蓄電池とは?簡単に説明!種類や選び方についても解説
投稿日 2022年6月29日 最終更新日 2024年9月25日
度重なる台風などの災害による長期間の停電に備えて、家庭用蓄電池を導入されるご家庭や固定価格買取期間が終了し売電収入が大幅に減少してしまったお客様が、家庭用蓄電池を導入するケースが急激に増えています。
そもそも家庭用蓄電池はどのような仕組みでできているのでしょうか。
今回は家庭用蓄電池の種類や導入する際の選び方のポイントを詳しく説明していきます。
お悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。
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蓄電池とは?
蓄電池とは、充電して電気をためることができ、必要なときに電気を供給することができるものです。
「家庭用蓄電池」とは家電製品のようなものを使えるだけでなく、ご家庭の照明やコンセントなどでも電気を使えるようにするためのものになります。
蓄電池はあまり馴染みがないように感じますが、意外と身近なものに多く使用されています。
例えば、車のバッテリーや携帯電話、ノートパソコンにも蓄電池を使用しています。
また、普段何気なく使っている乾電池も蓄電池と同じ仕組みです。
蓄電池の種類
蓄電池には、下記のとおり大きく分けて4種類あります。
同じ蓄電池でもそれぞれ特性があるので適した用途で使い分けされています。
鉛蓄電池
車のバッテリーやフォークリフトの主電源、非常用電源など、幅広い用途で用いられています。
ニッケル水素電池
リチウムイオン電池への置き換えが進んでいますが、 乾電池型二次電池やハイブリッドカーの蓄電部として利用されています。
リチウムイオン電池
小型化・高密度化が可能なリチウムイオン電池は、携帯電話、ノートパソコン、モバイルバッテリーや家庭用蓄電池など、様々な用途で利用されています。
NAS電池
作動温度が300度程度と高い上に有機電解液を用いていることから、安全性確保が重要となる電池ですが、 構成材料が資源的に豊富で長寿命であること、また充放電の効率が高いこともあり、工場などで使用されています。
工事費用
パネルの設置枚数や電気配線経路によって変わります。
また、パネル工事は高所での作業になるため足場の設置が必要となる場合もあり、その場合はその分費用が高くなります。
太陽光発電蓄電池の選び方
ここからは蓄電池の選び方を解説します。
太陽光発電がある場合はハイブリット型蓄電池
太陽光システムに付随するパワーコンディショナー(以下パワコン)は太陽光パネルで作った直流の電気を交流の電気に変換することができます。
一方、蓄電システムのパワコンは蓄電池に電気を充電する際に交流の電気を直流に変換し、電気を放電する際に直流の電気を交流に変換するためのものです。
太陽光パネルと蓄電池の両方を設置した場合は、2台のパワコンを設置する必要がありますが、両方の機能を備えたハイブリッド蓄電池というタイプもあります。
いざという時の操作や設置スペースが省略できるという部分で、ハイブリット型蓄電池がオススメです。
ただし、太陽光が元々設置されている場合は太陽光メーカーの保証や適合性の部分をあらかじめ確認しておく必要があります。
太陽光発電が無い場合は単機能型蓄電池
単機能型は蓄電池パワコンの機能のみ搭載されているので、太陽光発電システムがないご家庭では、単機能型蓄電池を選ぶと良いでしょう。
蓄電池を導入した方が良い理由
では、蓄電池を導入するとどのようなメリットが得られるのでしょうか。
停電や災害時に電気が使える
地震や台風などの災害時に長期間停電してしまう可能性があります。
そういった時に蓄電池を導入しておくと、もしもの時に貯めた電力を使用できます。
電気料金を抑えられる
災害時だけでなく、蓄電池は普段使いが出来ます。
太陽光発電システムで発電し、余った電気を蓄電池に充電することによって、夕方~夜間の電気を使う時間帯にその電気をまわすことができます。
そうすれば0円で作った電気で電気を使えるので、電力会社から高い電気を買う必要がなくなり、電気料金を抑えることが可能です。
オール電化や太陽光発電との相性が良い
エコキュートを導入すると、深夜が割安な料金プランを使用することができます。
そして蓄電池に夜間の割安な電気を充電しその充電した電気を朝方の電気を使う時間帯に放電すれば、わざわざ高い電気を買わなくても安い電気を使用することができるのでこちらも電気料金を抑えることができます。
補助金制度がある
蓄電池を導入するにあたって、コスト面がネックになっている方も多いのではないでしょうか。
補助金制度を知っているのと知らないのとでは雲泥の差です。
ぜひ、国やご自身がお住まいの自治体で補助金を受けられるのか調べておきましょう。
蓄電池ではデメリットもある
メリットもあれば、デメリットもある蓄電池。
一体どのようなデメリットがあるのでしょうか。
導入費用が高い
蓄電池の容量によっては高額になる場合があります。
必要以上の容量を選ばない(オーバースペック)、ご家庭に合った蓄電池を選ぶことが大切です。
また、前述したとおり補助金制度を利用することによって導入費用を抑えることができます。
蓄電できる電気量が年々減っていく
蓄電池は消耗品のため、経年劣化で蓄えられる電気量は年々減っていきます。
これまで蓄電池の保証期間は10年間というものが一般的でしたが、蓄電池の性能もどんどん向上しており最近では15年保証のメーカーが増えています。
設置スペースを確保する必要がある
蓄電池を設置するためにはどうしても設置スペースが必要となります。
しかし、近年では小型化も進んでおり、屋外だけでなく屋内にも設置出来るタイプもありますので、ご家庭にあったタイプの蓄電池を選びましょう。
オール電化や太陽光発電との組み合わせで蓄電池を有効活用しよう
株式会社サンフィールドでは、実際に導入を検討されているご家庭にお伺いして、月々の電気代やご家庭のライフスタイルをヒアリングし、ニーズに合わせたご家庭にとって最適な家庭用蓄電池をご提案しています。
各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、蓄電池を長く、安心してお使いいただける体制も整っております。
また、補助金などの代行申請手続きも承っており、導入の際の煩わしさもありません。
今後ますますの普及が予想される家庭用蓄電池ですが「停電時の備え」「電気代の節約」「太陽光発電システムの固定買取制度終了後の対策」など、少しでも家庭用蓄電池の導入にご興味があるご家庭はお気軽にサンフィールドまでお問合せ下さい。
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