エコキュートをおすすめしない理由とは?設置のメリットや後悔しない方法
投稿日 2022年8月16日 最終更新日 2024年9月20日
空気中の二酸化炭素を取り込みお湯を沸かすエコキュート。
近年家計にも環境にもやさしいといった理由で注目されています。
しかし、エコキュートについて調べていると「エコキュートはやめておけ」「エコキュートはおすすめしない」などのネガティブな情報をよく目にします。
エコキュートを設置して後悔するのは、事前にしっかり知識をつけていなかったことや上手に活用できていないパターンがほとんどです。
今回は、エコキュートはおすすめしないといわれている理由と導入することによるメリット、後悔しないためのポイントを解説します。
また、サンフィールドでは予算に応じた最適なエコキュートのご案内が可能です。
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目次
「エコキュートはおすすめしない」と言われてしまう理由は?
エコキュートはおすすめしない、ということは導入してから後悔をしているパターンがほとんどでしょう。
よく挙げられる理由は下記の5つです。
しかし、どれもあらかじめ知識をつけておけば何の問題もないケースが多いです。
導入費用が高い
エコキュートの導入費用ですが、本体や付属品の費用以外に電気工事料金と水道工事料金がかかります。
本体代と工事代をあわせると決して安い金額ではありません。
しかし、エコキュートは1度導入すると15~20年ほど使用することができます。
エコキュートを導入することによって電気代が削減できるため、導入費用はペイすることができます。
また、お住まいの自治体によっては補助金制度を利用できるケースもありますので、事前に調べておきましょう。
お湯切れが起きる場合がある
エコキュートは沸かしたお湯をタンクに貯めて使用するため、タンク内のお湯を使い切ってしまうと水しか出ない状態となります。
タンク内のお湯が切れてしまうのは、急激にお湯の使用量が増えた場合や貯湯タンクの容量が合っていない場合に発生します。
家族構成や生活スタイルなど将来的な部分も考慮し、余裕を持ったタンクサイズを選ぶことによってお湯切れは防ぐことができます。
また、エコキュートには手動でお湯を沸かすことのできる機能もあるので、お湯が切れてしまいそうな場合にはそちらも上手に活用してみましょう。
設置場所が必要になる
エコキュートは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットから構成されており、設置するためには60cm×80cmのスペースが必要となります。
また、高さも2mほどあるので設置スペースを確保することが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、各メーカーから狭小地用の薄型タイプや小型タイプ、屋内に設置できるタイプも販売されています。
「スペースがないから設置できない」と諦めてしまう前に、一度メーカーや施工業者に相談してみることをおすすめします。
騒音問題が起きる場合がある
エコキュートの運転音は40~50dBと言われており、これは昼の静かな住宅地やエアコンの室外機と同程度です。
エコキュートが発する音自体はそこまで問題ではありませんが、ヒートポンプユニットから出る12.5Hz程度の低周波音は注意が必要です。
通常あまり聞こえませんが、人によっては不快に感じる場合もあります。
設置場所はなるべく寝室近くや隣家の近くを避けると良いでしょう。
また、ヒートポンプユニットの正面にブロック塀があると音が反響して大きく聞こえてしまう場合があるので、しっかり現地調査をして設置場所を決めましょう。
料金プランを変更する必要がある
エコキュートは電気代の安い夜間にお湯を沸かしタンクに貯めておきます。
エコキュートを導入し、夜間の電気を使用することによって電気代を安くすることができます。
エコキュート設置に伴う電気料金プランの変更には電力会社への申請手続きが必要となりますので、注意しましょう。
エコキュートをおすすめする理由とは?
ここまではエコキュートをおすすめしない理由を紹介しました。
ここからはエコキュートをおすすめする理由について解説します。
光熱費が安くなる
エコキュートは少ない電力で大気中の二酸化炭素を圧縮し高温にすることによって加熱するため、ガス代がかからなくなります。
また、通常の電気料金プランは電気を使用すればするほど単価が上がりますが、エコキュート専用の夜間電力が安いプランが多くの電力会社から出ています。
災害時に水が使える
エコキュートは、1日に使用するお湯を沸かして貯湯タンクに貯めておく貯湯式になっているので、台風や地震などの災害で断水してしまった時に生活用水として使用ができます。
460Lタンクに満タンのお湯があれば、4人家族で3日程度の生活用水を確保することができます。
しかし、エコキュートは電気を使ってお湯を沸かすため、停電時には新たにお湯を沸かすことができません。
また、お湯の温度調整もできないため、高温のお湯が出る場合があるのでヤケドをしないよう注意が必要です。
太陽光発電と合う
前述したとおり、エコキュートを導入すると夜間の電力が安いプランを使用することができます。
しかし、昼間の電気代は高く設定されているところが弱点といえるでしょう。
その弱点をカバーできるのが太陽光発電です。
夜間は電力会社から安い電気を買い、日中は太陽光で発電した電気を使用することによって、電気代を大幅に削減することができます。
地球環境に優しい
ガスや灯油を使った給湯器の場合、燃料を燃やした熱を使ってお湯を作ります。
その際にどうしても二酸化炭素を発生させてしまいます。
しかし、エコキュートは大気中の空気を使用してお湯を作るので、環境にやさしく地球温暖化防止に貢献することができます。
火事などが起こる可能性が低い
エコキュートはガス給湯器と違って火を使用しないため、火災などが発生する可能性が低くなります。
ガス給湯器は災害などで破損してしまった場合、火事や爆発などを引き起こす可能性があります。
一方、エコキュートは不燃性ガスを使用しているため、火災のリスクが低いといえるでしょう。
エコキュートで後悔しないためには?
エコキュートを導入して後悔しないためにはどうすれば良いのでしょうか。
補助金を利用する
エコキュートを導入する際に補助金制度を利用できる場合があります。
補助金制度の有無、補助金の金額は自治体により異なります。
経費の一部が補助金として支給される場合と、金額が一律で決まっている場合があります。
都道府県で補助金を行っている場合もあれば、市区町村で補助金を行っている場合もあります。
住んでいる場所によっては、都道府県、市区町村両方の補助金をもらえる可能性もあります。
個人住宅の規模におけるエコキュート買い替えの補助金額の目安は、約1万円から10万円程度と考えておきましょう。
自治体の補助金は、変更・廃止されていることもあるため、最新の情報を調べるようにしましょう。
他のシステムと併用する
太陽光発電と蓄電池を併用することによって、災害などで発生した停電に備えることができます。
太陽光発電と併用すれば、日中は太陽光で発電した電気で生活をし、夜間の安い電気でエコキュートを稼働させることができます。
さらに蓄電池も併用すれば、太陽光で発電した電気をため、太陽光で発電できない夜間や朝方に電気をまわすことができます。
それぞれの特徴を活かして電気代を節約することができるでしょう。
シュミレーションをしてもらう
エコキュートを導入したあとに後悔をしないためには、事前にしっかりとシュミレーションをしておきましょう。
費用面だけではなく、導入後の光熱費などもシュミレーションしておくと安心です。
エコキュートの寿命は?
エコキュートの寿命は15年~20年が一般的と言われています。
実際に、2001年にエコキュートが日本で販売開始された際に導入してから現在まで問題なく稼働中のエコキュートがあるという事例もあります。
長く使用するには定期的なメンテナンスや日頃のお手入れも大切なので忘れないようにしましょう。
エコキュートを設置してみよう
今回はエコキュートについて解説しました。
株式会社サンフィールドでは、実際に導入を検討されているご家庭にお伺いして、月々の電気代やご家庭のライフスタイルをヒアリングし、ニーズに合わせたご家庭にとって最適なエコキュートをご提案しています。
各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、エコキュートを長く、安心してお使いいただける体制も整っております。
少しでもエコキュートの導入にご興味があるご家庭はお気軽にサンフィールドまでお問合せ下さい。
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