エコキュートに替えると水道代が高くなる?水漏れの減免や節約について

投稿日 2024年4月9日 最終更新日 2024年4月9日

エコキュートは光熱費の削減に役立ちます。

ただ、エコキュートに替えて電気代は安くなる代わりに、水道代が高くなってしまうのではないかと懸念している方もいるようです。

実際に水道代が高くなるケースはありますが、そこには原因があります。

今回は、エコキュートに替えて水道代が高くなった時に考えられる原因や、エコキュートの利用時に水道代を安く抑えるポイントなどについて解説します。

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エコキュートに替えて水道代が高くなった時に考えられる原因

給湯器をエコキュートに替えると光熱費が下がるものの、水道代が上がってしまう場合があります。

では、水道代が高くなった時に考えられる原因は何でしょうか。

考えられる原因を以下に紹介します。

高圧タイプのエコキュートを使用している

高圧タイプのエコキュートを使用していると水道代が高くなることがあります。

通常タイプのエコキュートは他の給湯器と比較して水圧が弱いという特徴があります。

そこで、それを解消するために高圧タイプのエコキュートを使用すると、水圧が強い分水道量が上がります。

どのメーカーのエコキュートも高圧タイプは通常タイプに比べて水圧が1.5〜1.8倍に設定されています。

そのため、同じ時間シャワーを使った場合、高圧タイプの湯量の方が多くなるので水道料が上がることにつながります。

エコキュートが水漏れしている

水道代が普段と比べて急に上がった時は、エコキュートから水漏れが起きているかもしれません。

お昼の暖かい時間になってもエコキュートの本体の周りが水で濡れている場合、貯湯タンクやヒートポンプユニットが漏水の発生が原因になっていることもあります。

水漏れの疑いがあるときは、まずはヒートポンプユニットや貯湯タンクに接続された配管が外れていないかどうかを確認しましょう。

また、配管が外れていなくても、配管のつなぎ目からじわじわと水が漏れている場合もエコキュートから水漏れしている可能性が高いと考えられます。

エコキュートから水漏れしている場合には止水をする

エコキュートからの水漏れを確認できたら、速やかに止水しなければなりません。

下記の手順で止水できますので参考にしてください。

1.家の中の水道の全ての蛇口を閉める

2.エコキュート用の止水栓を閉める

3.水道メーターが動いていないかを確認する

4.エコキュートの止水栓を開ける

上記の作業をして水道メーターが動いていることを確認できれば、水漏れの原因がエコキュートである可能性が高いです。

エコキュートからの水漏れは故障している場所によって修理の依頼先が異なります。

ヒートポンプユニットの内部が原因の場合はメーカーに依頼をします。

一方で、配管からの水が漏れている場合は設置業者に連絡が必要です。

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エコキュートが水漏れした場合の水道代の減免方法

エコキュートの水漏れのせいで水道代の請求が高額になってしまった場合でも、条件を満たせば水道代の請求金額を減らせる場合があります。

こういった水道代の減免制度についてご紹介します。

減免が対象となるか確認する

水道代の減免制度については各市町村で定められています。

多くの自治体では「使用者に過失がないこと」「水漏れの原因が災害などであること」「床下や壁の中、地中など確認が難しい部分からの水漏れであること」などを要件としています。

水道代の減免申請は、本来は通常生活では気づくことができない部分での水漏れを対象としているケースが多いですが、エコキュートからの水漏れでも自治体によっては申請できることがあります。

まずは各自治体の水道局で減免の対象となるかどうかを確認しましょう。

また、漏水が発生していても、普段の水道の使用量と比べて大きく変化がないときは減免対象にならないと言われています。

ただし、こちらも自治体によってどの程度の使用量や料金の変化で減免対象になるかどうかは異なるため、一度確認してみることをおすすめします。

減免申請に必要な書類を準備する

次に、水道代の減免に必要な書類を準備しましょう。

水道代の減免に必要な書類の例としては水道代の減免申請書、自治体指定の水道業者による修理の領収書があります。

 また、水漏れ箇所の修理の前後の写真の提出が必要になる場合もあるので、忘れずに写真を撮っておきましょう。

自治体によって異なる場合もありますので、申請の際は直接お住まいの自治体の水道局に確認してください。

水道代の全額が減免してもらえるわけではない

水道代の減免申請が認められても、水漏れによって高騰してしまった水道代の全額が戻ってくるわけではありません。

水道代の減免が認められた場合の多くは、増額した5〜8割程度が減免されるケースのようです。

自治体によって規定も異なるため減免される金額も変わってきます。

また減免対象は漏水した部分の料金が対象になるため、日常的に利用した分の水道代は支払う必要がありますのでご注意ください。

減免申請は自治体によって異なる

先ほども述べたとおり、水道代の減免申請は自治体によって異なります。

申請書等は各自治体のホームページよりダウンロードできる場合がありますので一度確認してみましょう。

自治体によってはホームページからオンラインで減免申請をすることができる場合もあります。

また、申請期限も自治体によって異なるのでこちらもあわせて各自治体の水道局のホームページで確認することをおすすめします。

自治体によりますが、一度減免申請が認められると数年間は水漏れ修理の減免が受けられないこともあるようですので注意したほうが良いでしょう。

エコキュートで水道代を安く抑える5つのポイント

ではエコキュートを使用するときに電気代だけでなく水道代も安く抑えるにはどうしたらいいのでしょうか。

ここでは、エコキュートで水道代を安く抑えるための5つのポイントをご紹介します。

お風呂や家事の時に水を出しっぱなしにしない

基本的なことですが、お風呂や家事のときに水を出しっぱなしにしないように気をつけるだけで水道代は安く抑えられます。

エコキュートを利用する際は深夜帯の安い電気料金で貯湯タンクのお湯を沸かし、そのお湯を日中に利用するというサイクルが最も経済性が高いと言われています。

そのため日中になるべくお湯を沸かすことがないような使い方が、水道代と電気代の両方を抑えるのに有効です。

低水圧用のシャワーヘッドにする

エコキュートの水圧が弱いために使用する水量が増えてしまうのではと心配される方もいるかもしれません。

その場合は低水圧用のシャワーヘッドに交換すれば少ない水量で水圧を上げることができます。

低水圧用のシャワーヘッドは安い場合、数千円程度で購入できます。

設置も比較的簡単ですので水圧への不安や水道代を安く抑えたい場合は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

お風呂は高温足し湯機能を使う

冷めたお風呂のお湯を温め直すときは追い炊きではなく、高温足し湯機能の利用する方が光熱費の削減にはおすすめです。

追い焚きはぬるくなった浴槽のお湯を、貯湯タンクにたまったお湯の熱を使って温め直す仕組みです。

そのため、追い炊きの頻度が高いとタンクのお湯の温度が下がってしまい、タンク内のお湯を温め直すためにエコキュートを余分に稼働させてしまいます。

その結果、トータルの光熱費が上がる可能性があります。

お風呂のお湯を温め直す時は、あらかじめタンクに溜めてあるお湯を差し湯する方が省エネと光熱費削減につながります。

節水モードで給湯量を調節する

エコキュートには各メーカーや機種によって節水モードが搭載されています。

節水モードでは過去に利用したお湯の量を自動で学習し、各家庭に適したお湯の量を炊き上げてくれます。

また、炊き上げの温度も自動調節してくれるため、お湯の量も温度も無駄が少なくなり光熱費の削減が実現します。

ただし、お湯をたくさん利用する季節や、日々の使い方によっては湯切れを起こすこともありますので、節水モードをうまく利用することが大切です。

給湯モニターでお湯を使いすぎていないか確認する

給湯モニターにはタンクに残っている給湯量が表示されているため、こまめにチェックして給湯量を把握することで水道代の節約につながります。

また給湯モニターにはその家庭にあった最適な炊き上げモードの提案や、お湯の使い過ぎを教えてくれる機能などを備えているタイプもあります。

使えるお湯の量をモニタリングすることで自然と節水意識も生まれ、無理をせずに光熱費の削減に取り組めるでしょう。

光熱費を考えるとエコキュートはお得

エコキュートは夜間にまとめてお湯の沸き上げをすることができるので、深夜電力が割安になる電力プランと組み合わせることで電気代を大幅に削減することが可能です。

深夜に沸かしたお湯を日中利用することで、ピークタイムの給湯による電力消費を抑えられるのです。

例えば、日中に電気を利用するライフスタイルだとしても、光熱費のトータルで考えるとエコキュートを導入した方が良い場合が多くあります。

電力プランと合わせてエコキュートの利用を考えることが、エコキュートの光熱費削減のお得感を最大限に引き出せると言えるでしょう。

まとめ

エコキュートの水道代が上がってしまった原因、水道代の減免や節約方法などについて解説しました。水道代を抑えるための対策を知っておいて、よりお得にエコキュートを利用したいものです。
 
 
また、エコキュートのほか、太陽光発電や蓄電池を組み合わせて利用すると、より効果的に光熱費を節約することができます。
 
サンフィールドでは、お客様の日々の暮らしに合わせた最適なエコキュートを提案するだけでなく、太陽光発電や蓄電池の導入サポートも可能です。
 
また、補助金の申請の相談にも対応しています。興味のある方はぜひお気軽にサンフィールドまでお問い合わせください。

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