家庭でできる災害対策とは?注意したいポイントまとめ!
投稿日 2022年8月31日 最終更新日 2024年9月20日
近年、大雨や地震などによる災害が増えています。
そういった災害時に備えて日頃から対策をしておくことで被害を少なくすることができます。
今回は、防災の基本からご家庭でできる防災対策、そして防災対策をする際のポイントを解説します。
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目次
災害対策の基本とは?
災害対策の基本は「自助」「共助」「公助」の3つです。
「自助」とは、一人一人がご家庭で災害に備えるなど、自分で自分自身を守ること。
「共助」は、地域や身近にいる人同士が協力し助け合うこと。
そして「公助」は国や地方公共団体などがおこなう救助活動や支援物資の提供などの公的支援のことをいいます。
その中でも「自助」が最も重要となります。
災害が発生した際に自分の命は自分で守ることができるよう、あらかじめ備えておくとともに身の安全を確保できるよう知識をつけておくことが大切です。
地震大国日本。国が掲げる災害対策
日本では「災害対策基本法」という法律が制定されています。
災害対策全体を体系化し、総合的かつ計画的な防災行政の整備及び推進を図ることを目的として制定されたもので、大規模広域な災害に対する即応力の強化、住民等の円滑かつ安全な避難の確保、被災者保護対策の改善、平素からの防災への取組の強化等が規定されています。
(参考:環境省 https://www.env.go.jp/content/900536334.pdf)
家庭でできる災害対策
ご家庭内でできる災害対策にはどういったものがあるのでしょうか。
家の安全対策
大地震などが発生した場合、転倒した家具の下敷きになって怪我をする可能性があります。
家具は倒れてしまうものと考え、転倒防止対策をしましょう。
寝室や子供部屋にはなるべく大きな家具は置かないようにし、万が一倒れた場合に部屋の出入口をふさがないように配置しましょう。
また、家具が倒れてしまわないよう突っ張り棒やL字金具などで壁に固定しておくことをおすすめします。
他にも、窓ガラスや照明、家電製品など災害時には凶器となってしまうものがたくさんあるため、災害発生時にどんな危険があるのかあらかじめ考えて対策をしておく必要があります。
そして、災害時でもすぐ取り出せる場所に懐中電灯や靴、ホイッスルを用意しておきましょう。
身の安全の守り方の理解
大地震などの災害はいつどこで発生するのか分かりません。
家の中や外出先など、自分がいる場所ごとに身の守り方を知っておく必要があります。
・家の中
まず、大きな家具からは距離を取りテーブルの下などに隠れましょう。焦って外へ出るのは危険なのでやめましょう。
・商業施設など
慌てて出口や階段に殺到してしまうと二次被害が発生する可能性があるので、施設係員の誘導指示に従いましょう。ショーウィンドウやガラス製の棚、照明などの下からは離れるようにしてください。
・エレベーター内
最寄りの階で停止し、エレベーターから降りましょう。避難するためにエレベーターを使用しないようにしてください。
・街中
看板や割れた窓ガラスが落下してくる可能性があるので、建物からは距離を取るようにしてください。また、自動販売機やブロック塀など倒れそうなものからも離れてください。
・車を運転中
急停車せず、ハザードランプを点灯しながら徐行し、道路左側に停車しましょう。周囲の安全を確認し、車のキーを付けたまま車外へ出ましょう。
水や食料などの備え
災害が発生した場合は、電気ガス水道などのライフラインが長期に渡り止まってしまう可能性があります。
そうなった場合でも生活ができるよう日頃から飲料水や非常食などの「非常備蓄品」しておくと安心です。
そのほかにも、避難しないといけない場合に持ち出す「非常持ち出し品」を備えてきましょう。
【1人分の非常備蓄品】※最低3日分用意
・飲料水9リットル
・ご飯(アルファ米)4~5食分
・ビスケット1~2箱
・チョコレート2~3枚
・乾パン1~2缶
・缶詰2~3缶
・携帯トイレ
・トイレットペーパー
・生理用品
【非常持ち出し品】
・携帯用飲料
・食品(乾パン、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金など)
・救急用品
・ヘルメットや防災頭巾
・軍手
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・衣類
・毛布
・携帯充電器、予備電池
・ライター、ろうそく
・万能ナイフ
・使い捨てカイロ
・ウェットティッシュ
・筆記用具
・ミルク(小さなお子様がいるご家庭)
・紙おむつ(小さなお子様がいるご家庭)
・哺乳瓶(小さなお子様がいるご家庭)
(参考:消防庁「わたしの防災サバイバル手帳」)
連絡手段の確認
災害時に家族がバラバラの場所にいることもあるでしょう。
災害時は携帯電話の回線が繋がりにくくなるため、あらかじめ互いの安否が確認できるよう集合場所や安否確認方法を決めておきましょう。
安否確認には「災害伝言板」や「災害用伝言ダイヤル(171)」などのサービスを利用すると良いでしょう。
災害対策する際のポイント
災害はいつ発生するか分かりません。日頃から万が一に備えて正しい知識と心構えを身につけておくことがとても重要です。
災害対策マニュアルに目を通しておく
消防庁から「災害対策マニュアル」が発行されているので、目を通しておくと良いでしょう。
また、お住まいの自治体から防災マップ・ハザードマップも配布されているので、近くの避難所の場所を確認しておきましょう。
備えが十分か確認する
災害時に備えた対策が十分かどうか、再度確認してみましょう。
また、非常食にも賞味期限があるため、年に1回は中身を見直す必要があります。
災害の種類を理解する
災害といってもさまざまな種類と被害があります。
こちらの記事で災害の種類について解説しているので、あわせて確認しておきましょう。
情報収集手段を把握しておく
災害時の情報収集手段として、政府が運営しているSNSがあります。
こういったものも知っておくといざという時に役に立ちます。
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/twitter.html
電化住宅をつくる
災害時に電気ガス水道などのライフラインが止まってしまう可能性がありますが、その中でも復旧が早いのは電気といわれています。
オール電化住宅の場合、電気しか使用しないため、災害時には強い住宅といえます。
災害対策の基本を理解しておこう
もしもの時のために防災対策をしておくことに越したことはありません。
家庭内でできる防災対策とあわせて、もしもの時のために太陽光発電や蓄電池を導入するのもひとつの手です。
株式会社サンフィールドでは、そういった災害時の備えとなる太陽光発電や蓄電池の取り扱いをおこなっています。
各メーカーの豊富な施工実績や、導入後の充実したアフターサービスもあり、安心してお使いいただける体制も整っております。
少しでも太陽光発電や蓄電池の導入にご興味があるご家庭はお気軽にサンフィールドまでお問合せ下さい。
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