投稿日 2024年3月19日 最終更新日 2024年9月25日

エコキュートの導入を検討する際に、どのメーカーにするのが良いかお困りではないでしょうか？

今回は、数あるメーカーの中でも三菱のエコキュートに焦点を当てて、シリーズ毎にどんな特徴があるのかを解説していきます。

また、実際使っている方の口コミもご紹介しますので、三菱エコキュートの評判も見ていきましょう。

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三菱エコキュートの評判・口コミ

まずは、評判・口コミからご紹介していきます。

お天気リンクEZが優秀

“三菱エコキュートのオプションであるお天気リンクEZ。

晴れ予報でも沸かす時間帯が昼にならずに微妙という情報も聞きますが、個人的には結構ちゃんと晴れの日は昼に沸き上げしてくれてる感じで、採用してよかったなーと思ってます。

地域とかにもよるのかな？🧐”

お天気リンクEZというオプション機能への口コミです。

お天気リンクEZは、太陽光発電と連携して使用します。

特に、卒FITの太陽光発電を使用しているお宅は余剰電力の活用が簡単にできることで人気の機能です。

通常は、夜の時間帯に沸き上げを行うエコキュートですが、お天気リンクEZを使用すると、翌日が晴れの場合は、夜の時間帯の沸き上げ量を減らして、昼間の時間帯に太陽光発電の余剰電力を活用した沸き上げが可能です。

参考：むぎ@家好きBankerさん

電気代の節約

“三菱エコキュートの節電「ピーク停止」「本日のおいだき停止ボタンを毎朝押す」「節電モードレベル２」「お湯はりが終わったらすぐにオフにする」をすれば、かなり節約できます。

日中電気代が高い時間帯にわきあげさせないことが重要です。”

次は、節電モードの活用に関する口コミです。

エコキュートには湯切れ防止のために、自動で追い焚きする機能が搭載されています。

一方で、日中の電気代が高い時間に作動すると、電気代が思ったよりも高くなってしまうことがあります。

こちらの口コミのように設定を正しく行うことで、電気代をかなり節約することが期待できます。

参考：omraisuさん

故障が多い

“三菱エコキュート！

この１０年で２回故障てどないや！！

最後の口コミは、エコキュートが10年で2回故障してしまった方の口コミです。

エコキュートの寿命はおおよそ10年と言われているため、使い方によっては、寿命に近くなると故障回数も増えてしまうことがあります。

故障した際は、設置を行った施工店や販売店に確認してもらう方が良いです。

故障内容にもよりますが、メーカーが修理できる場合と、そうでない場合があります。

前者だった場合は、技術料、部品代、出張料が掛かりますが、後者だった場合でも出張料が掛かります。

販売店や工事店の電話番号を記載したものを、エコキュート本体かリモコンの近くに設置しておくと、いざという時も安心です。

参考：藤吉郎さん

そもそも三菱とは？

三菱の起源は、明治3年、岩崎彌太郎が海運業を軸とした「三菱」を創設したことから始まります。

ペリーの来航や、大日本帝国憲法の公布よりも前の時代から続いてきた歴史のある会社です。

現在では、三菱グループとして多岐にわたる事業を行い、今でも躍進を続けています。

エコキュートを扱う三菱電機は、本社ビルを東京都千代田区丸の内に構え、北海道から九州まで拠点を置いています。

参考：三菱グループHP「沿革」

参考：三菱電機HP「企業情報」

三菱エコキュートの6つのメリット

ここからは、三菱エコキュートのメリットを6つ解説していきます。

キラリユキープ(PLUS)で清潔を保てる

まずは、キラリユキープPLUS機能です。

キラリユキープPLUS機能は、タンク内に搭載されたUV-LEDユニットから深紫外線を照射し、お風呂のお湯を除菌・消臭します。

家族が入った後のお湯の匂いや濁りが気になる場合や、ふろの残り湯を洗濯で使用する際などに活躍します。

操作は、リモコンのボタンで行いますが、外出時にアプリを使って操作ができるので、帰宅後に綺麗なお湯で入浴できるのが大きなメリットです。

三菱エコキュートには、バブルおそうじ機能というふろ栓を抜くだけでマイクロバブルを発生させ配管を綺麗にしてくれる機能もあります。

キラリユキープPLUSとバブルおそうじの機能を併用することで、お風呂をより清潔に保つことができます。

参考：三菱HP　機能紹介「キラリユキープPLUS」

参考：三菱HP　機能紹介「バブルおそうじ」

お天気リンクEZで余剰電力を効率的に利用できる

お天気リンクEZは、太陽光発電システムとエコキュートを連携し、天気予報を元に昼間の余剰電力の活用をすることができる機能です。

翌日の天気予報が晴れの場合、夜間の沸き上げ量を調整して日中にも沸き上げ運転を行います。

参考：三菱HP「お天気リンクEZ」

あったかリンクで脱衣室や浴室内を温めてくれる

あったかリンクは、エコキュートの風呂自動運転との連動を行い、脱衣所や室内の暖房を開始します。

寒い季節だと浴室内や脱衣所が寒いため、入浴自体が億劫になったり、せっかく温まっても脱衣所で冷えてしまったりすることがあります。

あったかリンク機能を使うことで、入浴前や入浴後も快適に過ごすことができます。

ただし、この機能を活用する場合はインターネット環境やあったかリンクに対応している暖房機の設置が必要になりますのでご注意下さい。

参考：三菱HP「あったかリンク」

パカっとハンドルで災害時の給湯も簡単にできる

エコキュート導入の最大のメリットと言っても過言ではないのが、災害時にお湯が使用できるということです。

三菱のエコキュートも災害時にお湯が使用できます。

三菱エコキュートは、パカっとハンドルを搭載しており、脚部カバーを外さず、取水窓から非常用取水栓を使用できます。

分かりやすいハンドルと広めの吐水路で、寒い日や夜間に素早く取水することが可能です。

参考：三菱HP　機能情報「安心設計」

「ホットあわー」で湯冷めがしにくい

ホットあわーは、マイクロバブルを発生させる機能です。

約0.01ミリの微細な泡が全身を包み、入浴中のリラックス効果を高めるだけでなく、入浴後も湯冷めしにくいことや、肌水分量をアップする効果もあり、潤いが続きます。

三菱エコキュートで使用できる入浴剤を併用すると、入浴剤の香りが浴室内全体に広がり、さらに気持ちよく入浴できます。

参考：三菱HP　機能情報「ホットあわー」

アプリと連動することで凍結予防方法も通知してくれる

三菱電機家電総合アプリの「MyMU」は、三菱製のエコキュートを含む対応機器と、お手持ちのモバイル機器を接続し、機器の状態を確認することができます。

旅行先から、沸き上げを停止する操作を行ったり、タンク内の残湯量の確認をしたりすることができるほか、凍結予防方法も通知してくれるなど、生活に合わせたさまざまな活用が可能になっています。

参考：三菱HP　機能情報「MyMU」

三菱エコキュートの2つデメリット

ここまでは、三菱エコキュートのメリットをご紹介してきました。

では、デメリットにはどのようなものがあるでしょうか？

高性能のものほど価格が高い

三菱エコキュートには性能別にたくさんのシリーズがありますが、高性能なものほど価格が高くなります。

先ほどご紹介してきたメリットの中には上位機種にしかついていない機能もあり、ご自身の生活に取り入れたい機能や容量と導入価格を比較して機種を選ぶと後悔せずに導入できます。

お湯切れになる可能性がある

エコキュート全般のデメリットとしてあげられるのが、お湯切れになる可能性があることです。

エコキュートは、普段使用しているお湯の量を学習して沸かす量を調整する仕組みになっています。

来客予定がある日や、普段よりもたくさんお湯を使用する予定がある日は、前日までに多めに沸かす設定を行いましょう。

そうすることで、湯切れの心配をせずにお湯を使用することができます。

Aシリーズ・Sシリーズ・Pシリーズの違い

三菱にはAシリーズ、Sシリーズ、Pシリーズ、EXシリーズの4シリーズが発売されています。

EXシリーズはZEH住宅向けとなっているため、今回は、A、S、Pシリーズの3種類に絞ってシリーズ毎の違いを解説していきます。

Aシリーズ

製品名	寸法	価格	特徴	タンク容量	機能
SRT-W466	630mm×760mm×2160mm	1,170,000円（税別）	フルオートW追いだき	460L	・MeAMOR ・あったかリンク ・お天気リンクEZ ・パカっとハンドル ・スマホ連携
SRT-WK466D	630mm×760mm×2160mm	1,230,000円（税別）	フルオートW追いだき 寒冷地仕様	460L	・MeAMOR ・あったかリンク ・お天気リンクEZ ・パカっとハンドル ・スマホ連携

Aシリーズの一般地向けのエコキュートには、フルオートW追いだき、エコオート、給湯専用3種類、寒冷地向けのエコキュートには、フルオートW追いだき、給湯専用の2種類がラインナップされています。

Sシリーズ

製品名	寸法	価格	特徴	タンク容量	機能
SRT-S466U	630mm×760mm×2160mm	1,370,000円（税別）	フルオートW追いだき 高機能	460L	・ハイパワー給湯 ・キラリユキープPLUS ・バブルおそうじ ・おそうじ湯はリンク ・MeAMOR ・あったかリンク ・お天気リンクEZ ・パカっとハンドル ・お急ぎ湯はり ・スマホ連携
SRT-SK466UD	630mm×760mm×2160mm	1,390,000円（税別）	フルオートW追いだき 高機能 寒冷地向け	460L	・ハイパワー給湯 ・キラリユキープPLUS ・バブルおそうじ ・MeAMOR ・あったかリンク ・お天気リンクEZ ・パカっとハンドル ・お急ぎ湯はり ・スマホ連携

Sシリーズは一般地用、寒冷地用共にフルオートW追いだき機能が標準搭載されています。

上記でご紹介している型番の製品には、ハイパワー給湯が搭載されているため、2か所同時に給湯することが多いお宅や3階に浴室があるお宅でも快適に使用ができます。

Pシリーズ

製品名	寸法	価格	特徴	タンク容量	機能
SRT-P446UB	630mm×760mm×2160mm	1,420,000円（税別）	フルオートW追いだき プレミアム	460L	・ホットあわー ・ハイパワー給湯 ・キラリユキープPLUS ・バブルおそうじ ・おそうじ湯はリンク ・ホットりたーん ・MeAMOR ・あったかリンク ・お天気リンクEZ ・パカっとハンドル ・お急ぎ湯はり ・サーモジャケットタンク ・スマホ連携
SRT-PK46UBD	630mm×760mm×2160mm	1,470,000円（税別）	フルオートW追いだき プレミアム 寒冷地仕様	460L	・ホットあわー ・ハイパワー給湯 ・キラリユキープPLUS ・バブルおそうじ ・ホットりたーん ・MeAMOR ・あったかリンク ・お天気リンクEZ ・パカっとハンドル ・お急ぎ湯はり ・サーモジャケットタンク ・スマホ連携

Pシリーズもすべての機種にフルオートW追い焚きが標準搭載されています。

一般地向けと寒冷地向けの機能の違いとして、寒冷地向けのPシリーズにはおそうじ湯はリンクが搭載されていません。

Pシリーズの主な特徴は、ホットあわーという機能が使用できることです。

ホットあわーは、マイクロバブルを発生させて、湯冷めしにくく、肌の水分量をアップします。

快適性を追求したい方におすすめです。

三菱エコキュートの導入成功事例

ここからは、三菱エコキュートを実際に導入した方の声を紹介していきます。

高水圧機種で水圧上がり気持ちも上昇

“お風呂のシャワー圧が上がりました。（洗面、台所のお湯も同様に上昇）

以前の機種では、水からお湯に変えると水圧が落ちるのはわかっていたので、高水圧にすれば水（水道管の圧）の出る勢いと同等になるんだな～と思っていました。

上がって本当に良かったです。”

こちらの方は、長年使用してきた別メーカーのエコキュートが壊れてしまい、買い替えをされています。

9年前の機種と現在の機種では搭載されている機能も向上しており、高水圧機種を選ばれて満足のいく買い替えとなったようです。

参考：楽天市場レビュー　eiju73さん40代男性

沸き上がりの速さを実感

“三菱にしたのは、若干細身であることと、我が家にはメリットのある機能がいくつか付いていたからです。

音声ガイドもキレイだし、水圧も強く沸き上げも早い。新しいのは良いですね。“

こちらは、長年使用してきた別メーカーのエコキュートを故障前に買い替えされた方の口コミです。

古い機種と比べ、本体がコンパクトであること、機能面で満足できることが決め手となったようです。

水圧が強く、沸き上げが早いことに満足しています。

参考：楽天市場レビュー　こごろう３２５６さん50代男性

まとめ

今回の記事では、三菱エコキュートの評判・口コミ、三菱エコキュートの6つのメリット、三菱エコキュートの2つデメリット、Aシリーズ・Sシリーズ・Pシリーズの違い、三菱エコキュートの導入成功事例について解説しました。
 
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