【電気ポットの電気代は高い?】電気ケトルとの違いや6つの節電方法
投稿日 2023年8月10日 最終更新日 2024年9月20日
電気ポットは、お湯を沸かすための家電製品です。
朝起きてすぐにお湯が沸いていて、コーヒーやお茶をすぐに飲むことができるため、多くの家庭で使用されています。
しかし、電気ポットは電気代が高いというイメージがあるのではないでしょうか。
そんな方のために、今回は電気ポットの電気代と、節電方法についてご紹介します。また、電気ケトルとの違いについても解説します。
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電気ポットの電気代
電気ポットの電気代は、下記の計算式で求めることができます。
消費電力(kWh)× 使用時間(h)× 電力単価(円/kWh)
今回は容量2.2Lで、1日の消費電力は0.78kWh(湯沸かし2回、再沸騰1回、保温90℃で23時間を想定)、1kWhあたりの電気代は31円で計算してみました。
1日あたりの電気代は約24円、1年間で約8,700円ほどかかることが分かりました。
10年前の古い電気ポットと比べると電気代は安い?
1回沸騰させた場合の電気代を、2013年製の象印 CH-CE10と2022年製のタイガー PIS-A221Tで比較してみました。
沸騰させることだけに限定すれば、10年前の電気ポットでも電気代はほとんど変わりませんね。
電気ケトルの方が電気代は高い?
電気ケトルと電気ポットは、どちらも電気で加熱してお湯を沸かす器具ですが、いくつかの違いがあります。
電気ケトルは電気ポットと比べてサイズがコンパクトで持ち運びがしやすい反面、容量は電気ポットに劣ります。
また、電気ポットのように保温機能がついていないものも多いです。
電気ケトルと電気ポット、電気代に違いはあるのでしょうか。
電気ケトルの条件は、容量1L、1回あたりの消費電力は1.25kW(5分)、1日2回使用、1kWhあたりの電気代は31円で計算しています。
沸かすことだけを考えると、電気ポットとそこまで差はありません。
温度調整や保温機能が欲しい場合は電気ポット、沸かすことしか使わないのであれば電気ケトルと、ご家庭での使用方法に合わせて製品を選ぶと良いでしょう。
電気ポットを利用する3つのメリット
保温機能がある
電気ポットは保温機能がついているので、お湯を沸かした後も長時間温かい状態を保つことができます。
朝のコーヒーやお茶、夜のカップ麺など、様々なシーンで活躍します。
容量が大きい
電気ポットは通常のやかんに比べて容量が大きく、一度にたくさんのお湯を沸かすことができます。
これにより、お湯を沸かす手間が省けるだけでなく、いつでもお湯が使えるというメリットがあります。
温度設定機能がある
温度設定機能が付いた電気ポットは、お湯の温度を気にせずに、お好みの温度のお湯を使うことができます。
飲み物や料理に適した温度のお湯が使えるので、おいしい飲み物や料理を楽しむことができます。
赤ちゃんのミルクをつくるのに最適ですし、コーヒーや紅茶をおいしく淹れられるので、コーヒーや紅茶を愛好する方におすすめです。
電気ポットの節電方法6選
保温機能をつけっぱなしにしない
電気ポットには、お湯を沸かしたら保温する機能が付いています。
しかし、この保温機能は電気代を無駄にする原因になります。
そのため、電気ポットを節電したい場合は、保温機能をつけっぱなしにしないことが大切です。
低い温度で保温する
電気ポットの保温機能は、お湯の温度を一定に保つために、常に電力を消費しています。
この電力消費量は、保温温度が高いほど、大きくなります。
そのため、電気ポットの保温温度を低めに設定することで、電気代を節約することができます。
使用しないときは電源プラグを抜いておく
電気ポットは、使用していないときでも待機電力を消費しています。
待機電力とは、電気ポットが電源に接続されているだけで消費される電気です。
待機電力は電気ポットの使用時の消費電力に比べると少ないですが、小さな積み重ねで電気代に大きな影響を与えます。
節電タイマーを使用する
電気ポットの節電タイマーは、電気ポットを使用する時間帯を設定することで、電気ポットが自動的に電源を切る機能です。
電気ポットを使用しない時間帯に電源を切ることで、電気代を節約することができます。
電気ポットの節電タイマーを使用するには、電気ポットの取扱説明書を参照してください。
電気ポットによっては、節電タイマーの設定方法が異なる場合があります。
再沸騰の回数を減らす
電気ポットを使用する際に、再沸騰をすると電気代が2~3倍かかると言われています。
そのため、電気ポットを使用する際には、なるべく再沸騰を避けることが大切です。
再沸騰を避けることで、電気代を節約するだけでなく、電気ポットの寿命を延ばすことにも繋がります。
省エネ機能がついたモデルに買い替える
電気ポットの節電方法として、省エネ機能がついたモデルに買い替えることも有効です。
省エネ機能がついた電気ポットは、通常の電気ポットよりも電気代を節約することができます。省エネ機能には、以下のようなものがあります。
エコモード:沸騰後、保温状態になるまでの間、電力消費を抑える機能
節電保温:保温温度を低めに設定する機能
保温中断機能:一定時間保温を中止する機能
保温終了機能:保温時間経過後に自動的に電源を切る機能
省エネ機能が付いているおすすめの電気ポット
象印マホービン「優湯生」CV-EV30BK
象印マホービンの「優湯生(ゆうとうせい)」CV-EV30BKは、沸騰後も沸騰状態を維持し、その後徐々に温度を下げることで、カルキの析出を抑える「優湯生(ゆうとうせい)」加熱方式を採用した電気ポットです。
また、保温時も一定温度を保ち、温度を上下させないので、美味しいお湯をいつでも保温することができます。
さらに、お湯を注ぐ際の勢いを抑える「ステンレス製給湯パイプ」を採用しているため、お湯が飛び散りにくく、安心して使うことができます。
タイガー「とく子さん」PIQ-A221W
タイガーの電気ポット「とく子さん」PIQ-A221Wは、保温時の電気代を節約できる「節電保温」機能が搭載されています。
この機能は、保温温度を低めに設定することで、電気代を節約できるというものです。
また、保温温度を60度、70度、80度、90度、98度から選ぶことができるので、お好みの温度で保温することができます。
さらに、お湯を沸かす際の消費電力を抑える「省エネモード」も搭載されています。
このモードでは、お湯を沸かす時間を短縮することで、電気代を節約することができます。
パナソニック NC-BJ225
パナソニックの電気ポットNC-BJ225は、お湯を沸かす際に発生する「カルキ」を除去する「カルキ除去機能」が搭載されています。
この機能は、お湯を沸かす際に、カルキを吸着する「カルキフィルター」を内蔵することで、カルキを除去するものです。
また、カルキフィルターは簡単に取り外して洗浄できるので、いつでも清潔に保つことができます。
さらに、お湯を沸かす際に発生する「雑菌」を除去する「クリーン機能」も搭載されています。
この機能は、お湯を沸かす際に、加熱水蒸気を吹き付けることで、雑菌を除去するものです。
パナソニック マイコン沸騰ジャーポットNC-SU224
パナソニック マイコン沸騰ジャーポットNC-SU224は、真空断熱構造を採用し、保温時の電気代を約20%節約できる電気ポットです。
また、保温温度を50~95度で5度刻みに設定することができるので、お好みの温度で保温することができます。
さらに、お湯を沸かす際に発生する「カルキ」を除去する「カルキ除去機能」も搭載されています。
アイリスオーヤマ ジャーポット マイコン式IAHD-122
アイリスオーヤマのマイコン式電気ポットIAHD-122は、2.2Lの大容量で、家族が多い家庭におすすめです。
また、保温温度を3段階(70度、80度、90度)から選ぶことができるので、お好みの温度で保温することができます。
さらに、お湯が沸騰したときに自動的に保温モードに切り替わる「自動保温機能」が搭載されているので、手間をかけずに美味しいお湯を保温することができます。
まとめ
電気代にお悩みの方は、省エネ機器の導入も検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社サンフィールドでは、実際に導入を検討されているご家庭にお伺いして、月々の電気代やご家庭のライフスタイルをヒアリングし、ニーズに合わせたご家庭にとって最適な省エネ機器をご提案しています。
各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、長く安心してお使いいただける体制も整っております。
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