電気代が高い原因とは?1人暮らしの電気代の平均額や改善方法を紹介!
投稿日 2022年9月12日 最終更新日 2024年9月20日
「電気代が高くなった」「電気代が高い原因は?」という方もいるのではないでしょうか。
電気代はさまざまな要因によって変動します。
電気代が高いと感じる方は電気料金プランを切り替えるなどして対策することが大切です。
それでは、電気代が高くなるのはどうしてでしょうか?
また、電気代を抑えるためにはどうすれば良いのでしょうか?
今回の記事では、電気代の決まり方や電気代が高い原因、電気代を抑える方法を紹介します。
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目次
電気代が急に高くなった?
利用明細書を見て「電気代が急に高くなった」と感じた方はいませんか?
電気代が高くなるのにはいくつかの原因が考えられます。
例えば、電気代は電力量不足などの外的要因によって高くなることがあるので、電気料金自体が上昇している可能性があります。
他にも、単純に使用している電力量が増えた可能性もありますし、電力メーターなどが故障している場合もあります。
電気代が高いか判断するためには、まず電気代が決まる仕組みを理解することが大切です。
電気代はどのように決まる?
では、電気代はどのように決まるのでしょうか?
ここでは、電気代の決まり方を紹介します。
基本料金
基本料金とは、毎月支払う固定費用のことです。
電気の使用量に関わらず支払うので、電気を使っていない月でも支払うことになります。
電気会社は多くの家庭に電気を届けるために設備投資を行わなくてはいけません。
電気会社はこの基本料金を利用してそのコストを補っているのです。
基本料金は電力会社によって異なります。
中には基本料金を請求していない電力会社もあるので、契約前に確認しましょう。
電力量料金
電力量料金とは、使用した電力量分にかかる費用のことです。
固定額を支払う基本料金とは異なり、電力量料金は月によって変動します。
電力量料金をもう少し詳しく説明すると、「電力量金単価 × 毎月の使用電力量」に「燃料費調整単価 × 毎月の使用電力量」を加えたり、差し引いたりして価格が決まります。
燃料費調整単価は、石油や石炭の価格の変動によって影響を受けるので、加算するか減算するかは月によって変わることがあります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、電気会社が電気を買い取る際にかかる費用を補うための費用のことです。
「再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 毎月の使用電力量」で計算します。
賦課金の単価は再生可能エネルギーがどれくらい導入されるかを予測し、経済産業大臣によって決定されます。
なお、発電設備を建設するためにかかるコストなどを賦課金で補うことで、再生可能エネルギーの普及を目指します。
【2022年】電気代の平均的な価格とは
電気代はどれくらいが平均なのでしょうか?
1人暮らしの電気代平均
総務省統計局の調査※によると、1人暮らしの電気代の平均は5,791円です。
さらに季節ごとに見ていくと、電気代平均は以下の通りになっています。
暖房機器などを使用する冬の季節は他の季節よりも高くなりやすいです。
冬以外の季節で電気代が6,000円を超えている方は、平均と比較すると電気代が高いということになります。
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003000773
世帯別の電気代平均
続いて、2人以上の世帯の電気代の平均※を確認していきましょう。
2人以上の世帯の電気代の平均は10,671円です。
2人以上の世帯のほうが1人あたりの電気代が安いことがわかります。
※家計調査(2020年)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0002070002
平均より電気代が高い場合の原因【4選】
それでは、電気代が高くなる原因は何でしょうか?
季節
季節は電気代を左右する大きな要因のひとつです。
先ほど紹介した電気代の平均を見ても、季節によって電気代が異なります。
冬から春にかけては電気代が高くなりやすいのに対して、夏や秋は費用が安くなります。
「冬の時期に電気代が高くなった」という方は、主に暖房によるものなので、暖房の使い方を見直すなどしてコスト削減を目指しましょう。
漏電
電気代が急に高くなったという方は、漏電が起きているかもしれません。
漏電とは電気がルートから外れて漏れてしまった状態です。
電気機器や電気配線を長年使用していると劣化してしまいますが、これが原因で漏電が起きることがあります。
漏電を発生させないためには、定期的にメンテナンスを実施することが重要です。
また、漏電が発生していることに気づいた際は、すぐに業者に連絡するようにしましょう。
電力メーター等の故障
電力メーターはあまり故障しないといわれていますが、故障する可能性はゼロではありません。
アナログ式のメーターだと検針員が数値を確認しますが、メーターが故障してしまうと電気代が高く表示されることがあるのです。
通常よりも電気代が高いと感じたら、電力メーターが故障していないか確認しましょう。
ただ、スマートメーターを使用している場合は他のことが原因である可能性が高いです。
電気価格
電気代が高い原因として、電気価格自体が高騰している可能性が考えられます。
市場連動型のプランを契約している場合、市場価格の変動によって電気代も影響を受けてしまいます。
つまり、市場価格が高騰するとその月に支払う費用も高くなるのです。
このような場合は自分の契約しているプラン内容を確認して、プラン変更を検討するとよいでしょう。
電気代を抑える方法
電気代、および光熱費を抑える方法を紹介します。
電気料金プランを切り替える
電気料金プランを切り替えることで、電気代を節約できる可能性があります。
市場連動型のプランを契約している方は、それ以外のプランを選ぶことをおすすめします。
料金以外にも、供給エリアや支払方法などを踏まえた上で、自分にとって最適なプランを選ぶことが大切です。
電気代をシミュレーションできる電気会社のホームページもあるので、そちらも確認してみましょう。
IHとエコキュートを組み合わせて使用する
IH(Induction Heating)とエコキュートを組み合わせるのも光熱費を抑えるひとつの手段でしょう。
IHとは、電磁誘導によって熱を発生させる加熱方法のひとつです。
エコキュートは大気中の熱を利用して水を温める仕組みを言います。
IHとエコキュートを同時に導入することでオール電化住宅が進められるので光熱費を抑えられます。
工夫して電気代を抑えよう
今回の記事では、電気代が高いことを懸念している方に向けて、電気代が高い原因や電気代の決まり方、電気代を抑える方法を紹介しました。
季節、電気代の高騰、漏電など電気代が高くなる原因はさまざまです。
原因によって解決方法が異なるので、まずは原因を明確にしましょう。
また、電気料金プランを切り替えたり、IHとエコキュートを組み合わせたりして、電気代の節約を目指しましょう。
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