては電気系統のトラブルが発生する恐れがあるためです。
リモコンで電源をオフにして、貯湯タンクにある本体用のブレーカーを落とせば電源が止まります。
エコキュートの止水栓を止める
次に行うのは、エコキュートの止水栓を止めることです。
電源を落とした後は、貯湯タンクの下部辺りにある止水栓を閉めます。
この止水栓を閉じると、水道配管からの水の供給が止まるので、漏水被害の拡大を防ぐことができる場合があります。
取扱説明書を確認しても、止水栓がどこにあるか分かりにくい場合は、各メーカーのお客様相談窓口に電話をすると、電話口で説明してもらいながら操作することができます。
水道の元栓を止める
エコキュートから水漏れが発生している場合は、先ほどご紹介した2つの方法で一時的な対処はできます。
ただし、上記の対応をしても漏水が止まらない場合や、エコキュートの止水栓を閉めることができなかった場合は水道の元栓を閉めましょう。
水道の元栓を閉めると、家中の水道の供給が止まるため漏水の拡大は防ぐことができますが、トイレや洗濯機が使用できないことを覚えておきましょう。
メーカー別修理が必要なエラーコード
修理が必要なエラーコードをメーカー別にご紹介します。
パナソニック
パナソニックの場合は、エラーコードが「H○○」や、「F○○」と続く番号になっていると修理が必要な可能性が高いです。
「沸上中」が消灯している時に排水配管やドレン口から水が漏れている場合は、逃し弁レバーを数回上下に動かしたあと、逃し弁レバーを下げて排水配管・ドレン口からのお湯が止まるか、しばらくの間確認します。
しばらく経ってもお湯が止まらない場合は、購入した販売店へ連絡しましょう。
ダイキン
ダイキンエコキュートの場合は、F17やF47エラーが出た場合、水もれの可能性が高いです。
ダイキンでは、「エコキュートAIチャット」機能を活用してエラー内容の詳細や、対処法に関して調べることができます。
F17エラーは貯湯タンクの不具合により、貯湯ユニットから水漏れを検知した場合に発生します。
新しくお湯を作ることはできませんが、タンク内に残っているお湯は使用できることも「エコキュートAIチャット」で教えてくれます。
東芝
東芝エコキュートの場合、E:8のエラーが出ていると水漏れをしている可能性が高いです。
リモコンでエラー表示を解除して動作確認を行い、水漏れしている箇所がないか目視でも確認を行います。
改善しない場合は、販売店や施工店へ修理・点検依頼を行いましょう。
まとめ
今回は、水漏れを確認する方法、エコキュートの水漏れが起こる原因、エコキュート室外機から水漏れが起こった時に自分でできる応急処置、メーカー別修理が必要なエラーコードを解説しました。
事前に起こり得るトラブルがあることや、そうなった際の対処法を知っておくことで、いざという時も慌てずに対応することができます。
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